ミステリー小説

ミステリー小説「夢と現実が直結する時」正夢や予知夢はありうるのか

ストーリー

「僕の実体験や知人から聞いた話をミステリー小説としてまとめた(フィクションもあるよ)。寝る前の数分間、僕に付き合ってほしい。読んでいただければ、深い眠りが提供できるかもしれない。でも、目がさえた時はごめんなさいね。」


お正月だ。宝くじが当たるといいね。僕は宝くじが当たった夢を見た。ところが当選金額が2,510万円と端数がついていた。情けない話、夢の中で「これは夢だ」と気づいてしまった。

いったい夢とは何だろー。そして夢は人間だけでなく動物も見ているようだ。うちの犬は寝ながら足をバタバタさせることがある。多分、散歩の夢でも見ていると思う・・・可愛いね。

夢のメカニズムは分かってないことが多い。「脳」が睡眠時に情報処理をしている。これが夢となって出てくるのか。夢の中の材料のほとんどは潜在意識と言われている。

潜在意識とは過去に経験した知識・記憶などが蓄積されたものだ。脳の中で、これは楽しい記憶、これは苦しい記憶、友人たちの記憶、家族の記憶・・・などなど、それぞれのジャンルごとにグループ分けしているのか?

そして夢は自分の願望や心の奥底をさらけ出してくれる貴重なモニターかもしれない。僕は毎日夢を見ていると思うが覚えている夢は少ない。

例えば、こんな夢を見た「ホテルで重要な会議があり、皆がホテルに集合する。ところが玄関に家族連れがいて、タクシーが捕まらないと僕に泣きついてくる。後で追いかけると同僚を先に行かせ、僕は必死でタクシーを探すがなかなか見つからない。」

「やっと見つかった時にはかなり時間が経っていた。家族には感謝されたが、重要な会議には遅刻だ。みんなから白い目で見られる。」これはわかり易い夢だ。いい仕事をするのに、会社では認めてもらえない・・・ということか。

それからこんな夢も見た。「過去いた営業所だ、僕に電話が架かってきてお客さんから早く来てくれと連絡が入る。」「僕は営業所を出て急ぐが、目の前の観覧車に無理やり乗せられてしまう。観覧車は上空に上がってゆく。飛び降りるわけにもいかない・・・待つしかない。」

「やっと観覧車から降りて急ぐが道が分からない、迷路のようになっている。そこの街角を回るのだが行けども行けども出口が見つからない。脂汗をかきながら目覚める。」

楽しい夢も見ている。「学生時代の友人や会社の同僚7人と旅をする。出発は名古屋のホテルだ、そして神戸、さらに博多、シンガポールのホテルも出てくる。街がモザイクのように混ざり合っている。一体どこへ行くのか・・・目が覚める。」

友人たち6人は覚えているが7人目は知らない顔だ。どうしても思い出せない。最後の一人は僕に取りついている守護霊なのか。懐かしい顔だ、ひょっとしたら父の若い時の顔かもしれない。そんな風に思っている。

最後に、今でも忘れられないが「現実と直結する夢」を見たことがある。その夢とは「僕は原っぱを歩いている。徐々に陽が落ちあたりはだんだん暗くなってくる。進むうちに、何かがいる。そして、そいつににらまれている。強烈な恐怖感に襲われる。」

僕はハッとして目を覚ます。僕の目の先には半開きになった窓から野良猫の光る目があった。僕はその時、心臓が止まるほど驚いた。ネコは僕に気づき逃げて行った。

最後の夢は生まれた時から備わっている「危険予知夢」ではないかと思っている。今でこそ人間は生き物の頂点に君臨している・・・天敵はいない。でも大昔、まだか弱い霊長類だったころ、トラやピューマなどの肉食獣に襲われたに違いない。

木に登ってくるネコ科の肉食獣から身を守るための本能が、自らを目覚めさせる。そして、襲われる前に避難することを促すのだ。寝ていても、耳や鼻、皮膚感覚、あるいは第6感は自分を守るために起きているのかもしれない。

でも、今では「ネコ」は大ブームだ。可愛いし、良くなつくからだ。そんなネコでも恐怖を感じた僕の体験だ。

TATSUTATSU

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