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映画「ロード・オブ・ザ・リング」感想・評価:ホビット族フロドの命を懸けた大冒険物語

サマリー

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ロード・オブ・ザ・リング 予告編

 

2002年日本公開のニュージーランド・アメリカ合作のファンタジー冒険映画、監督はピーター・ジャクソン、出演はイライジャ・ウッド(ブラック・ハッカー)、イアン・マッケラン(ホビット、 X‐MEN:フューチャー&パスト)、ヴィゴ・モーテンセン(イースタン・プロミス)、ケイト・ブランシェット(ブルージャスミン)、クリストファー・リー(リスボンに誘われて)ヒューゴ・ウィーヴィング(マトリックス)、オーランド・ブルーム(ブラックホーク・ダウン)、イアン・ホルム(エイリアン)、ジョン・リス=デイヴィス、ショーン・ビーン(ゲーム・オブ・スローンズ)などそうそうたるメンバーが総出演している。

原作はJ・R・R・トールキンの「指輪物語」をもとにしており、「ロード・オブ・ザ・リングシリーズ」三部作の一作目である。

アカデミー賞では13部門にノミネートされ、撮影賞、作曲賞、メイクアップ賞、視覚効果賞の4部門を獲得している。さらに全世界における興行収入は1,000億円を軽く越している。

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まず、プロローグを説明すると・・・

この物語において、指輪は全部で20個ある、3個は永遠の命を持つエルフ、7個はドワーフ、9個が人間が持っている。これを持つことによって各部族が自らを治めることが出来、平和な世の中が実現しつつあった。

ところが闇の冥王サウロンは邪悪な残忍さと全生物の支配欲を込めた1個の指輪を作ってしまう、この指輪は強力で他の全指輪を従える力を持ち、中つ国(なかつくに:ミドルアース)はじりじりとサウロンに支配されてゆく。

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これに対し、エルフと人間の合同軍は立ち上がり、人間の勇者イシルドゥアはサウロンの指を切り落とし、指輪を奪う、そして戦いに勝利する。

しかし、彼は指輪を破壊しようとせず、自分の物にしてしまう、そして彼はその魔力で滅んでしまう。指輪は持ち主を転々とし、現在ホビットのフロドの持ち物となっている。

物語のテーマは、「人間の犯した罪を、子供の様に純真なホビットが背負い、国を守る為に命をなげうって冒険の旅に出る、そして苦難の果てに目的を達成させること」である。・・・・現代では忘れ去られつつある勇気と友情の物語が人気の秘密なのかも知れない。

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物語を要約すると、フロド(イライジャ・ウッド)を中心とするホビット族4人と魔法使いガンダルフ(イアン・マッケラン)、ドワーフ族のギムリ(ジョン・リス=デイヴィス)、エルフ族のレゴラス(オーランド・ブルーム)、人間のアラルゴン(ヴィゴ・モーテンセン)、ボロミア(ショーン・ビーン)達9名は協力して、フロドが持っている指輪を滅びの山の火口に投げ入れ破壊することが目的であった。

ホビット族・・・・・穏やかで自然を愛する種族、身長1メートル程で、足の裏は固く素足で生活する、平均寿命は100才で、33才で成人とみなされ、フロドは33才である。

エルフ族・・・・・・神々しい姿を持つ気高い種族、永遠の命を持ち、身体的にも精神的にも優れている。

ドワーフ族・・・・・小柄だが頑丈な肉体を持ち250才まで生きる、鉱石の採掘と加工にたけている。

魔法使い・・・・・・神の世界からつかわされた存在で老人の姿をしているが、強い精神力と肉体を持つ、闇の勢力に対抗する能力を持ち、全種族を束ねる指導力も持っている。

第一話はこれらの仲間が協力し合って、滅びの山へ向かって行動を始めるが途中多くの敵と遭遇し、バラバラになってしまう。そして二人きりになってしまったフロドとサムはで船に乗って目的地を目指す・・・・・・。

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第一話は物語のスタートなので壮大な世界観と登場人物達の紹介などに費やされる、ホビットは子供の様に純真でひ弱に描かれているが指輪の魔力に打ち勝つ精神力は持ち合わせている。

特に頼りになるのは魔法使いガンダルフと人間のアラルゴンである。特にアラルゴン役のヴィゴ・モーテンセンは凄くカッコよく、この作品によって世界的に知名度が上がったようである。

次から次へと色々な出来事が生じ、観ている観客を飽きさせない、物語の展開もスピーディで手に汗を握る場面も多くある、ファンタジー冒険映画としては第一級品の出来だと思う。

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ストーリー

ストーリーを紹介すると、ホビットのビルボ・バギンズ(イアン・ホルム)は111才の誕生日に旅に出る決心をする。そして後は養子のフロド(イライジャ・ウッド)に任せることにした、ビルボが残したものの中に不思議な指輪があった。

ガンダルフ(イアン・マッケラン)はその指輪が気になり、なぞを解くため旅に出る、そしてしばらく後にフロドの前に現れる。彼はフロドから指輪を受け取り、火の中に投げ込む、その時指輪に不思議な文字が現れる。

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この指輪は紛れもないサウロンの指輪であり、サウロンの魂は指輪とともに生き続けていた。そして既に手下どもがこの指輪のありかを嗅ぎつけており、ここに来るのも時間の問題であった。

ガンダルフはエルフのエルロンドが住む裂け谷に行くようフロドに助言をする。フロドは仲間と共に旅に出る、そして彼らを捕えようとして追っ手がせまる。

フロド達はガンダルフとの落合場所である宿屋でアラルゴン(ヴィゴ・モーテンセン)と知り合う、そして彼はフロド達を追っ手から守ってくれる。

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一方、ガンダルフは魔法使いサルマン(クリストファー・リー)に指輪の件で助言をもらいに出かけるが、彼は既にサウロンの手下となっていた。そしてサルマンに捕えられるが、かろうじて脱出に成功する。

途中フロドが追っ手に襲われ死にかけるが、何とか裂け谷に到着する。エルロンドは指輪の件であらゆる種族を集め対策を議論する。

ここでアラルゴンが人間の勇者イシルドゥアの子孫で、ゴンドールの正当な王位継承者であることが分かる。結局フロドを中心に、9名の旅の仲間が結成され、「滅びの山」に向かうことになった。

ネタバレ

<ここから先はネタバレするから映画を観てから読んでね>

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一行は険しい山岳地帯を進むが、雪崩に会って先に進めない、仕方なくオーク(邪悪で残忍な性格を持つ闇の種族)の支配する坑道を進むことになる。

ところがやはり、彼らは無数のオークに取り囲まれる、ここを何とか突破したが、今度は巨大な悪鬼バルログが襲ってくる。

ガンダルフは魔法の力でこの巨大な鬼と戦うが、最後には鬼とともに奈落の底に落ちて行ってしまう。皆は悲しみに暮れるが、立ち止まっている余裕はない。

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彼らはやっとの思いで坑道を抜け、エルフの森ロスロリアンにたどり着く。女神のようなガラドリエル(ケイト・ブランシェット)からフロドは勇気づけられ、星の明かりが入ったガラスの瓶をもらい受ける。

一行はエルフの船で大河を下る、岸で休憩がてら夜を待っていると、突然仲間のボロミアがフロドに向かって指輪を俺に渡せと言い寄ってくる。フロドは指輪をはめることによって、自分の姿を消し何とか逃げきる。

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ボロミアは指輪の魔力によって理性を一瞬なくしたが、フロドに謝罪する。そんなところにオークの大群が彼らを襲ってくる。

必死に防戦するが、フロドの仲間メリーとピピンがオークに捕えられてしまう、またフロドを守って戦ったボロミアが戦死してしまう。

アラルゴンはオークの首領ラーツを倒すものの、一行は散り散りとなってしまう。フロドとサムは二人で船に乗り川を下り目的地を目指す。そしてアラルゴン、ギムリ、レゴラスの三名はフロドを援護すべく、陸路を急ぐ。

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第二話(二つの塔)を少し紹介する・・・・・オークの大軍勢が人間の王国ローハンに攻めてくる、エルフ軍も加勢に駆け付けるが、果たして決戦はどちらに傾くのか。

第三話(王の帰還)を少し紹介する・・・・・冥王サウロンが送り込む闇の大群と巨大なトロル、さらに空からの大軍が人間の軍隊と激突する、闇の軍隊は次から次へと攻撃を仕掛け衰えることを知らない・・・・・そこにアラゴルンが率いる死者の軍勢が駆け付ける、最後の決戦はどうなるのか。

また、フロドは指輪を滅びの山の火口に投げ入れ破壊することが出来るのか・・・・・。

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レビュー

この物語では人間は勇敢ではあるが、誘惑に弱い存在として描かれている。そしてエルフは気高く、神の様な存在、ホビットは純真な子供の様な存在である。

人間が持っている心のある部分がエルフやホビットに投影されているように思う。物語の舞台となっている架空の世界、中つ国は最終的には人間が主体の国になる。

従って平和になるか戦乱の世になるかは人間しだいである。ただ、人間の寿命は短い・・・・・どちらの時代が来ても長続きはしない。

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週末にコンビニ弁当でも買い込んで部屋にこもり、この三部作を一気に見るのも気分転換になるかも知れない。でも劇場版で558分、エクステンデッド版で683分の長編になる、やはり2~3日かけて観た方がいいかもしれないね。

最後に、物語の主役フロドは指輪を長い間持つことによってサウロンの魔力に心身ともに毒されている。彼は中つ国で平穏な日々が送れるのか、あるいは別世界へと旅立ってしまうのか・・・・・・・。

辰々

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