ベストテン

お薦めコメディ映画ベストテン‐仕事の疲れは笑いで吹き飛ばせるね


第10位 デッドプール

2016年日本公開のアメリカ マーベル・コミックヒーロー コメディ映画
監督 ティム・ミラー
出演 ●ライアン・レイノルズ(グリーン・ランタン、デンジャラス・ラン黄金のアデーレ 名画の帰還デッドプール
●モリーナ・バッカリン(V、HOMELAND、デッドプール)
●エド・スクライン(デッドプール)
●T・J・ミラー(クローバーフィールド/HAKAISHA、トランスフォーマー/ロストエイジ、ベイマックス
●ジーナ・カラーノ(デッドプール)

映画『デッドプール』予告編

これほど下品でエロ・グロ、汚い映画は久しぶりだ。しかも信じられないことに不死身のヒーロードラマだ。下品過ぎて日本語の吹き替えや字幕は困るだろーね・・・正確に訳せているんだろうか。R指定だ、ガキんちょは見られなくて残念だ・・・でも見ない方がいいかもね。

ニューヨークのある酒場の常連ウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)は高級娼婦のヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)を愛し、結婚の約束をする。

ところが突然倒れたウェイドは病院で末期がんと診断される。彼のところにがんを治す代わりに人体実験の被験者になれとリクルーターから誘われる・・・彼は了解する。

ウェイドはフランシスと言うミュータントから細胞を変異させる薬を投与され、薬の効き目を良くするため拷問にかけられる。

彼はがんは治ったものの醜い(アボガドのような顔)不死身の体になってしまう。怒ったウェイドは赤いコスチュームを身に着け「デッドプール」と名前を変え、フランシスへの復讐を誓う。

フランシスは人間をミュータントに変貌させ、兵器として軍事関係者に売り飛ばしていた悪い男なんだね。

果たしてウェイドはコロッサス(鋼鉄の体を持った巨人)とネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド(体から原子力エネルギーを放出させる丸坊主の少女)の協力を得てフランシスを倒す事が出来るのか。

第9位 メン・イン・ブラック

1997年日本公開のアメリカ SFアクション コメディ映画
監督 バリー・ソネンフェルド(アダムス・ファミリーシリーズ、メン・イン・ブラックシリーズ)
出演 ●トミー・リー・ジョーンズ(逃亡者、メン・イン・ブラックシリーズ、ノーカントリー、リンカーン、ジェイソン・ボーン
●ウィル・スミス(バッドボーイズシリーズ、インデペンデンス・デイ、メン・イン・ブラック、アイ,ロボットアイ・アム・レジェンド、スーサイド・スクワット)

Men In Black (1997) – Trailer

メン・イン・ブラック2

Men In Black 2 Trailer [HD]

メン・イン・ブラック3

映画『メン・イン・ブラック3』オリジナル予告編

この映画はアメリカの都市伝説がもとになっているんだね。宇宙人やUFOの目撃者のところには、必ず黒服(メン・イン・ブラック:MIB)でサングラスをかけた男どもが現われ「しゃべるな」と脅迫するらしい。

言う事を聞かないとさまざまな嫌がらせをされるらしい・・・実際MIBはいろんなところで目撃されており、ひょっとしたら真実かもしれない。

宇宙人がいっぱい出て来るコメディなんだけどアカデミー賞をとったり、世界中で大ヒットしたりと世間を騒がせた話題作なんだね。続編が3まで作られている。

日本ではマルちゃんの「麺・イン・ブラック」と言うイカスミ カップ麺が発売された・・・残念ながら僕は食い逃した。

K(トミー・リー・ジョーンズ)と言う男がジェームズ・エドワード刑事(ウィル・スミス)をMIBにスカウトする物語なんだが(ジェームズはJと名乗ることになる)。

地球には1500体のエイリアンが住んでいる、彼らを管理し、犯罪を起こさせないようにし、しかも世間からその存在を隠匿するのがMIBの役割だ。

第一話では宇宙のならず者が地球にやってくる、これが大きな事件を巻き起こすんだな・・・。

第二話ではMIBを引退して田舎の郵便局で働いているKを復帰させ難題を解決させようと紛糾するJの物語なんだな・・・。

第三話では悪徳宇宙人が脱獄して地球に来る。彼はタイムマシンで過去にさかのぼってKを抹殺しようとする。それを阻止すべくJも過去にさかのぼる・・・そして若いころのKに遭遇する。何が何だかはちゃめちゃだね。

トミー・リー・ジョーンズとウィル・スミスのとぼけたコンビが絶妙だね・・・これに若いころのK役のジョシュ・ブローリンが出てきたりと飽きさせない。

ところで、続編「メン・イン・ブラック:インターナショナル」が出た、今一だったけど懐かしかったね。

第8位 ゴーストバスターズ

2016年日本公開のアメリカ ゴースト コメディ映画
監督 ポール・フェイク(ゴーストバスターズ)
出演 ●クリステン・ウィグ(LIFE!オデッセイ、ゴーストバスターズ)
●メリッサ・マッカーシー(ゴーストバスターズ)
●ケイト・マッキノン(ゴーストバスターズ)
●レスリー・ジョーンズ(ゴーストバスターズ)
●クリス・ヘムズワース(マイティ・ソーシリーズ、アベンジャーズシリーズ、スノーホワイトシリーズ、ブラックハット白鯨との闘い、ゴーストバスターズ、ドクター・ストレンジ

https://youtu.be/IFRyr8yrUkk

1984年のオリジナル版だ。

Ghostbusters (1984) – Official® Trailer [HD]

1989年のゴーストバスターズ2だ。

Ghostbusters II – Trailer 2

1984年のオリジナル版のリメイクと言ってもいいほどのリブート版だ。

主人公たちが全員男性から女性に置き換わっている。もちろんお化け退治の映画なんだけど・・・お化け業で本当に食えるならやってみたいね、楽しいだろうな。

今回クリス・ヘムズワースが頭の弱いイケメン役で出ている・・・なかなかコメディ映画も似合う。

コロンビア大学のエリン博士(クリステン・ウィグ)は昔、「幽霊は実在する」という内容の本を書いていたことがバレ、大学をクビになる。

彼女は仕方なく昔の旧友アビー(メリッサ・マッカーシー)とエンジニアのジリアン(ケイト・マッキノン)、地下鉄職員のパティ(レスリー・ジョーンズ)と組んで幽霊退治会社「ゴーストバスターズ」を立ち上げる。

会社の受付は唯一面接に来た、取り柄はイケメンだけの能無し青年ケヴィン(クリス・ヘムズワース)を雇う。

彼女らはタイミングがいいことにゴーストが町中に出没し始める。そしてジリアンの作った訳の分からない装置で悪戦苦闘しながらゴーストを退治するのだが、巨大な幽霊が姿を現す。

しかもイケメン ケヴィンが幽霊に乗り移られてしまい絶体絶命だ・・・さてどうなるのか?

オリジナル版からはやや落ちるが、懐かしさを感じさせてくれる作品だ・・・人畜無害だから暇なときにはお薦めだ。

第7位 ダメ男に復讐する方法

2014年アメリカ公開の お色気コメディ映画(日本未公開)
監督 ニック・カサヴェテス(きみに読む物語、ダメ男に復讐する方法
出演 ●キャメロン・ディアス(メリーに首ったけ、チャーリーズ・エンジェルシリーズ、バニラ・スカイダメ男に復讐する方法
●レスリー・マン(ダメ男に復讐する方法
●ケイト・アプトン(ダメ男に復讐する方法
●ニコライ・コスター=ワルドー(ブラックホーク・ダウンオブリビオン、ゲーム・オブ・スローンズ、ダメ男に復讐する方法

https://youtu.be/gqlkZxP8_Ng

実に面白い、三人の美女が手玉に取られたダメ男を徹底的にいたぶるドラマだ。

そのいたぶり方が実にエグい、浮気男には「グサッ」と来るから要注意だ・・・僕は浮気したことないけど。

カーリー(キャメロン・ディアス)は個人実業家のハンサム男マーク(ニコライ・コスター=ワルドー)と知り合い夢中になる。

彼女はこっそりと彼の家に押しかけたところ、奥さんのケイト(レスリー・マン)がいてびっくりする。あくる日ケイトは夫の浮気相手カーリーのところに現われヒステリーを起こす。

でも何故か二人は気が合い仲良しになる。二人でマークを見張ると、アンバー(ケイト・アプトン)と言う若くて巨乳の彼女までいることが分かる。

二人はアンバーも仲間に引き入れて、憎たらしいマークを三人でいたぶる相談をする。

まずカーリーはマークとの食事で多量の下剤を水に混ぜて飲ませる。マークは急にもよおし、うんちをちびってしまう。

ケイトはシャンプーの中身を脱毛剤に入れ替える、そして野菜ジュースに精力の減退する女性ホルモンを混ぜてマークに飲ませる。

マークは自分の乳首が大きくなってくるのにびっくりし、抜け毛にも悩む。当然セックスはおあずけだ。

さらにいたぶり続けられるマークはどうなってしまうのかな・・・ちょっぴり可愛そうだね。詳しいレビューは「ダメ男に復讐する方法」を見てね。

第6位 ジゴロ・イン・ニューヨーク

2014年日本公開のアメリカ エロティックコメディ
監督 ジョン・タトゥーロ(ジゴロ・イン・ニューヨーク
出演 ●ジョン・タトゥーロ(バートン・フィンク、トランスフォーマーシリーズ、ジゴロ・イン・ニューヨーク、エクソダス:神と王)
●ウッディ・アレン(ブルージャスミン、ジゴロ・イン・ニューヨークマジック・イン・ムーンライト、教授のおかしな妄想殺人)
●ヴァネッサ・パラディ(ジゴロ・イン・ニューヨーク
●リーヴ・シュレイバー(スクリームシリーズ、ジゴロ・イン・ニューヨーク
●シャロン・ストーン(トータル・リコール、氷の微笑、ジゴロ・イン・ニューヨーク
●ソフィア・ヴェルガラ(ジゴロ・イン・ニューヨークワイルドカード
●ムバルカ・ベン・タレブ(ジゴロ・イン・ニューヨーク

映画『ジゴロ・イン・ニューヨーク』予告編

大人向けの洒落たエロチックコメディだ、面白いよー。冴えない老人のマレー(ウッディ・アレン)はこれまた冴えない初老のフィオラヴァンテ(ジョン・タトゥーロ)にジゴロの商売を持ちかけるんだ。

日ごろマレーは女医のパーカー(シャロン・ストーン)からいい人いないかしらと相談を受けていた。彼女は最近 夫から相手にされず、欲求がたまって爆発寸前だ。

彼女にフィオラヴァンテを紹介する、もちろん一晩1000ドルの料金だ。ところが一見この冴えないおっさんはダンスも料理も出来、女性に優しいし、しかも精力絶倫だ・・・たちまち評判となる。

今度、パーカーはレズ友達のセリマ(ソフィア・ヴェルガラ)と3P(辞書で調べてね)をやりたいとマレーに連絡が来る。マレーは3P料金は一晩2000ドルだとふっかける。

フィオラヴァンテの評判は口コミで広がり、商売は繁盛する。そんな時アヴィガル(ヴァネッサ・パラディ)と言う女性がお客として訪ねてくる。

彼女はラビ(ユダヤ教の指導者)の未亡人で、フィオラヴァンテに肌を触れられて涙を流す。彼女が言うには、夫が亡くなってから長い間、誰も触れてくれないと心の中の想いを口に出す。

フィオラヴァンテは純真な彼女に恋をするようになる。ところが彼女に思いを寄せる警官のドヴィ(リーヴ・シュレイバー)は不純行為があったのではないかとマレーを捕まえ、ラビ審議会で糾弾する。

果たしてマレーとフィオラヴァンテはどうなってしまうのか。詳しいレビューは「ジゴロ・イン・ニューヨーク」を見てね。

第5位 チャーリーとチョコレート工場

2005年日本公開のイギリス・アメリカ・オーストラリア合作のファンタジー・コメディ
監督 ティム・バートン(バットマン、シザーハンズ、スリーピー・ホロウ、チャーリーとチョコレート工場、アリス・イン・ワンダーランドシリーズ、ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち
出演 ●ジョニー・デップ(プラトーンショコラフロム・ヘル、パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズ、トランセンデンス
●フレディ・ハイモア(ネバーランド、チャーリーとチョコレート工場)
●ヘレナ・ボナム=カーター(英国王のスピーチ、レ・ミゼラブル)
●ノア・テイラー(バニラ・スカイ記憶探偵と鍵のかかった少女オール・ユー・ニード・イズ・キルプリデスティネーション

チャーリーとチョコレート工場 予告編

ジョニー・デップがおかっぱ頭で可愛い青年を演じているのが面白い。これまたティム・バートンらしくて変わった映画だが、最後は「ほろっ」として心温まる物語だ。

ウィリー・ウォンカ(ジョニー・デップ)は「天才ショコラティエ:チョコレート専門の菓子職人」なんだ。自分の作ったレシピが外に漏れないように、チョコレート工場は立ち入り禁止になっている。

工場の従業員は全員ウンパ・ルンパ(ルンパランドに住む小柄な人々)で、給料はカカオ豆で払っているんだ。

ウィリーは自分の後継者を選ぶため、全世界に販売しているチョコレートに5枚の金色チケットを入れる。このチケットをゲットしたものが工場見学を許され、その中から一名を自分の後継者にしたいと考えている。

全世界で5名の当選者が決まる。

●オーガスタス・・・食いしん坊の肥満少年
●ベルーカ・・・・・お金持ちでわがままな少女
●バイオレット・・・いつもガムを噛んでいる負けず嫌いの少女
●マイク・・・・・・テレビ好きで反抗的な少年
●チャーリー・・・・貧乏だけど心優しい少年

彼らには工場見学の途中に色々なテストが待ち受けていて、これに全て合格すると凄い「副賞」がもらえる、その副賞とは何なのか、そして誰が選ばれるのか・・・。

工場の中にはチョコレートの川が流れていて、ウンパ・ルンパ達が歌を歌いながらチョコレートを作っている姿が可愛いね。

第4位 アメリ

2001年日本公開のフランス ブラック・ユーモア コメディ映画
監督 ジャン=ピエール・ジュネ(デリカテッセン、エイリアン4、アメリ、天才スピヴェット
出演 ●オドレイ・トトゥ(アメリ、ダ・ヴィンチ・コード)
●マチュー・カソヴィッツ(アメリ、ミュンヘン)

Amélie (2001) Official Trailer 1 – Audrey Tautou Movie

アメリ(オドレイ・トトゥ)がとても可愛いコメディだ。フランスで大ヒット、日本でも大ヒットした作品だ・・・見ていて楽しいからお薦めだ。

孤独なんだけど空想力が豊かで、純真な心を持つ女性の物語だ。こんな可愛い物語を「エイリアン4」を監督したジャン=ピエール・ジュネが作るとは・・・考えられないね。

アメリはパリのモンマルトルのカフェで働き始める。彼女はパリの街並みを散歩するとき、色々な想像を働かせる、そして人々を幸福にすることに生きがいをみいだす。

そんな彼女にも気になる男が現れる。スピード写真ボックスの下に捨てられた写真を集めるニノ(マチュー・カソヴィッツ)と言う男だ。

アメリはニノの置き忘れた写真集を見つけ、本人に届けようとするのだが・・・。

果たしてうまくゆくのかな、彼女は他人を幸せにすることばかり考えて、自分の幸せは後回しにしてきたけど、やっぱり自分も幸せにならなくっちゃ。

第3位 ホーム・アローン

1991年日本公開のアメリカ コメディ映画
監督 クリス・コロンバス(ホーム・アローン、アンドリューNDR114、ハリー・ポッターシリーズ、ピクセル)
出演 ●マコーレー・カルキン(ジェイコブス・ラダー、ホーム・アローン、マイ・ガール、ホーム・アローン2)
●ジョー・ペシ(ホーム・アローン、ホーム・アローン2、リーサル・ウェポンシリーズ)
●ダニエル・スターン(ホーム・アローン、ホーム・アローン2)

https://youtu.be/upGaC4ReIvM

ホーム・アローン2

ホーム・アローン2 (吹替版)

実に面白い、ホーム・アローン1も2も世界中で大ヒット、マコーレー・カルキン君のギャラが跳ね上がったと聞いている。でも子供のころに脚光を浴びちゃうと後が大変だ、彼も苦労したみたいだ。

話しのスジは、マカリスター一家がクリスマス休暇でパリに行ってしまう。ところが末っ子のケビン(マコーレー・カルキン)を屋根裏部屋に置き忘れる。

さらに運が悪いことに二人組の泥棒が留守宅を襲う。彼らは子供がいたのにはびっくりしたが、ガキはバカだとタカをくくって家に忍び込もうとする。

ところが彼らの誤算は、末っ子のケビンがそんじょそこらのガキと違って、いたずら好きのワルガキだったことだ。

泥棒たちはケビンに散々痛めつけられるが諦めない・・・やがてケビンにも危機が訪れるのだが・・・。

まだこの頃のマコーレー・カルキン君は可愛いね。今では彼も36歳だ、時の流れるのは早いねー。

第2位 ブルージャスミン

2014年日本公開のアメリカ ブラック・コメディ映画
監督 ウディ・アレン(ブルージャスミン、ジゴロ・イン・ニューヨークマジック・イン・ムーンライト、教授のおかしな妄想殺人)
出演 ●ケイト・ブランシェット(ロード・オブ・ザ・リングホビットブルージャスミン
●アレック・ボールドウィン(ブルージャスミンアリスのままでミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
●ボビー・カナヴェイル(ブルージャスミンシェフ三ツ星フードトラック始めましたアントマン
●ルイ・C・K(ブルージャスミン
●サリー・ホーキンス(ブルージャスミンGODZILLAゴジラ
●ピーター・サースガード(完全なるチェックメイト、マグニフィセント・セブン、ニュースの天才、ブルージャスミン

映画『ブルージャスミン』予告編

「他人の不幸は蜜の味」だなんて・・・失礼。でもこの映画はセレブから一文無しに落ちてしまった女の悲劇なんだ。

この映画でケイト・ブランシェットがアカデミー賞主演女優賞を獲得している。さらにサリー・ホーキンスが助演女優賞にノミネートされたりと二人の凄い演技を見るだけでもグッドだ。(彼女は「シェイプ・オブ・ウォーター」でもノミネートされる。

ジャスミン(ケイト・ブランシェット)はハル(アレック・ボールドウィン)と学生結婚してからセレブ暮らしで何の苦労も知らない中身のない女だ。

ところがハルからある10代の女と結婚するから別れてくれと突然の離婚話が出る。ジャスミンはヒステリーを起こし夫の不正をFBIにぶちまけてしまう。

ハルは牢屋にぶち込まれ、ジャスミンは全財産を失う。彼女は妹のジンジャー(サリー・ホーキンス)を頼ってニューヨークからサンフランシスコにやってくる。

彼女は破産しているにもかかわらず、ファースト・クラスに乗って高価なルイ・ヴィトンをぶら下げてくる、それを見たジンジャーは唖然とする。

ジンジャーは気立ての良い女だが、ダメ男ばかりと付き合う典型的なダメンズウォーカーだ。

ジャスミンは生活してゆくために慣れない歯科医の受付をしたり、苦手なパソコンの勉強をしたりと鎮静剤とアルコールが手放せない日々が続く。

ところがあるパーティーで外交官のドワイト(ピーター・サースガード)と知り合う・・・ジャスミンはまたセレブに返り咲くことが出来るのか、それとも化けの皮がはがれるのか・・・。

やっぱり、人間 中身が大切ですよ・・・反省しないといけない。転落したジャスミンには歯科医のセクハラ男、ジンジャーの友人のダメ男くらいしか近づいてこない・・・よく考えてみれば元夫のハルも詐欺師のダメ男だったんだ・・・つまり彼女も隠れダメンズウォーカーだ。

詳しいレビューは「ブルージャスミン」を参考にしてね。

第1位 M★A★S★Hマッシュ

1970年日本公開のアメリカ ブラック・エロチックコメディ映画
監督 ロバート・アルトマン(M★A★S★Hマッシュ、ロング・グッドバイ、プレタポルテ、ゴスフォード・パーク)
出演 ●ドナルド・サザーランド(M★A★S★Hマッシュ、1900年、SF/ボディ・スナッチャー、鑑定士と顔のない依頼人
●トム・スケリット(M★A★S★Hマッシュ、トップガン、エイリアン
●エリオット・グールド(M★A★S★Hマッシュ、ロング・グッドバイ、カプリコン・1)
●ロバート・デュヴァル(地獄の黙示録M★A★S★Hマッシュ、ゴッドファーザー)
●サリー・ケラーマン(M★A★S★Hマッシュ、プレタポルテ)

M★A★S★H マッシュ 予告編

これが有名なオープニングテーマソング「Suicide Is Painless」だ。

M*A*S*H Opening Theme Song 1970

これが11シーズン続いたTVドラマのトリュビートビデオだ。

(MASH) M*A*S*H 4077th TV Series Tribute Video

MASHとは移動米軍外科病院(Mobile Army Surgical Hospital)の略なんだ。

高校生の時何の予備知識もなく友人に連れられて観に行った映画だ。冒頭に流れてくるテーマ音楽と映像で最初反戦映画かと思ったが、エロチックコメディとはびっくりだ・・・高校生には刺激が強かったみたいだ(今だに、いい意味でトラウマになっている)。

当時製作・配給の20世紀フォックスはこんな映画ヒットするはずがないと、低予算で無名俳優ばかりを使って近くの裏山で撮影したらしい。

ところがどっこい世界中で大ヒット、さらにアカデミー脚色賞まで取ってしまった。さらにTVドラマ化されそのシリーズが実に11シーズン続いた。

今は有名になってしまったドナルド・サザーランド、トム・スケリット、エリオット・グールドの出世作だ・・・世の中なんて何が起こるか分かったもんじゃないね。

舞台は1950年に勃発した朝鮮戦争だ。日本に近いこともあって日本の流行歌がラジオから流れてくる。

MASHにホークアイ大尉(ドナルド・サザーランド)、デューク大尉(トム・スケリット)、トラッパー大尉(エリオット・グールド)の3人の外科医が配属される。

彼らの腕は一流だが、実に女癖が悪く軍隊の規律も無視するアウトローだ。

MASHに見るからにエロそうなマーガレット少佐(サリー・ケラーマン)が赴任してくる。彼女はフランク少佐(ロバート・デュヴァル)と意気投合し、テントの中で「ナニ」を始めてしまう。

トラッパー大尉達はこれを盗み聞きしていたが、あまりに激しいので、これを病院全体に実況中継してしまう。あくる朝マーガレットはみんなから「ホット・リップス:熱い唇」と呼ばれるようになる。

さらにマーガレットの髪は金髪だが、下の毛は何色かホークアイ達は賭けをすることになった。彼女がシャワーテントに入るのを見計らって、テントを跳ね上げ、賭けの勝ち負けが決まった。

さらに軍隊一と言われる凄い「持ち物」を持った歯科医のウォルドウスキー大尉は、ある女性を前にしてナニが役に立たなかった。彼は自分がホモなのかと悩み、自殺したいと言う。

ホークアイは楽に死ねる「ブラック・カプセル:中身は睡眠薬」を勧める。でもウォルドウスキーが起きた時には近くにマリア婦長がいて彼を優しく慰める・・・次の日ウォルドウスキーは生き返ったように仕事を始める。

決しておかしな映画ではなくて、一応アカデミー賞を取った芸術作品であることをお忘れなく。反戦映画だと言う触れ込みだが・・・いったいどこが反戦映画なのかな?詳しいレビューは「M★A★S★Hマッシュ」を見てね。

まとめ


ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち

今回、面白そーなコメディ映画を集めてみたけど、まだまだいっぱいあって載せきれない。おもしろいコメディ映画に巡り合った時には、何とも言えない幸せな気分になる。


「ポリスアカデミー」

人生や仕事に疲れたらコメディ映画だ、笑い飛ばして気分転換することをお薦めするよ。大人にはやっぱり少しエロチックなブラック・コメディーが向いてる。


グランド・ブダペスト・ホテル

子供には「チャーリーとチョコレート工場」や「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」などのホワイト・コメディが無難だ。


「アリス・イン・ワンダーランド」

最近 欧米のコメディー映画の中には、ジョークがさっぱり分からないものもある。やはりジョークも国によって受ける部分が違うのかもしれない。


「テッド」

今後もどんどんコメディー映画は作られると思うから、いい作品が来るまで楽しみだ。ジョークが分かる内がハナだと思う。


「裸の銃(ガン)を持つ男」

頭がボケてしまってはコメディーどころではない・・・気を付けましょうね。最近「犬ケ島」という、ストップモーション・アニメが人気だ。あまりにもシュールな映像にあなたは「未来の笑い」を感じることが出来るのか。

予告編だ。

ウェス・アンダーソン監督 最新作/映画『犬ヶ島』予告映像

詳細はこれを見てね。

映画「犬ケ島」感想・評価:愛犬達は何故島に捨てられたのかそして彼らの運命は?

そして、これもアニメ「ボス・ベイビー」だ。何処から現われたのか外見は赤ちゃんだけど中身はおっさんだ。このボス・ベイビーか巻き起こす珍騒動、これは是非見るべきだね。

予告編だ。

『ボス・ベイビー』日本語版予告編

詳しいレビューはこれを見てね。

アニメ映画「ボス・ベイビー」感想・評価:突然現れたおっさんのようなボス・ベイビーその正体と目的は

 

TATSUTATSU

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