SF

映画「ヴェノム」感想・評価:素晴らしいCG映像とアクションを見せてくれるが内容は薄っぺら過ぎる

サマリー


★★☆☆(そこそこ面白い)

2018年11月日本公開のアメリカ製作マーベル・キャラクタードラマ
監督 ルーベン・フライシャー(L.A.ギャングストーリー、ヴェノム
出演 ●トム・ハーディ(インセプション、ダークナイト ライジング、ダンケルクマッドマックス 怒りのデス・ロードヴェノム
●ミシェル・ウィリアムズ(ブロークバック・マウンテン、マリリン7日間の恋、マンチェスター・バイ・ザ・シーゲティ家の身代金ヴェノム
●リズ・アーメッド(ナイトクローラージェイソン・ボーンローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリーヴェノム

映画『ヴェノム』予告

 

主演俳優はトム・ハーディとミシェル・ウィリアムズ、申し分ない。アクションもCGも素晴らしい。それなのに何故か面白くない。楽しみにしていた映画だったが、残念ながらストーリーがあまりにも薄っぺらい。

日本の「寄生獣」の方が良かったと思ってしまうくらいだ。でも世界中で大ヒットだ。プロモーションの成功と言うべきかな。今までのマーベル・コミックのキャラクターは「スパイダーマン」のように正義の味方だった。

今回の「ヴェノム」は「スパイダーマン」の悪役からの昇格だ。だから完全な正義の味方ではない。悪い人間を食べてしまう凶暴さを持っている。この半分ワルと言うところが受けたのか?

この「ヴェノム」は続編が続きそうだ。しかも「スパイダーマン」と共演が有り得ることをほのめかしている。トム・ハーディは3本契約したとのことだ。

話のスジを少し紹介すると。巨大企業「ライフ財団」のCEOカールトン・ドレイク(リズ・アーメッド)は環境破壊などによって人類は近未来に滅びると考えている。

彼は居住可能な惑星を見つける為、宇宙に探査ロケットを向かわせる。探査ロケットがある彗星からサンプリングした「物体」を持ち帰る途中、地球に墜落してしまう。

サンプル容器の一つが破損する。中から不思議な物体が現われ人間に寄生し「ライフ財団」の研究所に向かう。無傷の容器を回収した財団はその中に地球外生命体を見つける。この生命体を「シンビオート」と名付ける。

この「シンビオート」は地球上に於いて人間に寄生しなければ生きられない特徴を持つ。ドレイクは秘密裏に人体実験を行い、「シンビオート」と融合できる人間を探そうとする。

正義感溢れるジャーナリスト、エディ・ブロック(トム・ハーディ)は恋人のアン・ウェイング(ミシェル・ウィリアムズ)とともに「ライフ財団」の悪事を暴こうとしていた。

運よく、CEOのドレイクに取材許可が下りたエディは、取材の場で「人体実験の噂」を追及してしまう。怒ったドレイクは取材を中断し、エディの関係先に圧力をかける。それによってエディとアンは会社を解雇される。

これが原因でエディはアンからも仕事からも見放される。そんな時に「ライフ財団」の科学者ドーラ・スカース(ジェニー・スレイト)が接触してくる。

ドーラは「人体実験によって多くの人が亡くなっていることを報道してほしい」と持ちかける。エディは彼女に言われたことを実行に移し、研究所をこっそりと調査し始める。ところが彼はここである被験者と接触したことから「シンビオート」に寄生されてしまう。

エディの体を蝕み始めた地球外生命体は彼と精神も共有することになる。そして寄生された彼はスーパーマンのような凄い能力を持ったことを知る。

果たしてエディはどうなってしまうのか。そして唯一「シンビオート」と融合できたエディを捕まえようとドレイクの部下が迫ってくる・・・・。

その後のストーリーとネタバレ

エディとシンビオートが融合したヴェノムは体から触手のようなものを飛び出させ追跡者を振り切る。バイクに乗って逃走するも車で追われる。しかし、ヴェノムの力は強力だドレイクの部下を蹴散らす。

その頃、地球に落下しサンプル容器から唯一逃げ出し、人間に寄生して「ライフ財団」に向かったシンビオートが研究施設に現れる。

そして、このシンビオートはドレイクに寄生し、ライオットになる。ライオットと融合したドレイクはシンビオートによる地球侵略を考える。そしてロケットを飛ばし多くのシンビオートを地球に持ち帰ろうとする。

そこに、ヴェノムが立ちふさがる。ヴェノムとライオットとの壮絶な戦いが始まる。ライオットの力はヴェノムより勝るがエディとの協力によってライオットを倒す。

エディにとってはもうヴェノムは切り離せない相棒だ。これからも悪を倒しながら生きてゆくだろう。

レビュー

結末を見ると続編がありそうだ。今度は誰を相手に戦うのか、まさかスパイダーマンやアイアンマンではないだろう。興行的には世界中で大ヒットしているから、しばらくはこのシリーズは続くね。

それにしても、「寄生獣」と似すぎて僕には新鮮味がなかった。残念。

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