第30位 ジャクリーヌ・ビセット
「大空港」 ディーン・マーチンと
1944年生まれ(71才)イギリス人
代表作:「ブリット」「大空港」「オリエント急行殺人事件」
コメント:ブリットではスティーブ・マックイーンの相手役を、大空港ではディーン・マーチンの愛人を演じて可愛かった。結婚せず、独身を貫いているとは珍しい。
第29位 ラクウェル・ウェルチ
1940年生まれ(79才)アメリカ人
代表作:「ミクロの決死圏」「恐竜100万年」「三銃士」
コメント:とにかくセクシーな女優だ。ヒップよりもバストが大きいと評判になった。「ミクロの決死圏」を見てほしい彼女の魅力満載だ。生涯4度も結婚しているところをみると強力な肉食系かもしれない。
第28位 浜美枝
「007は二度死ぬ」
1943年生まれ(76才)日本人
代表作:「007は二度死ぬ」「キングコング対ゴジラ」
浜美枝さんと若林映子さんに注目だ。
コメント:「007は二度死ぬ」は僕が高校生の頃見に行った映画だ。日本人が初めてボンドガールを務めた記念すべき作品で、浜美枝さんも若林映子さんも20代の美しさの絶頂期だ。この頃、ショーン・コネリー、ハゲ説が広がっていた。ともかく、懐かしさをこらえてもう一回見てみよう。
第27位 ジェーン・フォンダ
「バーバレラ」
1937年生まれ(78才)アメリカ人
代表作:「バーバレラ」「コールガール」「帰郷」
コメント:「コールガール」「帰郷」で二度のアカデミー主演女優賞を取っている、すごいね。お父さんは名優ヘンリー・フォンダ、弟は「イージー・ライダー」のピーター・フォンダだ。バーバレラは初期の作品で、彼女が色っぽかった・・・高校生の時に観に行ったけど不思議な映画だった。
第26位 キャサリン・ロス
「卒業」ダスティン・ホフマンと
1940年生まれ(76才)アメリカ人
代表作:「卒業」「明日に向かって撃て!」
https://youtu.be/MxJ-sZ5PRWM
コメント:代表作2作で一躍スターになったけど、そのあとはパッとしなかった。たれ目が可愛く日本でも大人気だった。
第25位 キャンデス・バーゲン
「パリのめぐり逢い」
1946年生まれ(70才)アメリカ人
代表作:「砲艦サンパブロ」「パリのめぐり逢い」「愛の狩人」
コメント:「砲艦サンパブロ」ではスティーブ・マックイーンの相手役、「パリのめぐり逢い」ではイヴ・モンタンの愛人役を演じた。知的でクールな感じのする美人だね。
第24位 シルヴァ・コシナ
「鉄道員」
1933年生まれクロアチア人(61才没)
代表作:「鉄道員」「ヘラクレス」「脱走大作戦」
コメント: シルヴァ・コシナと言っても知らない人が多いに違いない。でも名作「鉄道員」は知ってる人が多いと思う。高倉健さんの「鉄道員(ぽっぽや)」と間違えないように。この映画では主人公の長女を熱演している。長身で細身、9頭身の美しい女性だ、残念ながら乳がんで亡くなってしまった。
第23位 ナタリー・ウッド
「ウエスト・サイド・ストーリー」
1938年生まれ(43才没)アメリカ人
代表作:「理由なき反抗」「ウエスト・サイド・ストーリー」「草原の輝き」
トゥナイト
コメント:映画においては清純派女性を演じることが多いが私生活では肉食系だ。多くの男優と浮名を流した。彼女は俳優のロバート・ワグナーと二度結婚している。若くして「事故死」で亡くなっているが最近「不審死」として再捜査されている。あまりに波乱に満ちた生涯だね。
第22位 アン=マーグレット
「愛の狩人」ジャック・ニコルソンと
1941年生まれ(75才)アメリカ人
代表作:「愛の狩人」「トミー」
コメント:彼女は、演技だけでなく、歌って踊れる役者なんだ。歌手として13枚のアルバムをリリースしている。映画ではなかなか色っぽかった。
第21位 シャーリー・マクレーン
「アパートの鍵貸します」
1934年生まれ(86才)アメリカ人
代表作:「アパートの鍵貸します」「愛と喝采の日々」「愛と追憶の日々」「LIFE!」
コメント:親日派の女優だ。娘にサチコと言う名前をつけている(女優:サチ・パーカー)。ファーニーフェイスと色っぽさで人気者になったが演技派女優でもある。晩年、自分の神秘体験を本にした「アウト・オン・ア・リム」が世界的なベストセラーとなる。弟はあのウォーレン・ベイティだ。
第20位 シャーロット・ランプリング
「未来惑星ザルドス」ショーン・コネリーと
1946年生まれ(70才)イギリス人
代表作:「愛の嵐」「評決」「未来惑星ザルドス」「エンゼル・ハート」「リスボンに誘われて」
コメント:冷たそうな知的美人だ。彼女は、今も第一線で活躍している。息の長い才能ある女優だ。「愛の嵐」では衝撃的な役を演じていた。
第19位 ダニエラ・ビアンキ
「007ロシアより愛をこめて」
1942年生まれ(74才)イタリア人
代表作:「007ロシアより愛をこめて」
コメント:007の初期傑作作品「007ロシアより愛をこめて」でボンドガールを演じた。1960年にミス・ローマに選ばれていることから、相当な美人だ。でも芸能界をすぐに引退してしまった・・・もったいないね。
第18位 カトリーヌ・ドヌーグ
「シェルブールの雨傘」
1943年生まれ(72才)フランス人
代表作:「シェルブールの雨傘」「昼顔」「哀しみのトリスターナ」「8人の女たち」
コメント:「シェルブールの雨傘」の時は20才くらいで実にきれいだった。今も現役で頑張っている数少ない女優だ。しかも今でも美しく、うまく年を重ねてきたようだ。
第17位 クラウディア・カルディナーレ
「山猫」アラン・ドロンと
1938年生まれ(78才)イタリア人
代表作:「山猫」「ブーベの恋人」「ウエスタン」
コメント:野性的な魅力にあふれた女優だ。「ウエスタン」ではヘンリー・フォンダやチャールズ・ブロンソンと共演し、ハリウッド入りしている。
第16位 ジュディ・ガーランド
1922年生まれ(47才没)アメリカ人
代表作:「オズの魔法使」「若草の頃」「イースター・パレード」
コメント:抜群な才能を持った女性であったが太りやすく、当時ハリウッドでやせ薬として使われていた覚せい剤を常用してしまう。20代の頃には神経症と薬物中毒のため生活が乱れる。1945年に映画監督のヴィンセント・ミネリと再婚、生まれた娘があのライザ・ミネリだ。しかし、その後も乱れた生活は続き睡眠薬の過剰摂取で亡くなってしまう。
第15位 ブリジット・バルドー
「殿方ご免遊ばせ」
1934年生まれ(81才)フランス人
代表作:「素敵な悪女」「殿方ご免遊ばせ」「軽蔑」「ビバ!マリア」
コメント:猫のような目と分厚い唇の独特な風貌が、セックス・シンボルとして世界中の人々に愛された。「BB」の愛称で呼ばれ、「MM」マリリン・モンローとよく比較される。家庭が裕福でパリの上流階級育ちだったらしい。残念ながら日本での人気はイマイチだった。
第14位 ティッピ・ヘドレン
「鳥」
1930年生まれ(90才)アメリカ人
代表作:「鳥」「マーニー」「伯爵夫人」
ヒッチコック監督に見いだされ「鳥」に出演、一躍スターになる。金髪で細身・長身とヒッチコックが好む女性だがあまりに彼に付きまとわれ1967年に一時女優業を中断してしまった。もったいないね。生涯に4度の結婚をしていることから外見に似合わず肉食系かも。
第13位 キム・ノヴック
「めまい」
1933年生まれ(83才)アメリカ人
代表作:「ピクニック」「めまい」「愛情物語」「クリスタル殺人事件」
コメント:「めまい」では妖艶な女性を演じて、多くの男性ファンを魅了した。現在でもこの名作はよく知られていて彼女の美しさが光る。
詳しいレビューは「めまい」を見てね。
第12位 ソフィア・ローレン
「ひまわり」
1934年生まれ(81才)イタリア人
代表作:「ふたりの女」「伯爵夫人」「ひまわり」「ラ・マンチャの男」
コメント:初期のころは肉体派女優として存在感を出していたが、その後は演技でも才能を開花させている。僕は「ひまわり」が印象に残っている。高校生の分際でこの映画を見に行った記憶がある・・・心に残る映画だった。ヘンリー・マンシーニの曲が大ヒットした。
戦争によって恋人が引き裂かれる哀しいドラマだ。
第11位 マリリン・モンロー
「七年目の浮気」
1926年生まれ(36才没)アメリカ人
代表作:「紳士は金髪がお好き」「七年目の浮気」「バス停留所」「お熱いのがお好き」
コメント:彼女ほどスキャンダルの多い女優も少ない。彼女は貧困と闘いながらスターの階段を上って行ったと言われている。当初はセックス・シンボルと言われ肉体派女優だったけど、演技指導の結果役者としても高い評価を得ているんだ。
最大のスキャンダルはケネディ兄弟と不倫の関係があったと言われていることだ。そして彼女は睡眠薬で自殺するのだが、今だに謀殺説が根強く残っている。
僕は昔見た「バス停留所」も好きだ。女をまるで知らない田舎男が一方的にマリリンにのぼせ上がる、でも最後には彼女も少しずつ男に愛情を感じてゆく。
第10位 ヴィヴィアン・リー
「風と共に去りぬ」
1913年生まれ(53才没)イギリス人
代表作:「風と共に去りぬ」「哀愁」「欲望と言う名の電車」
コメント:「風と共に去りぬ」が彼女の出世作だね、この映画でアカデミー賞主演女優賞を獲得している。才能豊かな彼女だが病気がちで、53歳の若さで病死している。
https://youtu.be/lWcdyySRZck
この映画ではもの凄く勝気な女性を演じるが、最後は真の愛情に目覚めてゆく。
第9位 グレース・ケリー
「裏窓」
1929年生まれ(52才没)アメリカ人
代表作:「裏窓」「喝采」「上流社会」
コメント:彼女は一見清楚に見えるが、恋多き女でゲイリー・クーパーやクラーク・ゲーブルなとの共演者と次から次へと噂になったらしい。そしてモナコ大公のレーニエ3世と結婚し、モナコのプリンセスとなる。
残念ながら自動車事故で52才の若さで亡くなっている。
彼女の美しさが際立つ、サスペンス映画だ。
第8位 デボラ・カー
「王様と私」
1921年生まれ(86才没)イギリス人
代表作:「黒水仙」「地上より永遠に」「王様と私」「めぐり逢い」
コメント:気品のある風貌で「英国の薔薇」と呼ばれ、世界中の人々から愛された。パーキンソン病を患い、この病によって亡くなっている。
彼女の代表作「王様と私」は日本人によるミュージカルとしても人気がある。
王様役のユル・ブリンナーと息がぴったりだ。
第7位 アヌーク・エーメ
「男と女」
1932年生まれ(88才)フランス人
代表作:「男と女」「甘い生活」「ローラ」
コメント:「男と女」を見ていると彼女の美しさが際立つ。88才でご健在だ。生涯4度の結婚をしている。恋多き女性かもしれない。
第6位 ジュリー・クリスティ
「ドクトル・ジバコ」
1940年生まれ(80才)イギリス人
代表作:「ドクトル・ジバゴ」「華氏451」「シャンプー」「トロイ」
コメント:知的で気の強そうな美人に見える。演技派女優で多くの賞にノミネートされたり獲得したりしている。代表作は「ドクトル・ジバゴ」だが、ディストピア映画「華氏451」もお勧めだ。
第5位 ジェニファー・ジョーンズ
「慕情」
1919年生まれ(90才没)アメリカ人
代表作:「聖処女」「慕情」「タワーリング・インフェルノ」
コメント:彼女はエキゾチックな風貌で中年男性の心を射止めたハリウッド大女優だ。特に「慕情」を見てほしい、彼女の魅力があふれる作品だ。彼女は90才まで生きた美人としては珍しい女優だ。美人薄命とよく言われるからね。
第4位 ジュリー・アンドリュース
「サウンド・オブ・ミュージック」
1935年生まれ(84才)イギリス人
代表作:「サウンド・オブ・ミュージック」「メリー・ポピンズ」「アクアマン」
コメント: 長身で細身、庶民的な風貌で愛された。特に「サウンド・オブ・ミュージック」についてはもう何回見たか分からない。この映画を見て勇気をもらった人も多かったに違いない。落ち込んだ時にはどんな薬より効果がある。もう80才を過ぎてしまったが2018年の「アクアマン」では怪物の声で出演している。
第3位 イングリッド・バーグマン
「カサブランカ」
1921年生まれ(67才没)スウェーデン人
代表作:「カサブランカ」「誰が為に鐘は鳴る」「汚名」「ガス燈」「追想」
コメント:気品と美しさを兼ね備え、情熱も有したスーパースターだ。映画プロデューサーのセルズニックとのダブル不倫は芸能界の一大スキャンダルになった。
清純派の彼女が夫を捨ててまで愛に狂うとは・・・外見からは考えられないね。
第2位 エリザベス・テーラー
「クレオパトラ」リチャード・バートンと
1932年生まれ(79才没)アメリカ・イギリスの国籍
代表作:「陽のあたる場所」「ジャイアンツ」「クレオパトラ」「バージニア・ウルフなんかこわくない」「じゃじゃ馬ならし」
コメント:映画史上最高の女優と言われている。私生活も派手で結婚・離婚を繰り返し8回結婚している。子役から大スターに上り詰めた数少ない女優とも言える。
代表作が非常に多く、映画と恋愛に生きた人生と言えるが、その陰には苦労も多い。70回以上入院し、20回以上も大手術を受けたと言われている。
https://youtu.be/9z4V67zK8nE
真実の愛に忠実に生きることが出来る、芯の強い女性かもしれない。
第1位 オードリー・ヘプバーン
1929年生まれ(63才没)イギリス人
代表作:「ローマの休日」「ティファニーで朝食を」「マイ・フェア・レディ」「おしゃれ泥棒」「暗くなるまで待って」
コメント:黒っぽい瞳と髪、太い眉それからキャシャな体型・・・天使のような風貌は日本人に大人気だった。特に「ローマの休日」は彼女の代表作でアカデミー賞の主演女優賞を獲得している。
「マイ・フェア・レディ」ではミュージカルにも挑戦し、大成功を収めている。芯の強い女性で晩年はユニセフの親善大使としてエチオピア、南米諸国、バングラデシュ、ベトナム、ソマリアなどを訪問して恵まれない子供たちを勇気づけた。
残念ながら63才の若さで癌に倒れ、永眠した・・・美人薄命なのかな。
彼女のファンは僕も含めて永遠だ。
もう一つおまけだ。
まとめ
「マイ・フェア・レディ」
往年のあこがれの美女20人をまとめてみた。
まだまだ美女は多く、あれがないぞ、これがないぞと思われるかもしれないがその点はご容赦を。
輝くようなあこがれの美女でも、今は亡くなってしまっているかおばあさんになっている。まあ、僕も60才過ぎているから当然だよね・・・年を取るはずだ。
「クレオパトラ」
美人薄命とは言うけれど、けっこう長生きしている人も多い。
清純派だと言われていた女優が次から次へと男を食う肉食系だったり、大人しそうに見えて実はわがまま女だったりと色々ある。やはり私生活はあまり知らない方が身のためだ。
浜美枝
今後も美女は次から次へと出てくると思うけど、クラシック美女は永遠に残って行くと思う。
tatsutatsu
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