ミステリー小説

ミステリー小説「ニトロを持って」夢と現実を行き来する老人症とは果たして病気なのか

ストーリー


 

日々、暮らしにくくなっている昨今、何によりどころを求めればよいのか。何もしなければ時間だけが過ぎてゆく。かといって、自分にノルマを与えすぎるとメンタルに来てしまう。そんな時の箸休めに「寝る前の5分間で読むチョイ恐ミステリー」でものぞいてみて。

動画をどうぞ。

地下鉄(メトロ)に乗って (2006) 劇場版予告

 

 

「地下鉄に乗って(メトロに乗って)」と言う映画がある。この映画は主人公が現代と過去を行き来しながら兄と父の生き方を知ってゆく物語だ。映画では堤真一、岡本綾、大沢たかお、常盤貴子が出演しヒットしている。

実は老人(個人差はあるが)も夢と現実を行き来している。朝起きるとここは現実なのか、夢なのかそして自分はまだ生きているのか死んでいるのかと一瞬、戸惑う。暗闇での数分間はまさに「メトロに乗って」いるようだ。

僕は毎朝、ワンコと散歩している。心臓に持病を抱えているので「ニトロ(ニトログリセリン)を持って」ゆく。発作が起きた時これを服用しないとヤバいからだ。

一般的に、「若いうちは一生懸命働いてお金を貯め、老後は悠々自適に過ごせ」と言われる。しかし、これは「ウソ」だと年取って気づく。やりたいことがあったら50代或いは65才までにやっておくことだ。

何故なら、老人はまさに「病気のデパート」。僕が自分の体力に自信を無くしたのは70才手前ある衝撃的な事件からだ。電車通勤途中、ホームの階段を上り、乗り換えようと隣番線の階段を駆け下りた。ところが足の筋肉がつって階段の上から下まで転げ落ちてた。

体中を打撲し、膝と脛をひどく擦りむいた。そんな僕を駅員さんが見ていて、そばにきて「大丈夫ですか」と気遣ってくれる。そして待たしてくれていた電車に「乗りますか」と聞く。

転げ落ちて「死にかけている」のにサラリーマンのサガか、とっさに「乗ります」と答えてしまった。待ちくたびれた乗客たちの冷たい視線を浴び電車に乗り込んだ。

この事件をきっかけに毎年、新種の「病気」に罹るようになった。まず、「帯状疱疹」だ。この病気は体の半分に湿疹が出る。そのままほっておいたところひどくなって寝られない。慌てて病院に駆け込んだ。先生からは「悪くなる前に早く来なさい」と怒られた。

次は、「痛風」だ。左足の親指が張れて痛いのにほっておいた。あまりの痛さに寝れない。病院に駆け込んだら「痛風」と言われた。さらに去年、軽い風邪から「喘息」になってしまった。これまた、せきがひどく眠れない日々が続いた。

寒くなると手足がしびれる。さらに舌もしびれるのは相当来ているはずだ。今年はどんな病気になるのかと心配しながら過ごしている。

先日健康診断を受けた、視力や聴力の低下が著しい。さらに腎臓もいかれてきた。体の中で正常な臓器はあるのかと疑ってしまう。おにぎりを食べていたら奥歯が2本根を残して折れた・・・今や入れ歯だ。

「帯状疱疹」「痛風」「喘息」「視力、聴力低下と歯のダメージ」「手足のしびれと関節痛」・・・次は多分「腎臓の機能低下」だろう。次から次へと薬をもらうが、全部は飲んでいない・・・飲み過ぎると体に悪いような気がする。

ダメージは体だけでなくメンタルもヤバい。先日、怖ろしい夢を見た。サラリーマンを引退してからかなり経つがいまだに夢に出てくる。人事異動の恐怖だ。

異動が発令されて赴任する。ところが課もあって名簿もあるのにいるべき机やイスが無い。課長に聞いたらみんなで居場所を探そうと言うことになった。

まず、ビル一階のカフェテリアはどうかと。でも人の出入りが激しくボツになった。次は会議室はどうかと、しかし空いている時間が少ない。その他、手分けして場所を探すが見当たらない。

しょうがないから屋外にテントを張ってイスを持ち込み何とかしのぐ・・・とてもやってられない。上司である課長に文句を言ったら「まだ、名簿に名前があるだけましだろ」と恐怖の言葉をはかれた。そして目が覚め、冷汗をかいていた。何という恐ろしい夢だろうか。もう自分は消えゆく運命なのか。

ところで今朝不思議な夢を見た。次から次へと夢の場面が変わる。覚えているのは起きる直前の夢だけだ。一本の木に何故かカラのペットボトルがいっぱい垂れ下がっている。

僕はそれを一生懸命で回収している。ほとんどのボトルを回収し終わり木から降りる時、地面にころんでしまった。気が付くと転んだところに「犬のフン」があった。上着についてしまったようだ。

この夢は「運が悪い夢」なのか、それとも「運が付いている夢」なのか判断が分かれる。まあ、しばらくこの夢の効用を見てみようか・・・なんかばかばかしい気もするね。

TATSUTATSU

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