サマリー
こういう映画はあまり日本では受けないような気がする作品だね。
賛否両論あるだろーが、僕としてはあんまり面白くなかった。
登場人物はほとんど3人だけだ。
大どんでん返し系映画なんだけど、スジがあまりにも飛躍しすぎているのと、途中が非常に眠かったね。
最初双子の少年のところに、顔を包帯でグルグル巻きにした母親らしき女が帰って来る。この女が不気味で少年たちを襲うのかと思ったら、まったく逆でした。
人里離れた湖畔の豪邸に住む、双子の少年エリアスとルーカス、彼らはトウモロコシ畑で鬼ごっこしたり、近くを探検したりと仲良く暮らしていた。
この家に顔を包帯で隠し、目だけぎょろつかせる二人のママらしい女が帰って来る。
エリアスとルーカスは優しかった母親が性格のきつい女に変わっているのに驚く。
彼らは本当の母親かどうか確かめようと、包帯の女が寝てる間に手足をベッドに縛り付ける。
そして二人は女を尋問するのだが、女は自分が母親だと言い張るばかりで、正体を明かそうとしない。
彼らは最後の手段として女に油を注ぎ、火をつけると脅す。
果たしてこの女は二人の少年の母親なのか、それとも偽物なのか・・・。
ネタバレとレビュー
双子の少年エリアスとルーカスの内ルーカスは誰も見ることが出来ない。
最初ルーカスはもともと存在しないエリアスの精神的分身なのかと思ったが、双子と母親が写った写真があることからルーカスは既にこの世にいない幽霊ではないかとも思える。
唯一ルーカスが見えるのはエリアスだけである。何故ルーカスは死んでしまったのか。
この映画ではここのところが説明されていない。
母親らしき女が顔にケガをしていることを考えると、自動車事故でルーカスが死んでしまったのか?。
このことでエリアスと母親らしき女は心に大きなキズを負ってしまったようにも感じる。
女は寝込んでばかりで元気がない。
それにエリアスは白日夢ばかり見て、現実から逃避する。猫の死体を家に持ち帰って、生きた猫のように世話をする。
もともと死んでいると思われる猫が死体で発見され、女が殺したとどんどん精神を病んで行く。
そして女が寝ているところを見計らって、女をベッドに縛り付けてしまう。
気づいた女は大声を出そうとするが、口は粘着テープでふさがれたり、瞬間接着剤で強力に塞がれる。
そして結末ではエリアスは母親に油を注ぎ焼き殺してしまう。そして自分も火事で亡くなってしまう。
三人はあの世で一緒になる。
結末は、気がふれた少年が母親を殺す物語だが、あまりに怖さが無い・・・学芸会の演劇のようだ。
この監督はホラー映画を撮ろうとしたのかミステリー映画を作ろうとしたのか中途半端だね。
豪邸を燃やしたら高くつくから、豪邸に見せかけたセットを燃やすところなんかB級ぽく見えちゃうね。
TATSUTATSU
ところで怖い映画を4連発で紹介するね。是非見てね「死霊館エンフィールド事件」
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