ミステリー小説

ミステリー小説「人相の謎」人相は自分の人生が映る鏡のようなもの

ストーリー


 

動画どうぞ。

映画『観相師-かんそうし-』予告編

 

観相師」という映画をご存じですか。「観相師」とは人相を見ることによって、その人の過去から未来まで言い当てる達人のことだ。ここに出てくる天才観相師は世間で評判となり、ある朝鮮王朝の宮中に招かれる。

そして王から重臣の中に逆賊がいないか見てほしいと依頼される。王は病に罹っており、自分亡きあとは幼い息子に王位を継がせようと考えていた。

彼は王の弟の「人相」を見て仰天する。まぎれもない「逆賊の悪相」だった。王の弟を失脚させなければ「動乱の世」がやってくる。彼はそれを防ぐために奔走するのだが・・・。

「人相」とはその人の人生を映す鏡だと言う。毎日、怒っていれば怒った顔になる。逆に笑った生活をしておれば穏やかな顔になる。そして周りから人が寄ってくる。

人類は「人相」を観る能力を持っている。この能力は進化の過程で「顔」をコミュニケーションの道具に使ってきたからだ。「喜怒哀楽」はすべて顔に出てくる。だから目の前にいる仲間が何を考えているか、を瞬時に把握して対処しなければならない。

僕らは、犬・猫をみて可愛いと感じる。また赤子や小さな子供を見ても可愛いし、心安らぐ。何故ならば彼らは純真で邪念が無いからだ。でもそれだけだろうか、ある種の遺伝的スイッチが入るとも考えられる。それは何だろうね。

長い間ご無沙汰していた友人や同僚にあった時、「人相」が変わったと感じることがある。会社を辞め、独立していった同僚がいた、かつては野心で顔がギラギラしていた。ところが今は生気がない、のっぺりしたように見える。

理由を聞くと、新しい会社を始め、苦労の連続だったそうだ。しかも、その会社はうまく行かずに結局、倒産した。人生で目標を失うほどつらいものはない。

僕はサラリーマン時代、毎日多くの人と接してきた。そしてそれなりに人を見る目も出来ていると思う。ただ、中には「人相」の読めない人もいる・・・化粧や眼鏡・髪型のせいか。韓国では顔が命、整形手術が多いと聞く。そして整形した方が人生でプラスに働くとも聞く。

観相師」の中で、王の弟の顔を主人公がほくろを3つ付け、さらに最悪の「悪相」にしてしまう。つまり、整形手術や化粧、髪型などで・・・人生を変えることが出来てしまうのだ。

最後に「サイコパス顔」について、この人相は覚えておいた方が良いと思う。僕は長いこと生きているからこんな奴らに出会ってきた。(「サイコパス」とは「反社会的人格障害」「良心や愛情、思いやりが欠如している人間」のこと。)

ただ、顔だけでなく言動にも注意が必要だ。全体的に見て、冷酷そうな顔、目つきの悪そうな顔、動揺しないポーカーフェイス的な顔。奥目、つり目、鼻が曲がっている、鉤鼻、角ばった顔、などがある。しかし、必ずしもこれらが当てはまっているとは限らない。

あとは自分の六感に頼る必要がある。とにかく「サイコパス」にはかかわらない方が良い、人生短いから、こんな奴らはスルーしよう。

TATSUTATSU

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