ストーリー
「マトリックス」第一作目の映画を見てほしい。
この映画の反響は物凄く大きく、誰もがひょっとしたら「この世は仮想現実世界かもしれない」と思ったことだろう。さらに、あの有名な起業家イーロン・マスクが「この世界が仮想空間でない可能性は数十億分の1」と言っている。
何故、こんなことを考えるのか、根拠は何なのか・・・ほとんどの人が「根拠」を示していない。そして仮に「この世は仮想現実世界」であるとすれば我々を操っているのはいったい誰なのか、何の目的で我々が仮想空間で生かされているのか説明つかない。
僕は「この世は現実世界だ」と考えている。あなたはルーペを持って森や原っぱに出かけてみる。原っぱに腹ばいになってルーペで地面を観察する。するとそこにはおびただしいほどの生き物が存在する。
いろんな植物が絡み合い、さらによく見ると蟻んこやミミズや小さな昆虫がひしめき合っている。そしてこれらの土をサンプリングして土の中の微小生物(糸状菌・放線菌・原生生物・藻類・センチュウ類・・・際限がない)を顕微鏡で拡大すると、さらに不思議な世界が存在する。そしてバクテリアに至っては想像することも困難。
これだけ複雑な地球全体の生態系を「仮想現実世界」として片づけるのは無理がある。さらに目を深海に移してみると海の底も不思議な生物の宝庫なのだ。
まさに地球は生物で覆われているといっても過言ではない。そして多くの新種が毎年発見されている。我々人類が目の及ばない処には必ず新種の生物がいる。アリの巣の中、動物の体や体内、木の中、水の中、空気中、成層圏・・・。数ミリの昆虫世界には無数の新種がいると言われている。
これらは地球が何億年もかけた巨大な生態系だ。微小生物・バクテリアが有機物を分解し土に戻し、その栄養を植物が再利用する・・・これらの微生物・バクテリアは複雑に互いに結びつく。これら膨大なシステムはコンピューターによるシュミレーションでは難しいかもしれない。ただ、「この世は仮想現実世界」だと夢を見るのは、精神衛生上いいのかもしれない。それほど現実世界は生きるのがつらい。
コンピューターはどんどん進化してゆく、人間社会もそれに伴ってどんどん変化してゆく。しかし、これだけ科学技術が進歩しても「蟻んこ」一匹も作ることは出来ない。人類の最先端技術では月に行くのが精いっぱい。隣の火星ですら行くのはやっかいだね(将来的には行けるかもしれない)。
地球に最も近い恒星プロキシマ・ケンタウリは4.2光年も離れている。ロケットで行くとしたら約10万年もかかってしまう。地球は生物の楽園ではあるものの、銀河系では孤独だ。どこにも行けないし誰も地球には来ない。
非常に現実的でつらい話をしてしまった。でも真実を直視したうえで夢を見るのはいい事かもしれないね。特に最近マスコミで取り上げられる「UFO」「UAP」は真相を知りたい。
「UFO」を「UAP」(未確認空中現象)と言い直していることは、アメリカは何かを掴んでいると思う。モノではなく自然現象なのか。
エリア51に本当に円盤の残骸と宇宙人の遺体が保存されているとすれば死ぬ前に早く見たい。世界中に有料公開すればアメリカは大金を得ることが出来る。僕なら10万円払っても見に行きたいね。
話を元に戻すと、「この世は仮想現実世界だ」と信じている人は客観的な証拠を見つけてほしい。そしてそれを公開してくれたら有難い。期待しています。
TATSUTATSU
以下のミステリー小説も見てね。
「僕の金縛り体験記」
「連鎖する惨劇」
「クリスマスの雪女」
「幽霊が見える男」
「緑の少年」
「真夜中の鏡の怪」
「死相が顔に現れる」
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