サマリー
このテレビドラマはなかなか面白いが、主人公が未来・現代・過去に行ったり来たりで、頭がコンガラガッテよく分からない。
僕はジジイだから、認知症 予防にはピッタリのドラマだと思うね。
ドラマを観ていてウトウトしようものなら、どんどんスピーディな筋書きに置いて行かれる・・・ある意味で恐ろしいドラマだ。
従って神経を集中させて見なければならないね。
主人公のジェームズ・コール(アーロン・スタンフォード)とヒロインのカサンドラ・ライリー博士(アマンダ・シュル)
主人公は髪はボサボサ・しかもブショウ髭・よれよれ服で、最初は冴えないが、そのうちに頼れる男になってくる。
登場人物も年代と共に、頭がフサフサだったりハゲたり、しわくちゃだったり、子供だったりして、あれあれっと言う間に見失ってしまう・・・難儀なドラマだね。
テレビドラマ版は映画版と基本ストーリーは一緒だが、年代とか、人物設定とか、詳細が異なり、別物の物語として観られるようになっている。
タイムマシン スプリンター
2043年にウイルスによる伝染病が地球を襲い、全人類の99%が滅亡している。ジョーンズ博士(バルバラ・スコヴァ)はタイムマシンを作動させ、コール(アーロン・スタンフォード)と言う男をウイルスがばら撒かれたと思われる2015年に送り込む。
コールは重要人物ライリー博士(アマンダ・シュル)を見つけ出すと共に「12モンキーズ」と呼ばれる謎の組織がウイルス開発にかかわっていることを知る。
コールはウイルスにかかわっている人物の殺害や研究施設を破壊するが、いっこうに未来が好転しない。果たしてウイルスは何処にあるのか、誰が世界中にばら撒くのか・・・・彼の捜査は続く。
とにかく主人公や仲間たちがが未来から現代や過去に行ったり、また未来に戻ったりと落ち着く間が無い。
主人公が殺された同僚を助ける為に、少し過去にワープして時の流れを変え、死ぬのを回避したり。
ヒロインはウイルスにやられて死んでしまうんだが、死ぬ前に未来へワープしてしまったり。
はたまた、主人公が瀕死の重傷を負うが、自分自身の子供の時の血液を輸血すれば生き伸びられるとか。
「もう、えいかげんにせんかい!」と言いたくなる。
特に、主人公が未来から現代にワープして、子供時代の自分に遭遇したりするなんてことがあり得るのか・・・物語はタイムパラドックスなどにお構いなく、現代や過去で事件を起こしまくって行く。
そして謎が解決しない前に、また謎が出てくる。これってかつての「LOST」と同じ手法じゃないかい!
ブラッド・ピットの役は女性のジェニファー・ゴインズ(エミリー・ハンプシャー)になる
最後はどうやって話の結末をつけるつもりなのかなと心配してしまう・・・まさか全て夢の中でしたってことはないよね。
シーズン1の人気が高いのでシーズン2が作られるらしい。従って途中から話のスジが変更されたような形跡がうかがわれる。
とにかくハチャメチャなストーリーだ、最後はヒロインが現代から未来へ転送されるところでシーズン1が締めくくられる。
このテレビドラマのもとになっているのが、1996年に日本で公開された同名映画だね。テリー・ギリアム監督(未来世紀ブラジル、Dr.パルナサスの鏡、ゼロの未来)、ブルース・ウィリス(ダイ・ハードシリーズ、アルマゲドン、シックス・センス)主演だが、ブラッド・ピット(セブン、トロイ、バベル、マネーボール、フューリー)が重要な役で出演している。
2035年の未来では、ウイルスによって地球上の99%の人類が滅んでいる。生き残った人々は汚染された地上には住めず、地下に住まざるをえなかった。
精神病院のブルース・ウィリスとブラッド・ピット
タイムマシンを使ってウイルスがばら撒かれたであろう1996年にある男が転送される。彼の目的はウイルスをまき散らしたであろう「12モンキーズ」と言うグループを見つけ、ワクチンを作る為の純粋なウイルスを入手することである。
ところが、「私は過去から来た」と言ったって誰も信用しない、挙句の果てに主人公は精神病院にぶち込まれてしまう。
そこで偶然にも、いかれた男(ブラッド・ピット)に出会う。
いかれた男は将来「12モンキーズ」と言う動物保護団体を作る。
「12モンキーズ」を追っていた主人公はこの団体がウイルスとは無関係である事を知る。
果たしてウイルスを世界中にバラまいた男はいったい誰なのか?
TATSUTATSU
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