【サマリー】
2014年公開のX-MEN最新作である。ブライアン・シンガー監督、主役はヒュー・ジャックマンである。彼の他にジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンスなどが出演している。
X-MENは1963年にコミックとしてスタートし、2000年に映画化されている。映画は今回のものを含めて7作となる。
X-MENは突然変異によって生まれたミュータントの集団である。
プロフェッサーXを中心とするミュータント能力を正しい方向利用しようとするグループとマグニートーを中心とするテロリストグループに分かれる。
僕はこの手の映画が割と好きだからほとんど見ている。とにかくかたぐるしく考えずに頭を空にして観る映画としては最高ではないかと思う。
【ストーリー】
ストーリーを少し紹介すると、センチネルと呼ばれる人造人間の軍隊がミュータント集団追いつめている。あと少しでミュータントが滅ぼされる運命にあった。
彼らは最後の手段として、ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)の魂を過去に送り彼の過去の体に乗り移らせて、センチネルの開発計画を阻止すべく行動を起こす。
若き日のプロフェッサーX(ジェームズ・マカヴォイ)やマグニートー(マイケル・ファスベンダー)さらにミュータント達が協力し、超難関なミッションをやり遂げることが出来るのか観てのお楽しみである。
【レビュー】
今回の映画は出演者も豪華、莫大な製作費もかけている。ストーリーは少しちぐはぐで、非現実的な部分も多いがこれを作っちゃうアメリカの懐の深さには驚嘆する。
色々な能力を持ったミュータント達がいっぱい出てきて面白い。これだけ良く集めたものだと感心する。圧巻はマグニートーが野球場を丸ごと持ち上げ移動させてしまう場面である。物理学を学んだ僕らとしては、いったいあのエネルギーはどこから来るのだろうか?
ステーキを10枚食べたぐらいではとても達成出来るとは思えない。嘘でもいいから理論的な説明をして欲しい・・・・・・・・・なんてことは考えてはいけない。
また、クイックシルバーが光に近いような速さで駆け抜ける、これなんか物理の法則に適合しているのか・・・・・・・なんてことも考えてはいけない。
プロフェッサーXはテレパシーを使って、特定の人物と交信する。あんなに遠くに離れているにも関わらず何故交信ができるのか・・・なんてことも考えてはいけない。
とにかくマンガだと思って映画を楽しむ姿勢が重要である。固定観念にとらわれていると映画がつまらなくなる。
最後に、若い時のプロフェッサーXのふさふさ髪が将来禿げ頭になるのはテレパシーの使い過ぎか・・・・・過去の自分が将来の自分を見たら大ショックであっただろう・・・・・なんてことも考えてはいけないね。
辰々
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