第10位 フロム・ヘル
2002年日本公開のアメリカ サスペンス映画
監督 アルバート・ヒューズ、アレン・ヒューズ(ポケットいっぱいの涙、ブロークンシティ)
出演 ジョニー・デップ(プラトーン、ショコラ、パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズ、トランセンデンス)
ヘザー・グラハム(ハングオーバーシリーズ)
イアン・ホルム(エイリアン、ロード・オブ・ザ・リングシリーズ、ホビットシリーズ)
ロビー・コルトレーン(ハリー・ポッターシリーズ)
主演のジョニー・デップが警部役で出ている。舞台は1888年のロンドンで、娼婦連続殺人事件が起こる。
この殺人事件は陰惨で、殺された娼婦たちの陰部が切り取られると言う猟奇的なものなんだね。
あの有名な切り裂きジャックがモデルになっていて、この映画では犯人を独自の解釈で設定している。
切り裂きジャックの犯人は特定されていないが、自殺した弁護士、医師、男装した女性など多くの説がある。
ジョニー扮するフレッド警部は妻子を亡くして麻薬、酒に逃げ、もうろうとした日々を送っている。そんな警部をピーター巡査部長(ロビー・コルトレーン)は助けながら事件解決に向けて捜査を行ってゆく。
フレッド警部は捜査の過程で娼婦のメアリ(ヘザー・グラハム)とねんごろになるが、彼女も殺人鬼から狙われる。
殺人事件には「フリーメイソン」が関わっていることを付きとめるのだが、犯人は思いもよらない人物だった。
けっこう、スリルがあって面白い作品だ、若いジョニー・デップの演技が光るね。
第9位 TRUE DETECTIVE/二人の刑事
2014年に放映されたアメリカ ケーブルテレビ第一シーズン
監督 キャリー・フクナガ
出演 マシュー・マコノヒー( コンタクト、リンカーン弁護士、インターステラー、TRUE DETECTIV、追憶の森)
ウディ・ハレルソン(グランド・イリュージョン、ハンガー・ゲームシリーズ)
ミシェル・モナハン(ミッション:8ミニッツ)
海外ドラマの第一シーズンなんだけど、テレビドラマとは思えないほど豪華なダブルキャストだね。
出来れば8時間ぶっ通しで見ることをお薦めする。
舞台は1995年のアメリカ、ルイジアナ州警察の二人の刑事ラスト・コール(マシュー・マコノヒー)とマーティン・ハート(ウディ・ハレルソン)の17年に及ぶ連続殺人事件の捜査を描いている。
骨太で男っぽいドラマで現実味があり、刑事ドラマとしては一級品だと思うね。
物語は1995年の猟奇的な女性殺人事件からスタートする。そして一旦は犯人射殺によって事件が解決する。ところが17年後に同様な殺人事件が発生する・・・模倣犯なのか、あるいは17年前の事件の続きなのか?
このドラマには悪魔崇拝といけにえの少女、児童誘拐や幼児性愛者などアメリカの暗部が描かれていて、決してスカッとする刑事ものではない。
それに二人の刑事はまともな人間ではない、ラスト・コールは人づきあいが悪く変わっている、マーティン・ハートも表向きは真面目な刑事、家庭では善き夫を演じるが、陰では若い愛人にのめり込むようなゲス野郎だ。
でも犯罪者に対しては人生をかけてでも、とっ捕まえる精神を持っている。
二人の生きざまをじっくり見て欲しいね。
詳しいレビューは「TRUE DETECTIVE/二人の刑事」を見てね。
第8位 スピード
1994年日本公開のアメリカ アクションサスペンス映画
監督 ヤン・デ・ボン(スピード2、ホーンティング、トゥームレイダー2)
出演 キアヌ・リーブス(ドラキュラ、スピード、マトリックス、ジョン・ウィック)
デニス・ホッパー(イージー・ライダー、地獄の黙示録、ブルー・ベルベット)
サンドラ・ブロック(スピード、しあわせの隠れ場所、ゼロ・グラビティ)
この映画はもの凄く面白かったね、世界中で大ヒットした。アメリカ合衆国の警察に設置されているSWAT(特殊部隊)とテロリストとの闘いを描いた作品だ。
この映画でヤン・デ・ボン監督、キアヌ・リーブス、サンドラ・ブロックの名が世界中に知れ渡った。
キアヌ・リーブスが短髪、精悍な風貌で若くてカッコよかったなー。
テロリストのハワードは元警察の爆弾処理専門家であったが、爆発事故で親指を失い失職してしまう。彼は警察を逆恨みし、誰もが予想出来ない犯行に及ぶ。
彼は通勤バスに爆弾を仕掛け、速度が50マイル(約80Km/h)を切ると爆発する仕掛けになっている。
連絡を受けたSWATのジャック(キアヌ・リーブス)はバスに乗り込み、スピードを落とさないようにコントロールするのだが、次から次へとアクシデントが彼を襲う。
バスの運転手が事故に会い、バスに乗り合わせたアニー(サンドラ・ブロック)が運転をかってでる。ジャックは彼女の協力のもと乗客たちを救うことが出来るのか・・・。
見だしたら止まらない。続編スピード2にはキアヌは出ていなくてがっかりだね。
第7位 ダーティハリー
1972年日本公開のアメリカ サスペンス映画
監督 ドン・シーゲル(真昼の決闘、アルカトラズからの脱出)
出演 クリント・イーストウッド(夕陽のガンマン、ザ・シークレット・サービス、ダーティーハリーシリーズ)
ハリー・ガーディノ(ダーティハリー3)
アンディ・ロビンソン(コブラ、ヘル・レイザー)
クリント・イーストウッドの当たり役で続編5作まで作られ、4作目は自ら監督も務めている。
ハリー・キャラハン(クリント・イーストウッド)は「44マグナム」と言う最強のガンを愛用する。
彼は犯人を逮捕するためには、暴力だろうと何だろうと手段を選ばない。サンフランシスコ市警の中で他人が嫌がる汚れ仕事ばかりやるので「ダーティーハリー」と呼ばれている・・・一匹狼だね。
ハンバーガーを頬張りながら、銀行強盗団に「44マグナム」をぶっ放すシーンは有名だね。
スコルピオ(アンディ・ロビンソン)と言う異常な殺人鬼(ゾディアック事件がモデル)との闘いが描かれている。
スコルピオは無差別殺人を行い、少女を誘拐して市警に10万ドルの現金を要求する。
ハリーは一旦、容疑者を捕まえたものの証拠不十分で釈放されてしまう。そして新たな事件が起こる。
それにしてもクリント・イーストウッドがこんなに長生き(現在86才)して、しかも素晴らしい映画を撮り続けるなんて思いもよらなかった。
第6位 ブラック・レイン
1989年日本公開のアメリカ サスペンス刑事映画
監督 リドリー・スコット(エイリアン、ブレード・ランナー、ブラック・レイン、ブラックホーク・ダウン、プロメテウス、エクソダス:神と王、オデッセイ)
出演 マイケル・ダグラス(ウォール街、氷の微笑、アントマン)
高倉健(八甲田山、幸福の黄色いハンカチ、鉄道員、ホタル)
松田優作(蘇る金狼、探偵物語、家族ゲーム)
アンディ・ガルシア(アンタッチャブル、ゴッドファーザーPARTⅢ、オーシャンズシリーズ、ゴーストバスターズ2016)
高倉健さんがハリウッド映画に出ると言うことで話題になったけど、松田優作さんに完全に食われたね。でも残念ながら優作さんの遺作になってしまった、彼が生きていれば海外でも成功したと思う。
当時僕は神戸に住んでいて、神戸のロケ地は何回も通ったことがある。この道を健さんとマイケル・ダグラスが歩いたかと思うと懐かしいね。
ニューヨーク市警殺人課の刑事ニック(マイケル・ダグラス)とチャーリー(アンディ・ガルシア)の目の前で、しかも白昼堂々と殺人事件が起こる。
殺人犯 佐藤(松田優作)を捕えたが、日本で指名手配されていることから、日本に護送することになった。
ところが日本の空港で佐藤の部下の偽警官に彼を引き渡してしまう。
責任を感じたニックとチャーリーは松本警部補(高倉健)の協力のもと佐藤の捜索を行ってゆく。
彼らが捜査を行ってゆくと、偽ドル札事件とヤクザ同士の抗争が見えてくる・・・果たして佐藤を逮捕することが出来るのか。
ブラック・レインとは原爆投下の後、上空に舞い上がった砂塵が黒い雨となって地上に降り注ぐことなんだね。
そして今まで義理人情に厚いヤクザの世界が「黑い雨と」「アメリカの個人主義」によって佐藤のような化け物を産んでしまったと暗にアメリカを批判する。
ヤクザの抗争が残虐でかつ佐藤のような平気で人殺しをする男が日本にいるのかと海外の人たちに信じられたようだ・・・映画の世界なのにね。
若山富三郎、小野みゆき、ガッツ石松、内田裕也、安岡力也、神山繁、國村隼、島木譲二などそうそうたる日本のあくの強いメンバーが出演している。
健さんの渋い演技をしのんで是非観てほしい。詳しいレビューは「ブラック・レイン」もよろしくね。
第5位 イヤー・オブ・ザ・ドラゴン
1986年日本公開のアメリカ チャイニーズマフィア映画
監督 マイケル・チミノ(ディア・ハンター、天国の門、シシリアン)
出演 ミッキー・ローク(ナインハーフ、エンゼル・ハート、シン・シティ、レスラー)
ジョン・ローン(ラストエンペラー、ラッシュアワー2)
アリアーヌ・コイズミ
興行的にはあまりかんばしくなかったが、僕はけっこう好きな作品だ・・・バイオレンス描写が実に凄い。
マイケル・チミノのオオコケに終わってしまった「天国の門」の次の作品だ。
主演のミッキー・ロークが若く、のりに乗ってた、そして無名のジョン・ローンがこれまた素晴らしい。
ジョン・ローンはこの映画を足掛かりに大作「ラストエンペラー」の主役に抜擢される。是非この二人のエネルギッシュな激突を観てほしい。
ニューヨーク市警察の刑事スタンリー・ホワイト(ミッキー・ローク)はチャイニーズ・マフィアを潰そうと取り締まりを強化する。
ところが警察の上層部は彼らの幹部と協定を結び、本腰を入れようとしない。
さらに、チャイニーズ・マフィアの中にも世代交代が行われようとしていた。若いボス ジョーイ・タイ(ジョン・ローン)はイタリアン・マフィアばかりか、身内の旧体制派も次々と粛清し、縄張りを拡大してゆく。
そしてスタンリーとジョーイとの対決が避けられなくなって行く・・・どちらが生き残るのか。
橋での一騎打ちが記憶に残る。
第4位 ブリット
1968年日本公開のアメリカ 刑事サスペンス映画
監督 ピーター・イェーツ(ジョンとメリー)
出演 スティーブ・マックイーン(荒野の七人、砲艦サンパブロ、パピヨン、タワーリング・インフェルノ、栄光のル・マン)
ジャクリーヌ・ビセット(大空港、ロイ・ビーン、オリエント急行殺人事件)
ロバート・ヴォーン(荒野の七人、レマゲン鉄橋、0011ナポレオン・ソロ)
日本でも、大ヒットした刑事ドラマだ。スティーブ・マックイーンがカッコよかった。でも彼は50才で癌で亡くなってしまう・・・早すぎるね。
それからヒロインのジャクリーヌ・ビセットが若くてもの凄く可愛かった、彼女は現在も存命でちょこちょこ映画や海外ドラマに出演している。
監督のピーター・イェーツとスティーブ・マックイーンはもともとカーレーサーであったことから、この映画のカーチェイスシーンは「凄い」の一語に尽きる・・・色々な映画の参考にされたらしい。
サンフランシスコ市警察のブリット警部補(スティーブ・マックイーン)はチャルマース上院議員(ロバート・ボーン)から裁判の重要参考人の保護を依頼される。
その重要参考人はジョー・ロスと言ってマフィアの金を横領していた。彼はマフィアの暗殺者に殺されるが、これには裏があると感じたブリットはジョーがまだ死んでないことにして、敵の出方をうかがう。
案の定、二人の暗殺者がブリットを追い、カーチェイスとなる。そして彼は、ジョー・ロスが替え玉だったことが分かる。
ブリットは本物のジョー・ロスを追い詰め、巨大な陰謀の解明に全精力を注ぐ、果たしてその真相とは・・・。
第3位 ヒート
1996年日本公開のアメリカ アクションサスペンス映画
監督 マイケル・マン(ラスト・オブ・モヒカン、コラテラル、ブラックハット)
出演 アル・パチーノ(ゴッドファーザーシリーズ、セルピコ、狼たちの午後)
ロバート・デ・ニーロ(ヒート、リミットレス、マイ・インターン、レッド・ライト)
ヴァル・キルマー(トップガン、ドアーズ、バットマン フォーエバー)
ジョン・ヴォイト(真夜中のカーボーイ、ミッション:インポッシブル)
マイケル・マン監督の傑作だ、アル・パチーノとロバート・デ・ニーロが共演したことでも有名な映画だね。
でも何と言っても素晴らしいのは、「映画史に残る12分間の銃撃戦」だね。実弾射撃の音を使っている。これだけでも、この映画を観る価値がある。
当時二人とも50代だけど、全く年齢を感じさせない、男の渋みと貫禄がにじみ出ている。
舞台はロサンゼルス、ニール・マッコリー(ロバート・デ・ニーロ)率いる強盗団が現金輸送車を襲い、裏金作りのヴァン・ザント(ウィリアム・フィクナー)の無記名証券を強奪する。
ニールはヴァン・ザントとの証券の交換を試みるが、失敗し両者ともに泥沼の戦いのもつれ込む。
ロサンゼルス市警の警部ヴィンセント・ハナ(アル・パチーノ)はニールをライバル視し、必ず殺してやるとお互いに宣言する。
ニールはイーディ(エイミー・ブレネマン)と言う女性と犯罪稼業から足を洗って、一緒に暮らそうと考える。
そして彼は最後の銀行強盗を実行に移す、ところが情報がヴィンセントに漏れ、銀行に急行した警察と激しい銃撃戦となる。
果たしてニールは逃げ延びることが出来るのか?
第2位 フレンチ・コネクション
1972年日本公開のアメリカ アクション刑事映画
監督 ウィリアム・フリードキン(エクソシスト、クルージング、英雄の条件)
出演 ジーン・ハックマン(俺たちに明日はない、スーパーマン、許されざる者)
ロイ・シャイダー(コール・ガール、ジョーズ、2010年)
第44回アカデミー賞に8部門ノミネートされ、5部門獲得した凄い映画だ。
「フレンチ・コネクション」とはトルコからフランスを経由してアメリカに持ち込まれるヘロインの密売ルートのことなんだね。
1961年にフランスから空輸された麻薬40Kgを押収した実際の事件がモデルになっている。
ニューヨーク市警の「ポパイ」ことドイル刑事(ジーン・ハックマン)は相棒の通称「クラウディ」ルソー刑事(ロイ・シャイダー)と巨大な麻薬組織を追っていた。
ポパイはマフィアの組長たちとテーブルを囲んで談笑している若い夫婦に不審を抱き、彼らに極秘で密着し動向をさぐる。
若い夫の名はサル・ボカと言って、大物マフィア ワインストックの舎弟であることをつきとめる。
そして近々フランスとの大口のヘロイン取引の情報を入手する。
ポパイとクラウディはマフィアから放たれた殺し屋に殺されそうになりながらも、麻薬シンジケートの摘発にのりだして行く。
第1位 羊たちの沈黙
1991年日本公開のアメリカ サイコサスペンス映画
監督 ジョナサン・デミ(レイチェルの結婚)
原作 トマス・ハリス「羊たちの沈黙」「レッド・ドラゴン」「ハンニバル」
出演 ジョディ・フォスター(タクシードライバー、告発の行方、コンタクト、エリジウム)
アンソニー・ホプキンス(羊たちの沈黙、レッド・ドラゴン、ノア約束の舟、ドラキュラ、ザ・ライト)
スコット・グレン(ライト・スタッフ、ボーン・アルティメイタム、ボーン・レガシー)
テッド・レヴィン(ヒート、ワイルド・スピード、シャッター・アイランド、名探偵モンク)
なんてったってこの映画が一位だ。当時映画館に駆け付けたが「トリハダ」もんだった。
完全にはまってしまって、トマス・ハリスの原作まで読んじゃった。
第64回アカデミー賞で主要5部門を制覇している・・・長い映画の歴史の中で3作目だ。
そしてこの映画で、ジョディ・フォスターとアンソニー・ホプキンスがスーパースターになってしまう。
これだけ凄い映画を撮りながら監督のジョナサン・デミはこの作品以降低迷する。まさに「一発屋」だった。彼は何で続編の監督をやらなかったのかなー・・・せっかく鉱脈を探り当てたのにね?
この映画の反響は強烈で、「ハンニバル」「レッド・ドラゴン」「ハンニバル・ライジング」と次々に続編が作られた。さらに海外ドラマ「HANNIBAL/ハンニバル」も作られるとは、予想できなかった。
FBIアカデミーの訓練生クラリス・スターリング(ジョディ・フォスター)は行動科学課のクロフォード主任捜査官(スコット・グレン)からある猟奇事件解明の調査を依頼される。
その事件の犯人は「バッファロー・ビル」(テッド・レヴィン)と呼ばれ逃走中で足取りがつかめない。犯人は太めの若い女性ばかりを狙って殺害し、生皮を剥がすと言う異常な行動を取っていた。
元精神科医の凶悪犯ハンニバル・レクター博士は(アンソニー・ホプキンス)異常者の行動分析については超一流で、この事件のアドバイスを受けようとクラリスを精神病院に派遣した。
沈黙を守っていたハンニバルはクラリスに興味を抱き、彼女自身の生い立ちを話す交換条件で、犯人の行動に関するアドバイスしてゆく。
そんな時、上院議員の娘が「バッファロー・ビル」に誘拐される事件が起きる。ハンニバルは警備の緩い刑務所への移管を条件に上院議員の娘の居所についてアドバイスすると言う。
ところがハンニバルは別の刑務所への移送の最中に監視員を殺害し逃亡する。
彼が警察の首脳陣に語った情報はガセネタで、クラリスにのみ正確な情報を伝えていた。果たして彼女は「バッファロー・ビル」を捕まえることが出来るのか?
ところで「羊たちの沈黙」とは、クラリスのこころに突き刺さっていたトラウマなんだけど、映画を観れば彼女の育った環境が大きな影響を与えていたのがよく分かるね。
まとめ
今回刑事ドラマをまとめてみたけど、まだまだ紹介したい作品がいっぱいある。いつの時代も刑事ドラマは面白くて興味が尽きない。
一位になった「羊たちの沈黙」だけど、これがどんどんエスカレートしてゆくんだね。海外ドラマ「ハンニバル」では色々な異常者が次から次に出て来る。ここまで来ちゃうとサイコホラーだ。
信じられない死体芸術の極致が描かれる。ホラーなのか、スプラッターなのか、芸術なのか・・・あまりにグロいので、シーズン3で打ち切られそうだ、今のうちに見ておいた方がいいのかも。
「レッド・ドラゴン」は是非観てほしい、ここには載せられなかったけどサスペンスとしては一級品だ。
エドワード・ノートン(ウィル・グレアム捜査官)が刑事役なんだけど、彼がすごくカッコイイ。
ウィルとハンニバルの頭脳戦はどちらが勝つのか、そして「レッド・ドラゴン」とは何者なのか・・・この映画もヒットした。
アクション系の刑事ものと頭脳系の刑事ものは面白いけど、スプラッター系ともなるとなかなかお薦めは難しい・・・自己責任でお願いしますネ。
TATSUTATSU
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