SF

映画「キャプテン・マーベル」感想・評価:最強のスーパーヒーロー誕生だが敵はいったい誰なのか?

サマリー


★★★☆☆(お薦め)

2019年3月日本公開のアメリカ製作マーベル・スーパーヒーロードラマ
監督 アンナ・ボーデン&ライアン・フレック(キャプテン・マーベル
出演 ●ブリー・ラーソン(ルーム、キングコング:髑髏島の巨神キャプテン・マーベル、アベンジャーズ/エンドゲーム)
●サミュエル・L・ジャクソン(スター・ウォーズシリーズ、アベンジャーズシリーズキングスマンキングコング:髑髏島の巨神ミスター・ガラスキャプテン・マーベル
●ラッシャーナ・リンチ(キャプテン・マーベル
●アネット・ベニング(キャプテン・マーベル
●ジュード・ロウ(A.I.、コールド・マウンテン、ガタカキング・アーサーグランド・ブダペスト・ホテル

「キャプテン・マーベル」日本版本予告

 

アベンジャーズを創ったニューク・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が若かった時代の1995年。この時代で最強のスーパーヒーロー、キャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)と出会う物語だ。そしてアベンジャーズ/エンドゲームへと続いてゆく。

キャプテン・マーベルは地球人の女性キャロル・ダンヴァースだがクリー人の青い血を輸血され強力な力と長寿を授かる。そしてさらにライトスピードエンジンのコアを体内に取り込むことによってキャプテン・マーベルとして覚醒してゆく。

CG映像が非常に美しく、豪華な俳優陣、宇宙戦争、宇宙人の襲来、バトルアクションなど・・・家族連れで楽しめる。特にマーベルファンには堪えられない作品だ。但し、「ワンダーウーマン」のように色恋は無い、だから子供向けといったほうがいいかもしれない。

疲れたお父さんにとっては家庭サービスとして家族で繰り出すのがグッドだ。子供たちは大喜びだから隣で眠ってしまってもオーケーだ。但し、ストーリーがどんでん返しで複雑だ。目が覚めた時に敵味方が入れ替わっているのにびっくりするかも知れない。

この映画のキモはキャプテン・マーベルの強さにある。彼女が男どもを難なくなぎ倒す。そして巨大な宇宙戦艦でさえも穴だらけにしてしまう。まさにウーマン・パワーだ。しかし、一部の心無いファンによる女性バッシングがあったように聞いている・・・残念だね。

主演のブリー・ラーソンは大変な才能を持った女性で、女優・シンガーソングライター・映画監督業とマルチに活動している。特に2015年の第88回アカデミー賞では主演女優賞(「ルーム」)を獲得している。

最近の流れとして強い女性のスーパーヒーロードラマが大流行だ。「X-MEN:ダーク・フェニックス」もかぶっている。無限大のパワーを制御できない女性が出て来る。「アリータ」、「アントマン&ワスプ」も強い女性が絡む。

話のスジを少し紹介すると。銀河のクリー帝国のヴァース(ブリー・ラーソン)はスターフォースと呼ばれる特殊部隊の女性メンバーだ。彼女には昔の記憶が無い、そしていつも悪夢に悩まされていた。

クリー帝国はスクラル帝国と敵対関係にある。スクラル人はトカゲ種族でなんにでも変身できる能力を持っていた。両者の戦場における戦いでヴァースはスクラル人に捕えられてしまう。彼らは彼女の記憶を呼び覚ませ何かを探そうとしていた。

彼女は断片的な記憶の中で、キャロル・ダンヴァースと呼ばれ、戦闘機のパイロットをしていた。場所はクリー帝国ではなく惑星C-53(地球)だった。自分は地球人なのかそして何のプロジェクトに参加していたのか。

スクラル人から逃げ出し地球に落下する。そこに待っていた者は国際平和維持組織シールドのニューク・フューリーだった。彼女はニュークに自分はクリー帝国の戦士で、危険なスクラル人と闘っているととても理解できない話をする。

しかし、成り行きからニュークは彼女と行動を共にする。そして徐々に彼女を理解してゆく。果たしてヴァースは地球に何を探しに来たのか、さらに彼女を追ってくるスクラル人とは何者か。また、彼女の属するクリー帝国の正体と野望とは・・・。

その後のストーリーとネタバレ

ヴァースは自分が地球人のキャロル・ダンヴァースであることを知る。彼女はローソン博士が設計したライトスピード・エンジンのテスト中にアクシデントに合い、その時に強力なエネルギーを吸収し記憶を失ったようだ。

彼女とニュークはローソン博士が隠していた猫のグースとともにクインジェットでスクラル人の攻撃から脱出する。ルイジアナに到着した彼らはローソン博士を知るマリア(ラシャーナ・リンチ)に会う。そして回収されたブラックボックスにより、自分の記憶を取り戻す。

ローソン博士はクリー人の科学者マー・ベルだった。彼女は戦争を終わらせるためにライトスピード・エンジンを開発していた。しかし、クリー帝国を裏切ったことによって暗殺されている。

彼女たちはライトスピード・エンジンのエネルギー・コアが隠されているラボを目指して宇宙空間に出る。そして外部からは見えないように偽装された宇宙ラボを見つける。ラボには青白く光るキューブ状のコアが保管されている。これは「4次元キューブ」と呼ばれる「インフィニティ・ストーン」の一つだ。

スクラル人はひっそりと「4次元キューブ」を守っていたのだ。宇宙ラボにクリー人のスターフォースが襲ってくる。彼女はクリーのインプラントを外し、自分の能力を最大限に発揮できるキャプテン・マーベルへと進化する。

スターフォースの隊長ヨン・ロック(ジュード・ロウ)が行く手を阻むがキャプテン・マーベルとなった彼女には歯が立たない。クリー帝国の艦隊を追い払い、仲間となったスクラル人達と新天地を求めて旅立つ。

キャプテン・マーベルが旅立つ前にニュークに双方向連絡ポケベルを渡し、何かあったら連絡しろと言い残す。ニュークはスーパーヒーローを集め地球を守る為に「アベジャーズ」を結成する。

現代にもどり、「アベジャーズ/インフィニティ・ウォー」において全宇宙の半分の生命体が消滅する。ニュークが消える直前にキャプテン・マーベルに信号を送る。そして彼女は「アベジャーズ」の前に現れる。

猫のグースは、実はエイリアン「フラーケン」の仮の姿だった。グースは青白い4次元キューブをニュークの机の上に吐き出す。

レビュー

1995年の物語だから、現在から24年前だ。ニューク・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンがもの凄く若い。これは最先端のCG加工によって成し遂げられている。

俳優のデーターさえ取っておけば、若くも、古くも出来るとは驚きだ。そのうち、コンピューターだけで映画が作られてしまう時代が来るかもしれない。

映画の冒頭、スクラル人が敵のように描かれていた。しかし、後半では彼らがキャプテン・マーベルの仲間に変わっている。大どんでん返しだね。スターフォースの隊長ヨン・ロック(ジュード・ロウ)が宿敵だったとは・・・。

まあ、子供向けの映画だからグロイ残酷シーンは無い。また、可愛い猫ちゃんが出て来るから猫好きファンへのサービスだ。このシリーズは次の「エンドゲーム」で終わりらしいが、そう簡単に終わらないような気がするね。

TATSUTATSU

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