第11位 ブラック・ハッカー
2014年日本公開のスペイン サスペンス映画
監督 ナチョ・ビガロンド
出演 イライジャ・ウッド(ロード・オブ・ザ・リング、ホビット)
あのロード・オブ・ザ・リングに出ていた、イライジャ・ウッドが主演のサスペンス映画だ、でも彼が出ていなければ誰も見ない映画かもしれない。
人気女優を追っかけるオタク青年が、ふとしたことから自分のパソコン(PC)をハッキングされ、女優殺害の犯人に仕立て上げられる恐怖の出来事が描かれている。
全編パソコン画面を通しての映像が斬新で、PCハッキングのテーマは近年身近になりつつある怖い問題でもある。
人気女優ジル(サーシャ・グレイ)のファンサイトを運営しているニック(イライジャ・ウッド)のPCに、コードと名乗る男からURLが送られてくる。
このURLをクリックしたところ、映像がPCに飛び込んできた。なんとその映像はジルの盗撮ライブ映像だったんだ。
コードはニックがジルの盗撮をしていることを警察にバラすと脅し、彼の指示に従わせる。
コードはジルを誘拐、監禁し、この映像をインターネット上に公開する。彼女の後ろには爆弾があり、動画へのアクセスが今の数値から50%以下になれば彼女の命を助けるとメッセージを送る。
ところがアクセス数はうなぎ登りのように急上昇を続け、減るどころではない。彼女はコードの予告通りに爆発物による炎に包まれ焼け死んでしまう。
そして恐ろしいことに、ニックはジルを殺した殺人犯に仕立て上げられる。果たしてニックはどうなるのか・・・・。
詳しいレビューは「ブラック・ハッカー」を見てね。
第10位 ヴィドック
2002年日本公開のフランス サスペンス映画
監督 ピトフ
脚本 ピトフ
出演 ジェラール・ドパルデュー(ライフ・オブ・パイ)
ギヨーム・カネ
フランスに実在した探偵フランソワ・ヴィドックを主人公にした物語だ。
フルデジタル撮影を世界で初めて実用化した映画で、少し目がチカチカするけど色彩が鮮やかで美しい。
物語は冒頭で主人公のヴィドック(ジェラール・ドパルデュー)が鏡の顔を持つ連続殺人鬼に殺されるところからスタートする。彼はガラスを溶かす加熱炉の中に落ちてゆく、その瞬間に殺人鬼の仮面の下の素顔を見る。
詩人のエチエンヌ(ギヨーム・カネ)は何故ヴィドックが殺されたのか、彼の足取りをさかのぼって調査してゆく。
鏡の顔を持った男は処女の生血を原料にしてガラスの仮面を作らせていた。この仮面は人間の魂を吸収することが出来る。そしてその魂を食べることによって鏡の顔を持った男は永遠に生き続ける。
鏡の顔を持った男は3人の老人に若さを与えることを条件に、処女を集めることを依頼する。
冒頭で主人公が死んでしまうなんて面白い、しかも殺人鬼の正体も知ってしまう。
さてストーリーは結末に向かってどのような展開になるのかな。
詳しいレビューは「ヴィドック」を見てね。
第9位 カンパニー・マン
2003年日本公開のアメリカ・カナダ合作サスペンス映画
監督 ヴィンチェンゾ・ナタリ(キューブ)
脚本 ブライアン・キング
出演 ジェレミー・ノーサム(ミミック)
ルーシー・リュー(チャーリーズ・エンジェル、エレメンタリー)
キューブで有名なヴィンチェンゾ・ナタリ監督の第二弾なんだけどほとんど知られていない。駄作ではないと思うのだが・・・ややB級の低予算映画かな。
何のとりえもない会社員のモーガン(ジェレミー・ノーサム)は妻に頭の上がらない平凡なサラリーマンだ。
単調な日々に飽き飽きしていた彼は刺激を求めて、デジコープ社の産業スパイとなる。そして名前もジャックと名のる。
ところが情報を盗もうとしたサンウェイズ社から二重スパイになれと強要される。断れば殺される危険性もあり仕方なく二重スパイになってしまう。
そんな彼のところに謎の女性リタ(ルーシー・リュー)が現れ、なにかとアドバイスしてくれる。そしてジャックを演じ続けないと殺されると警告される。
彼はサンウェイズ社の心臓部と言われるデーターベースから偽の情報をディスクに落とし込めと依頼される。この偽情報はデジコープ社に渡すためのモノであった。
そこにリタが現れディスクをすり替える。彼女は伝説のスパイ セバスチャンの指示だと言う。セバスチャンの指示に従っておれば、命を守ってもらえると彼女は言う。
モーガン(今はジャックを演じている)はやっとの思いでサンウェイズ社のデーターベースから情報を抜き取ることに成功する。
果たしてその「情報」とは何なのか、セバスチャンとは何者なのか・・・・。
詳しいレビューは「カンパニー・マン」を見てね。
第8位 アイデンティティー
2003年日本公開のアメリカ サスペンス映画
監督 ジェームズ・マンゴールド(ウルヴァリン:SAMURAI)
脚本 マイケル・クーニー
出演 ジョン・キューザック(1408号室、推理作家ポー最後の5日間)
レイ・リオッタ(グッド・フェローズ、ハンニバル)
レベッカ・デモーネイ(ゆりかごを揺らす手)
とにかく不思議なドラマだ。よく見ていないとだまされるよ。
死刑囚のマルコムは多重人格者で、死刑執行の前夜、彼の罪を問う再審議が行われていた。
場面が変わり大雨のためモーテルに一晩閉じ込められることになった11の男女ははこの中の殺人鬼によって次々と殺害される。
実はこの11人はマルコムの多重人格をあらわしたものなんだ。精神科医は彼の多重人格を統合しようと治療を始める・・・だから一人ひとり死んでゆく(人格の統合)んだ。
この11人の中に殺人鬼の人格がある、この人格を消滅させてしまえば、マルコムは正常に戻ることが出来、治療は成功する。
さて、殺人鬼らしい人格は消滅させられたようだ、これによってマルコムは死刑を免れるのだが・・・この後は信じられない出来事が待っていた。
第7位 ピエロがお前を嘲笑う
2015年日本公開のドイツ サスペンス映画
監督 バラン・ボー・オダー
脚本 バラン・ボー・オダー他
出演 トム・シリング
エリアス・ムバレク
ヴォーダン・ヴィルケ・メーリング
アントニオ・モノー・Jr
ハンナー・ヘルツシュプルング
大どんでん返し系ハッカードラマだ。
物語には伏線がいっぱいばらまかれているが、2回見ないとよく分からないよ。このドラマはドイツ・アカデミー賞に6部門でノミネートされるほどの秀作で、大ヒットしている。
さらにハリウッドでのリメイクが決まっている。
ユーロ・ポール(欧州刑事警察機構)に自主してきた天才ハッカー ベンヤミン(トム・シリング)が事件の全容を語るところから物語が始まる。
彼は4人のハッカーチームに属している。当初愉快犯が目的で大企業や政治団体のサイトに侵入しては喜んでいた。
ところが彼らのハッキングはエスカレートしてゆき、ある盗み取ったリストが原因で殺人事件が起こってしまう。
さらに悪いことに、ロシアのサイバーマフィア「フレンズ」から命を狙われるはめになる。ベンヤミンは欧州サイバー犯罪センターの責任者ハンネに証人保護を求める。
ハンネはベンヤミンの話を聞いてゆくうちに、話の内容が真実かどうか疑い始める。
彼女は独自の捜査によって、実はベンヤミンは4人のハッカーチームではなくて一人で4人を演じている多重人格者ではないかと結論付ける。
そして精神病患者には証人保護は適応できないことを彼に通告する。彼はマフィアに殺されると泣き叫ぶ・・・果たしてベンヤミンの供述は真実なのかそれとも嘘なのか。
詳しいレビューは「ピエロがお前を嘲笑う」を見てね。
第6位 クローン
2002年日本公開のアメリカ SF映画
監督 ゲイリー・フレダー
原作 フリップ・K・ディック
出演 ゲイリー・シニーズ(アポロ13、CSI:ニューヨーク)
マデリーン・ストウ(12モンキーズ)
ヴィンセント・ドノフリオ(フルメタル・ジヤケット、ジュラシック・ワールド)
限りなくB級に近い作品だが、なぜか引き付けられるものがある。原題は「Impostor(偽物)」なんだけど、これがなんで「クローン」になるの?
舞台は2079年の地球である。地球人とアルファケンタウリ星系の異星人との間で戦争が続いていた。
戦争によって地球は荒廃し、人々はドームに守られた空間に押し込められるように住まざるを得なかった。
特殊兵器開発局のスペンサー(ゲイリー・シニーズ)は保安局の責任者ハサウェイ(ヴィンセント・ドノフリオ)に突然身柄を拘束される。
ハサウェイはスペンサーに「お前は異星人に作られた生体爆弾だ」と言う。つまりスペンサーは異星人に誘拐されて殺され、心臓に爆弾を仕込まれたクローンとして地球に送り込まれた生体兵器であると。
生体爆弾はターゲットの人間に近づくと爆発するようになっており、唯一の解除方法は生きたまま心臓をえぐって爆弾を取り出すしかない。
スペンサーは自分は生体爆弾ではないと言う確信を持っていた、そしてスキを見て逃走する。
彼は妻マヤ(マデリーン・ストウ)が働いている病院に逃げ込み、全身のスキャン画像を取れば嫌疑が晴れると考えた。
ところがそこに追手が現れ、彼は森に逃げる、そしてそこで信じられないものを見てしまう。果たしてスペンサーは生体爆弾なのか、それとも本物の本人なのか。
ヒントを一つ、結末は大どんでん返しだ(見てびっくり、なんでこうなるの?)。
第5位 ミッション:8ミニッツ
2011年日本公開のアメリカ SF映画
監督 ダンカン・ジョーンズ(月に囚われた男)
脚本 ベン・リプリー
出演 ジェイク・ジレンホール(複製された男、ナイトクローラー、エベレスト3D)
ミシェル・モナハン(TRUE DETECTIVE/二人の刑事、イーグル・アイ)
ヴェラ・ファーミガ(マイレージ・マイライフ、デンジャラス・ラン)
ジェフリー・ライト(007カジノ・ロワイヤル)
監督のダンカン・ジョーンズはデヴィット・ボウイの息子なんだ・・・驚きだ。
この映画は何回かよく見ないと訳わからない。脳内の空想の出来事なんだ。
スティーブンス(ジェイク・ジレンホール)は目を覚ますとシカゴ行の列車の中に乗っていた。隣には見覚えのないクリスティーナ(ミシェル・モナハン)と言う女性が座っていた。
ところが鏡に映る自分は別人で身分証明書からショーンと言う男になっているようだ。そして8分後に列車は大爆発して乗客は全員死んでしまう。
スティーブンスが目を覚ますとモニター画面に映るコリーン(ヴェラ・ファーミガ)と言う女性から話しかけられる。
実験的なプログラム装置を使って、既に列車の爆発で死んだショーンと言う男の8分間の記憶とスティーブンスの脳を同期させ、彼の脳の中で爆発直前のショーンの記憶を再生させていると知る。
そしてこの8分間の記憶の中で、列車に爆弾を仕掛けた犯人を見つけ出して欲しいと彼女は言う。
この犯人は6時間後にシカゴでの爆破テロを予告している。犯人を見つけ出し爆破を未然に食い止めなくてはならない。
スティーブンスはショーンになりきり、この8分間の出来事を何度も繰り返す。果たしてこの短い記憶の中で彼は犯人を見つけることが出来るのであろーか・・・・。
この映画の面白さは、死ぬ前に残された8分間の記憶をだどって、犯人と爆発物を見つけることにあるんだけど、彼は彼女と列車を降りてしまったり、記憶と違う行動を取る。
僕にはどーも結末がよく分からない・・・・。
第4位 ほの蒼き瞳
2023年1月6日Netflix公開 アメリカ製作 殺人犯人捜しサスペンスドラマ
監督・脚本 スコット・クーパー
原作 ルイス・ベイヤード「陸軍士官学校の死」(2006年)
出演 ●クリスチャン・ベール
●ハリー・メリング
●ジリアン・アンダーソン
●トビー・ジョーンズ
出てくる登場人物が全員怪しい、いったい殺人犯は誰であろうか。単独犯か、複数犯なのか・・・最後まで分からない。これだけ上質のミステリードラマは珍しい。残念ながら日本では見れる映画館が少ないようだ。Netfliには2023年1月から公開されている。お薦めだ・・・序盤で犯人が分かったらあなたは天才かもね。
舞台は1830年のニューヨーク州ウェストポイント「陸軍士官学校」。ここで士官候補生の無残な死体が発見されることから始まる。「陸軍士官学校」の校長と大尉は凄腕の元警察官オーガスタ・ランドー(クリスチャン・ベール)に犯人捜しを依頼する。
ランドーは士官候補生のエドガー・アラン・ポー(ハリー・メリング)に協力を依頼し、二人で犯人を追い詰めてゆく。エドガー・アラン・ポーは実在の人物だ。彼は1809年生まれだから事件当時は21才、1830年7月に陸軍士官学校に入学している。この部分は事実だ。この事実とフィクションが入り混じっている。
ここで面白いのはエドガー・アラン・ポー自身も犯人ではないかと疑われてしまう。出てくる登場人物が次から次へと怪しく見えて来る。これがこの映画のキモだ。
後で見返すと伏線がいろんなところにばら撒かれている。しかし、先入観が強く最後の最後までどんでん返しが分らない。なんてことのない映像が伏線だ。見逃さないように。
詳しいレビューは「ほの蒼き瞳」を見てね
第3位 パッセンジャーズ
2009年日本公開のアメリカ サスペンス映画
監督 ロドリゴ・ガルシア(アルバート氏の人生)
脚本 ロニー・クリステンセン
出演 アン・ハサウェイ(インターステラー、マイ・インターン)
パトリック・ウィルソン(プロメテウス、死霊館エンフィールド事件)
このようなドラマのテーマはよく使われる、日本映画でもいくつかある。
メンタルセラピストのクレア(アン・ハサウェイ)は飛行機事故によって奇跡的に助かった5名のカウンセリングを担当する。
5名の内エリックだけは自宅で療養したいと言い出す。
彼女はグループで生存者たちのカウンセリングを行うが、その様子を外からじいっと眺めている男がいた。
しばらくして定期的に行っていたグループカウンセリングへの出席者が一人ずつ消えてゆく。不審に思ったクレアは飛行機事故原因を隠ぺいするため、生存者をどこかに隔離しているのではないかと疑う。
エリックの自宅で彼のカウンセリングを行っていたクレアは、彼が彼女の個人情報を知っているのに驚く・・・何故なのか。
エリックはクレアにおかしなことを言いだす、彼が昔飼っていた犬が目の前に現れたと。そして自分はすでに死んでいるのではないかと取り乱す。
クレアは彼を慰めるうちに深い関係になってしまう。
ある日、アーキンと言う男がクレアの前に現れる。彼は墜落した飛行機のパイロットだと言う。そして彼女に搭乗者名簿を残して帰ってゆく。
その名簿を見たクレアは顔が青ざめ凍りつく、そして記憶がよみがえってくる。彼女はそこにいったい何を見たのか・・・・。
詳しいレビューは「パッセンジャーズ」を見てね。
第2位 シックスセンス
1999年日本公開のアメリカ ホラー映画
監督 M・ナイト・シャマラン(ヴィジット、ウェイワード・パインズ 出口のない街)
脚本 M・ナイト・シャマラン
出演 ブルース・ウィリス(12モンキーズ、ダイハードシリーズ)
ハーレイ・ジョエル・オスメント(A.I.)
オリヴィア・ウィリアムズ(ラスト・デイズ・オン・マーズ)
この映画はシャマラン監督の代表作で大ヒットした。またハーレイ・ジョエル・オスメントは天才子役と言われ、スピルバーグ監督のA.I.にも出演している。
典型的な大どんでん返し映画だ、幽霊が見える「第六感」を持った少年の物語だ。
小児精神科医のマルコム(ブルース・ウィリス)はある心の病を持った青年に銃で撃たれてしまう。彼はその青年をカウンセリングで救えなかったことを後悔する。
一年後、彼はコールと言う少年と知り合う。コールも銃を自分に向けてきた青年と同じように、心に悩みを持っていた。
コールはマルコムに悩みを打ち明ける。その悩みとは、彼が幽霊を見ることの出来る特殊な能力を持っていることだった。
マルコムはコールと接しているうちに、幽霊が彼の周りに集まるのは、彼らの悩みを聞いて癒してほしいからだった。
コールはこのことを悟った、そして自分与えられた能力を使って幽霊たちの思いを実現させてゆく。
マルコムは最近妻が自分に冷たい態度を取ることに悩んでいる。コールと仲良くなったマルコムは彼の意見を聞いてみようと考えたのだが・・・・。
最後に大どんでん返しが待っている秀作だ。誰しも悔しいけどダマされる。
第1位 エンゼル・ハート
1987年日本公開のアメリカ ホラー映画
監督 アラン・パーカー(ミシシッピ・バーニング)
原作 ウィリアム・ヒョーツバーグ「堕ちる天使」
出演 ミッキー・ローク(イヤー・オブ・ザ・ドラゴン、レスラー、アイアンマン2)
ロバート・デニーロ(レッド・ライト、リミットレス、マイ・インターン)
シャーロット・ランプリング(愛の嵐、リスボンに誘われて)
この原作は「悪魔の書」とも言われ、アメリカで廃刊運動が起こったほど内容がエグイ本だ。
物語は「悪魔に魂を売った男の悲劇」と言える。
人気絶頂期のミッキー・ロークが主演し、脇をロバート・デニーロ、シャーロット・ランプリングが固める大変豪華な映画なんだが、実にグロい場面が次から次に出てくるので気の弱い方はパスだ。
私立探偵ハリー・エンゼル(ミッキー・ローク)のところにルイ・サイファー(ロバート・デニーロ)と言う謎めいた紳士が人探しを依頼する。
探し人はジョニーと言う昔大スターだった男である。
ハリーはジョニーの足取りを追う、彼が所属していた楽団、彼の婚約者のマーガレット(シャーロット・ランプリング)、彼の愛人エバンジェリン・・・・。
ハリーが調べて分かったことは、ジョニー及びその関係者が皆「悪魔崇拝者」であり、ジョニーは悪魔に魂を売って大スターになったとのことである。
さらにおかしなことに、ハリーが調査のために訪れた関係者が次から次へと惨殺されていた・・・彼は自分が殺人犯に疑われるのを恐れて、この調査から降りようとするのだが。
ヒントを一つ、ルイ・サイファーは悪魔なんだ、そしてジョニーは自分の魂を取りに来た悪魔から逃げようとする。
その逃げる方法とは生きた人間の心臓を食らうことだ・・・・果たしてジョニーは悪魔から逃げられるのか。
酸酷な描写が続く、気の弱い人はパスした方がいい。
まとめ
今回どんでん返し映画ベストテンとしてまとめてみたが、けっこうマイナーな映画が多くなってしまった。
映画は平凡な日常生活をドラマにしたって面白くない、やはり結末のどんでん返しが魅力だ。結末まで伏線がいっぱいちりばめられているが、後から見直してみないと分からないケースが多い。
でも結末を予想しながら映画を観るのも楽しいが、なかなか当たらない。どんでん返しのどんでん返しを食らった時には「やられた」と思うし、それもまた映画の醍醐味だね。
大どんでん返しの得意な監督と言えば、M・ナイト・シャマランだ。彼の映画はほとんどだまされるけど、ダマされないように見てもだまされる。
マイケル・スピエリッグ監督の「プリデスティネーション」この映画も訳が分からない。時間を旅する男が過去に戻り、ある女を愛するようになる。その後その女は性転換手術をして男になり、顔も変えて生まれ変わる。
生まれ変わった男は過去に戻り、女だったころの自分に出会う、男が先か女が先か・・・不思議な物語だ。
もっとメジャーな映画でまとめたかったけど、それはまた次の機会に。
tatsutatsu
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