ベストテン

日本とアジアのホラー映画ベスト18:夜中に1人でこっそり見れば恐怖は倍増、この夏涼しく過ごせる

はじめに


日本やアジアのホラー映画には独特の怖さがある。「怨念」「呪い」「乗り移り」「狐憑き」「狗神」「輪廻」など悪寒が背筋を伝わる怖さだ。日本人の心の奥底には「地獄」と言う概念がある。これがホラーと繋がっている。

生前、ひどい過ちを犯せば死んだあと「地獄」に落ちる。この「地獄」には鬼がいて、毎日毎日、彼らから責め苦を受ける。「血の池地獄」「針の山地獄」「灼熱地獄」「極寒地獄」「賽の河原」・・・そこでの苦しみは永遠と続く。しかし、ここで改心すれば、あの世からこの世に生まれ変わることが出来る・・・「輪廻転生」思想。

怪談「耳なし芳一」

僕らの周りに霊は漂い、いつ乗り移ろうかと狙っている。それらの怨念が時として弱った体に乗り移る。気をつけましょうね。知り合いに「見える」男がいる。彼は幽霊を見ることが出来る。時として背中に何かが取り憑いた人間を見てしまうことがあるそうだ。そんな時は顔が青ざめ、無口になる。

日本では中田秀夫監督の「リング」が一時期流行った。これはハリウッドで映画化され世界でも大ヒットを遂げている。この「リング」は「不幸の手紙」「幸福の手紙」などに類するチェーンメールをうまく使ったものだ。つまりビデオテープをコピーしなければ生き残れない・・・不幸の拡散だ。

このチェーンメールが届いたときには自分のところで止めると不幸が起こると書いてある。だから受け取った人は二人以上の知り合いに手紙を出さなければならない。僕が学生の頃これが流行った記憶がある。学校でも大問題になった。その後手紙は繋がったのか誰かが止めてしまったのか謎である。

人間は何故、ホラーを楽しめるのか?脳科学者が悩むところだ。映画館とか室内は安全だ、自分が襲われる危険性は無い、だからホラーを傍観者として楽しめるのか?ところが僕は「死霊館のシスター」を広い映画館で一人で見た。あまりの怖さに後ろから襲われるのでないかとちびりそうだった。だから広い空間や屋外においては、一人で見るのはお勧めできない。本物が現れたら話にならないからだ。

死霊館のシスター

幽霊を見たことのない人にお薦めなのが「百物語」だ・・・ひょっとしたら幽霊が現れるかもしれない。新月の夜、数人以上の知人、友人を真っ暗な部屋に集める。一人ずつ怖い話・奇妙な話を披露してゆく。一話、話すごとに100本のろうそくを一本ずつ消す。

そして、最後の一本を消した時、暗闇の中から幽霊や妖怪が現れると言う。もし怖ければ、最後の一本を吹き消すのは夜明けにしておけば問題ない。明るくなれば幽霊は出ないからだ。僕は幽霊を見たことはないがこんな怖い集まりには参加したくない。皆さんも気を付けた方がいいと思う。

コックリさんも霊を呼び出す方法として昔よくやられた。やり方は自分で調べてほしい。特に1970年代には日本の少年少女たちの間で大流行した。ところが「狐の霊」が乗り移ったとおかしくなる子供が続出した。これが学校で大問題となり、絶対にやってはいけないことになった。僕は狐に乗り移られた奴を知っている。

でも、僕にとってはホラーはやめられない。今年見た「ミッドサマー」はとても恐ろしい映画だった。恐怖は暗闇の中とは限らないことがわかる。さて、どんなホラーが次に出てくるか今年も楽しみだ。

ここでは十数本の東洋系ホラーをまとめた。暑気払いや、暇つぶしに見るのもお勧めだ・・・。しかし、一度はまったら抜けられないのがこの世界だ。深入りしないようにお互い気をつけましょう。ああそうそう、あなたの後ろにいるあの黒い影は・・・。

第18位 シャッター

2008年日本公開のアメリカ製作ホラー映画
監督 落合正幸(パラサイト・イヴ、感染、リング、シャッター
出演 ●ジョシュア・ジャクソン(FRINGE/フリンジ、シャッター
●レイチェル・テイラー(トランスフォーマー、シャッター
●奥菜恵(シャッター

シャッター 予告編 -Shutter-

 

この映画は「心霊写真」がテーマになっている。日本人の監督によるスピリチュアル・ホラーだ。2004年に公開されたタイのホラー映画「心霊写真」のリメイクとなる。そこそこ怖いのでお薦めだ。

「心霊写真」とは霊、エクトプラズム、死神、神仏などが写っている写真のこと。「心霊写真」の多くはレンズフレアとか類像現象、多重露出、カメラアングルの問題など撮影ミスによるものが多い。しかし、説明のつかないものもあることは間違いない。

「心霊写真」かどうかの判断は専門家や霊能者の鑑定が必要となる。「心霊写真」は高値で取引されるため、トリックによるものが多く、あなたもダマされて買わないこと。

「心霊写真」「幽霊写真」「UFO写真」「地球外生命体写真」などはちまたにあふれている。この中から本物を見つけるのは容易ではない。しかし、あまり深入りすると悪霊に憑りつかれるかもしれないよ。

話しのスジを少し紹介すると。アメリカのブルックリンに住むベン(ジョシュア・ジャクソン)とジェーン(レイチェル・テイラー)は新婚旅行と仕事を兼ねて日本に来る。

ところがコテージに向かう途中に山道で女性をはねてしまう。車は女性をよけようとしたため土手に落ちる。気が付いてあたりを探してみても女性は見つからない。不思議だと思いつつコテージに宿泊する。

それ以降ベンとジェーンが撮る写真に白い霧のようなものが映る。最初は撮影ミスだと思ったが次第に気味悪くなってくる。「心霊写真」ではないのか・・・。

ジェーンはベンの写真撮影のアシスタント、セイコの紹介でリツオに会う。彼はオカルト雑誌を出版していた。彼によると「心霊写真」のほとんどはフェイクだが貴重な本物もある。

彼は大切に保管された本物の「心霊写真」を見せてくれた。「心霊写真」は19世紀から存在している。霊は何かを伝えたくて寄ってくる・・・例えば報われない愛、家族への強い思いなどだ。写真は霊との接触の証拠。そして彼らからのメッセージだ。

ベンは昔付き合っていたメグミ(奥菜恵)の幻影を見る。ジェーンも同時にメグミの姿を見ていたのだ。彼女は霊媒師に除霊してもらおうとベンと村瀬(山本圭)を訪ねる。

村瀬は白い影が写っている写真は「心霊写真」だと言う。そして強い怨念を感じると・・・突然「何故、彼女を捨てた」「どうして彼女を助けなかったのか」と叫ぶ。ベンはいたたまれなくなって部屋を出る。

詳細は「シャッター」を見てね。

第17位 鬼談百景

2016年公開の6人の監督による10話オムニバス・ホラー
監督・脚本 中村義洋、白石晃士、安里麻里、岩澤宏樹、大畑創、内藤瑛亮
原作 小野不由美「鬼談百景」

鬼談百景(予告編)

 

6人の監督による10話の短編をまとめた映画。10話の中にはちびりそうな話もあるがあまり怖くないものもある。日常、あなたが体験する「ゾクッ」とした身近な都市伝説、これが次々と出てくる。

あまりにも身近過ぎて返って怖い。こんな恐ろしい体験をきっとあなたも経験したことがあると思う。僕もこれと似たような話を聞いたことがある。でも大昔のことだから忘れていた。それが突然目の前に現れて「あっ」と思ってしまう。

小さいころはちょっとしたことでも恐怖に感じてしまう。それを思い出しながら見てみると面白い。暗闇は怖い、何が潜んでいるか分からないからね。

物語は「追い越し」「密閉」「影男」「尾けてくる」「どこの子」「空きチャンネル」「一緒に見ていた」「赤い女」「どろぼう」「続きをしよう」だ・・・特に最初の3篇には気を付けよう。窓の外から何かが入ってくるような恐怖感にいたたまれなくなる。

百話目があの「残穢-住んではいけない部屋-」になる。これを見終わった時、あなたは初めて亡霊を見ることが出来るかもしれない。

 

第16位 Anotherアナザー

2012年公開の青春ミステリー・ホラー
監督 古澤健
原作 綾辻行人「Another」
出演 ●山崎賢人
●橋本愛

映画『Another アナザー』公式サイト Live Action Teaser Trailer Anime PV

 

惨劇はいつも同じ場所で起こる。あなたはそんなことを感じたことはないだろうか。何故か分からないがよく交通事故が起こって人が亡くなる道路。よく死人が打ち上げられるある海岸。住人が必ず自殺する部屋。毎年何人も亡くなる自殺の名所。首くくりの松・・・。

これは偶然だろうか。いや、決して偶然ではない。その場所には怨霊が待ち構えているのか。あなたはそんな場所に絶対足を踏み入れてはならない。踏み入れたら、よほど運が良くない限り、この世に戻ってこられない。

夜見山北中学校に転校してきた榊原恒一(山崎賢人)は何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を感じる。彼はクラスメイトの見崎鳴(橋本愛)に惹かれる。ところが周りの皆は彼女の存在がそこにいないかのようにふるまう。

榊原恒一は見崎鳴に接触し、その禁を知らずに破ったため。彼がいる3年3組で次々と死人が出るようになる。このクラスには死人が紛れ込んでいる。その死人を見つけ殺さないと惨劇を止めることはできない。

死人には自分が死んでいると言う自覚が無い。果たして紛れ込んでいる死人はいったい誰なのか・・・。

第15位 来る

2018年12月公開のホラー映画
監督・脚本 中島哲也(告白、渇き。、来る
原作 澤村伊智「ぼぎわんが、来る」
出演 ●岡田准一(海賊と呼ばれた男、関ケ原、散り椿来る
●黒木華(母と暮せば散り椿日日是好日来る
●小松菜奈(来る
●妻夫木聡(来る
●松たか子(告白、来る
●柴田理恵(来る

映画『来る』【ロングトレーラー】

 

来る、来ると言いながらたいしたモノは来なかった・・・と言うのが僕の感想だ。それに、ホラーもここまでくるとコメディかと思ってしまうほど滑稽な演出だ。ホラーとコメディは紙一重の典型だ。

クワイエット・プレイス」や「死霊館のシスター」と比較すると、恐怖度は1ランクから2ランクほど落ちる。この程度のホラーでは夏に勝負した方が良かったのでは。賛否両論をまき散らす映画だと思う。でもコメディだと思って見ればけっこういけるかもしれない。

三重県に伝わる架空の怪物「ぼぎわん」が自分を暗闇に引きづり込もうとやってくる。大昔には子供が鬼にさらわれたとか天狗にさらわれたとか言われるのは大人の嘘だ。本当は口減らしの為親が子供を殺して埋めたのを失踪として取り繕っているだけ。それらの子供たちの怨念が巨大な「何か」になって襲ってくるのか。

この作品はホラーと言うより、人間の醜い裏の顔を暴くサイコドラマと言う方がぴったり。一見、幸せいっぱいの夫婦に見える田原秀樹(妻夫木聡)と田原香奈(黒木華)。裏の顔は口先だけのお調子者 秀樹、腹の中では何を考えているのか分からない毒女 香奈。黒木華さんの毒婦がしびれるほど怖い。

二人の間に女の子、知紗が生まれるが、香奈は育児ノイローゼで本性を現しキレる。秀樹は「幸せ家族のブログ」を毎日更新するだけで子育てを手伝おうともしない。

香奈は秀樹の親友(本当は親友ではない、秀樹を心の底で軽蔑している)津田大吾(青木崇高)と不倫する。そして知紗を含めた彼らに「あれ」が「来る」。

最初に知紗が狙われる。秀樹は民族学者大吾に救いを求める。彼の紹介でオカルト、政治、風俗ライターの野崎(岡田准一)、その同棲相手のキャバ嬢 真琴(小松菜奈)と会う。真琴は霊能力を持っている。

しかし、真琴の姉 琴子(松たか子)は妹では力不足とタレント霊媒師の逢坂セツ子(柴田理恵)を彼らに合わせる。ところが「あれ」はセツ子を襲い、右腕をもぎ取る。

イモムシがいっぱい出て来る。残念ながら僕はこれが大好きだから怖いどころか、イモムシが可愛い。この映画で僕が一番感心したのは柴田理恵さんの演技だ。「あれ」より柴田さんの方が怖くてちびりそうになる。

そして大トリは松たか子さん扮する琴子の怪演だ。これには演技派の岡田准一さんも真っ青だ。とにかく、柴田理恵と松たか子が見たい人にはお薦めする。詳細は「来る」を見てね。

第14位 地獄

1960年公開の日本ホラー映画
監督 中川信夫
出演 ●天地茂
●三ツ矢歌子
●沼田曜一

小さいとき見たけど、ちびりそうなくらい怖かった(実際、ちびったかもしれない)。今だに夢を見ることがある・・・トラウマになるほどのグロさだ。

Jigoku (1960) Opening

 

この場面はいまだに怖い。鬼が地獄に落ちた男を切り刻むシーンだ。

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針の山、釜ゆで、無間地獄、大焦熱地獄、叫喚地獄、衆合地獄、黒縄地獄、等活地獄など次から次へと恐怖が襲ってくる。

はっきり言って観ない方がいいと思う・・・スルーだ。

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生前、悪いことをすれば、地獄に落とされ、鬼からくる日も来る日も痛めつけられる。天地茂と三ツ矢歌子が地獄に落とされ、本当の恐怖を味わってゆく。怪奇俳優の沼田曜一も出ている・・・ぴったりな配役だ。

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日本にもこんなに怖い映画があったんだ。

皆さん品行方正な毎日を送りましょう。「懐かしい日本の怪奇空想科学映画ベストテン」も見てね。

第13位 屍憶(しおく)

2017年日本公開の台湾・日本合作ホラー映画
監督・脚本 リンゴ・シエ(屍憶
出演 ●クリス・ウー
●ニッキー・シエ
●田中千絵
●池端レイナ
●ベラ・イェン

屍憶-SHIOKU- 日本語版予告編

 

あなたは「冥婚(めいこん)」と言う言葉を知っているか?台湾ではこんな風習がある。「昔、女性が未婚で死ぬと先祖代々の墓には入れない」「魂がさまよい強い怨念がその場所に留まり、何代ににもわたって憑りつかれる」。

この女性の怨念に祟られるのを防ぐため、娘の死後49日以内に「冥婚」を挙げなければならない。では、新郎はどうやって決めるのか?「赤い封筒に亡くなった女性の髪の毛や形見を入れて道端に置いておく」「それを拾った男性が死者を娶る」ことになる。

あなた(男性)は間違っても「赤い封筒」を拾ってはいけない。もし、間違って拾ったら、死人と結婚しなければならないのだ・・・現代ではこんなことはありえないが一応、要注意。

「屍憶」とは、「屍(しかばね)の憶(おも)いが呪いに変わる」ことだ、話しのスジを少し紹介すると。リューチェン・ハオ(クリス・ウー)はテレビのプロデューサーで、近々イーハンと結婚する予定だ。

ハウは不思議な夢を見る。結婚の儀式の様だが不気味だ。新婦は椅子に座ったまま動かない。そこに男が無理やり連れて来られる。ぶつかった拍子に新婦の首が折れた、死人だ。

それからハオは公園をジョギング中に赤い封筒を見つける。浮浪者が近寄った時には封筒が消えていた。マンションに帰ってシャワーを浴びるが、胸に何故かひっかき傷があった。

ハウはテレビ番組を収録する。今回のテーマは「冥婚」だ。専門家を二名よんでいる。「冥婚」は「娶神主」とも言い、つまりは「位牌(いはい)を娶る(めとる)」ことだ。

収録が終わり帰る時、玄真(シュエンヂエン)先生が不思議な様子でハウを見て、最近かわったことはありませんかと尋ねる。ハウは特に何もないと返答する。

詳細は「屍憶」を見てね。

第12位 The EYE【アイ】

2003年日本公開の香港・シンガポール合作のホラー・サスペンス映画
監督・脚本 オキサイド・パン、ダニー・パン(The EYE【アイ】
出演 ●アンジェリカ・リー(The EYE【アイ】
●ローレンス・チョウ(The EYE【アイ】

The Eye (Trailer – ENG)

 

この映画は少々古いがホラー・サイキック・サスペンス・ラブストーリーと4つも同時に楽しめる秀作だ。タイの実話「角膜移植で視力を手に入れた少女が1週間後に自殺した」をベースにしている。少女はいったい何を見たのか、それとも現実社会の醜さに絶望したのか・・・?

よく論争になるが、臓器移植によってドナーの細胞記憶まで移植されるのか。例えば、肝臓移植された人が今まで酒が飲めなかったのに飲めるようになったとか。大量に輸血を受けたら性格が変わってしまったとか。世の中には、こんな不思議な現象が多くある。

この映画では実際に幽霊を見た人のエピソードも挿入されている。これも必見だ。突然、車の事故などで即死した人の魂は自分が死んだとも知らずその場に浮遊し続けるのか。

〇病院に勤めていた友人が夜中、歩く黒い影をよく見たそうだ。すると、翌日必ず人が死ぬ。
〇車に乗っていたときにとても古い背広を着た老人を見た。でも、そこは高速道路だった。人がいるはずがない。
〇ホールでエレベーターを待っていた時、監視カメラには何も映っていなかったのに、ドアが開いたら中におじいさんがいた。彼は隅で背を向け頭を垂れていたそうだ。

話のスジを少し紹介すると。2歳の時に失明したマン・ウォン(アンジェリカ・リー)は約19年間暗闇にいたが角膜移植の手術を受け視力を取り戻す。彼女はもう一度世界が見たいと言う。

目の包帯を取る時もの凄く不安だ。目がとても痛く視界がぼやける。脳と目が連動するのに時間がかかる。移植後の視力は0.04程度だ。筋肉が角膜になじんでも0.2~0.5程度までしか上がらない。

しかし、マンは光りの世界が見えたことに喜びを感じる。鏡で自分の顔を見る・・・こんな顔だったんだと感動する。ベッドの隣にはインインと言う少女がいて、一緒に写真を撮ってくれる。

夜中に黒い影を見る。そしてその影は同室のおばあさんを廊下に連れてゆくのがかすかに見える。不思議なことに二人はドアをすり抜けたように見える。次の朝、そのおばあさんは亡くなっていた。マンは知らず知らずのうちに「幽霊」まで見えてしまうことを知る。そして・・・詳細は「The EYE【アイ】」を見てね。

第11位 死国

1999年公開の日本のホラー映画
監督 長崎俊一
原作 坂東眞砂子「死国」
出演 ●夏川結衣
●筒井道隆
●栗山千明

「死国」栗山千秋、夏川結衣 予告編作ってみた!

 

結構古い映画だが若かりし頃の夏川結衣や栗山千明が見れてお薦めだ。このドラマはある架空の伝説がもとになっている。四国八十八か所の霊場を死者の歳の数だけ逆に回る。つまり死者を蘇らせることが出来る禁断の儀式「逆打ち」だ。

あなたは「口寄せ」と言う術を知っているか?青森県のイタコが有名だ。つまり「口寄せ」とは霊を自分に憑依させて彼らの意思などを語る術のことだ。降霊術ともいわれる。この術を行っている家は代々世襲だ。特に霊感の強い女性が巫女としてこの儀式を行う。

明神比奈子(夏川結衣)は久しぶりに高知県の矢狗村に帰ってくる。ところが幼馴染の日浦沙代里(栗山千明)が16歳の若さで亡くなっていた。ショックを受けた比奈子は沙代里が「口寄せ」の儀式の最中に悪霊に取り殺された真相を知る。

この事実はもう一人の幼馴染秋沢文也(筒井道隆)が教えてくれた。そしてその村には不思議なことが起こり始める。その原因は沙代里の母、照子の仕業だった。照子は沙代里をこの世に蘇らせようと「逆打ち」を続ける。

そして16回目の巡礼が終わりに近づく・・・黄泉の国の結界が破られ沙代里がこの世に戻ってくるのか・・・。こんな怖い儀式はやめましょうね。

第10位 狗神(いぬがみ)

2001年公開の日本のホラー
監督・脚本 原田眞人
原作 坂東眞砂子「狗神(いぬがみ)」
出演 ●天海祐希
●渡辺篤郎
●山路和弘

Inugami (2001) trailer

 

このホラーは賛否両論ある。でも、天海祐希のファンは必見だ。とにかく彼女の妖艶な美しさが際立つドラマとしてはトップクラスと言っていいかもしれない。

狗神(いぬがみ)とは犬神とも書くが、狐憑きと同じように犬霊の憑き物のことだ。喜怒哀楽の激しい情緒不安定な人間に取り憑き、これに取りつかれると胸の痛みや手足の痛みを訴え、犬のように吠えることもあるそうだ。

代々狗神のつきやすい家系があり。狗神筋と呼ばれ四国地方では一般の村人との婚姻や交際を嫌うようだ。このドラマはこれがテーマになっている。

高知県の尾峰村に住む41歳の坊之宮美希(天海祐希)は紙漉きをしながらつつましく暮らしていた。彼女は若かりし頃、実の兄、隆直(山路和弘)と関係を持ち子供を死産していた。坊之宮家は狗神筋と呼ばれ村人から忌み嫌われていた。

ところが近くの中学に奴田原晃(渡辺篤郎)と言う青年教師が赴任してくる。彼は美希に惹かれ始める。そして二人はただならぬ関係になってゆくのだが、しだいに晃の正体が明らかになってくる。果たして二人の関係は・・・。

第9位 チャイニーズ・ゴースト・ストーリー

1989年日本公開の香港ホラー映画
監督 チン・シウトン(チャイニーズ・ゴースト・ストーリー)
出演 ●レスリー・チャン(チャイニーズ・ゴースト・ストーリー)
●ジョイ・ウォン(チャイニーズ・ゴースト・ストーリー)
●ウー・マ(チャイニーズ・ゴースト・ストーリー)

[Trailer] 倩女幽魂 ( A Chinese Ghost Story )

 

かなり古い映画だけど、香港ホラーの常識を打ち破った作品で評価が高い。恋愛アクションホラーとしてチャイニーズ・ゴースト・ストーリー3まで作られ更にアニメ化された。

美しい幽霊に恋した青年の物語だがその切なさが大いに受けたようだ。こんな美人なら幽霊でも恋してしまう。でも気を付けないと生気を吸われてお陀仏だ。幽霊だと知らずに恋して呪い殺されるドラマは過去から多い「妖怪牡丹灯篭」「月下の恋」・・・。

借金取を任された青年ニン・ツァイサン(レスリー・チャン)は蘭若寺に泊まる。ところが琴の音に惹かれ水上亭に向かう。そこで絶世の美女シウシン(ジョイ・ウォン)に巡り合う。そして二人は惹かれ合う。

ところが蘭若寺に住む道志イン(ウー・マ)はツァイサンが亡霊にたぶらかされていることを知る。そしてツァイサンを諭すのだが彼は彼女のことが忘れられない・・・さてどうなるか。

第8位 怪談

1965年公開の日本の怪談話オムニバス作品
監督 小林正樹
原作 小泉八雲
出演 ●三國連太郎
●新玉三千代
●仲代達也
●岸恵子

怪談 予告編

 

この映画今から55年前の作品だが芸術性が高く、かなりお金をかけた作品だ。第18回カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞している。

原作は小泉八雲(ギリシャ生まれの文筆家で出生名はラフカディオ・ハーンだ。)の「怪談」に収録されている4つの話が映画化されている。「黒髪」「雪女」「耳なし芳一」「茶碗の中」の4話だ。少々古くなってしまっているが見ることをお勧めする。日本のホラーの原点がここにあるような気がする。

「黒髪」・・・妻を捨てて遠隔地に赴任した侍が妻のことを思い戻ってみると・・・そこには何が待っていたのか。

「雪女」・・・これは非常に有名な物語だ。巳之吉と茂作は森に薪を取りに行くのだが激しい吹雪に会って山小屋に一泊する。ところが夜中に白い着物を着た女が現れ、息を吹きかけ茂作を凍死させてしまう。そして巳之吉のところによってくるが「今夜見たことを誰にも話してはいけない。もし話したらお前を殺す。」と言って消えてゆく。その一年後巳之吉は若くて美しい女性・お雪と一緒になるのだが・・・。

「耳なし芳一」・・・これも有名な話だ。盲目の琵琶法師の芳一のところに甲冑姿の男が訪ねてくる。「高貴な人に琵琶を聞かせるために迎えに来た」と言う。芳一は琵琶で「平家物語」の壇ノ浦の戦いの模様を演奏し歌う。また、夜になると迎えが来る。ところが毎晩外出する芳一を心配した寺の住職が寺男に後をつけさせる。寺男は火の玉が舞う墓場で演奏をしている芳一を見てびっくりする。それを聞いた住職は平家の怨霊にとりつかれている芳一の身が危ないと。そして体中に般若心境を書きつけるのだが・・・。

「茶碗の中」・・・ある侍が水を飲もうとしたところ茶碗の中に見知らぬ男の顔が映っていた。気味が悪かったが飲み干してしまう。そしてその侍の身辺に不思議なことが起こる。「人の魂を飲んだ者の末路は」・・・。

第7位 輪廻(りんね)

2006年の「輪廻」を題材にしたホラー映画
監督・脚本 清水崇
出演 ●優香
●桂里奈
●椎名桔平

輪廻(Reincarnation) 予告

 

あなたは、一度も来たことがない場所なのに見覚えがあったり懐かしさを感じることを経験したことはないか。また、一度も会ったことが無い人なのに過去に会ったことがあるような不思議な感覚にとらわれることはないだろうか。

これは「輪廻転生」と言われる生まれ変わり思想だ。人間や動物は何回も生まれ変わっている。お爺ちゃんお婆ちゃんが亡くなって直ぐに生まれた赤子は生まれ変わりだと祝福される。我々は死んでゆくが遺伝子は子孫に受け継がれてゆく。つまり、命は継承がされている。ただ、記憶は受け継がれていないだけだ。

この映画は、群馬県のあるホテルで大量無差別殺人事件が起こる。犯人は大学の法医学教授、大森だ。彼は犯行直後に自殺している。動機が全く不明だ。

それから35年経過しこの事件が映画化されることになった。監督は松村郁夫(椎名桔平)、主演は杉浦渚(優香)だ。撮影が始まるにしたがって渚は不思議な夢と幻覚に悩まされるようになる。

彼女は自分が過去にワープしたように殺人事件現場の幻影を見始める。そして衝撃の事実が・・・。果たして大森は何故、大量殺人を起こしたのか。

第6位 催眠(さいみん)

1999年公開のサイコホラー映画
監督・脚本 落合正幸
出演 ●稲垣吾郎
●菅野美穂
●宇津井健

Hypnosis / Saimin (1999)

 

稲垣吾郎と菅野美穂が主役を務めた衝撃の話題作だ。と言っても20年以上前の作品だ。「催眠術」とは「催眠」に導く技術だが。では「催眠」とは、暗示を受けやすい変性意識状態のひとつと言われている。

「催眠状態」においては暗示によって人を操ることが出来る。しかし、殺人のようなことが果たして出来るのか?人間の意識は9割が非論理的な潜在意識(無意識)と残りは覚醒時に理論的に思考する顕在意識(意識)で構成されている。

驚くことに9割は潜在意識つまり無意識なのだ。例えば無意識のうちに人を好きになる(誰が考えてもダメ男やダメ女を好きになってしまう)。或いは無意識のうちに衝動買いをしてしまうとか、後で考えるととても理論的ではないことをしてしまう。起きていても訳の分からないことをしでかすのに、催眠状態ではほとんど無意識になってしまう。つまり人に操られやすくなる。

この映画は、東京都内で奇妙な自殺による変死事件が多発する。自殺者は皆「緑の猿」と言う不思議な言葉を残していた。刑事の櫻井(宇津井健)は心理カウンセラーの嵯峨(稲垣吾郎)に捜査協力を仰ぐ。

捜査の過程でいんちき催眠術師、実相寺に操られた入江由香(菅野美穂)と言う女性を見つける。何とこの女性が「緑の猿」に怯えていることが分かる。しかも彼女は多重人格者だ。

嵯峨と櫻井は事件を探ってゆくと恐ろしい事実に突き当たる、それはいったい何なのか・・・。

第5位 らせん

1998年公開の「リング」系ホラー映画
監督・脚本 飯田譲治
原作 鈴木光司「らせん」
出演 ●佐藤浩市
●中谷美紀
●松嶋菜々子
●真田広之

Ring: Rasen (1998) ORIGINAL TRAILER [HD 1080p]

 

「リング」の続編になるが、前作とは異なり「呪いのビデオ」の謎を医学者の主人公が解き明かすストーリーになっている。「見ると一週間で死ぬ呪いのビデオ」これを見たために亡くなった高山竜司(真田広之)。彼の友人で医者の安藤満男(佐藤浩市)は高山の体を解剖し、死の原因を探る。

「小説家 鈴木光司」

「リング」があまりに怖く、これが日本で大ヒット。そしてハリウッドでリメイクされこれも物凄く怖かった。今回の「らせん」はこの流れとやや異なりSF色が強くなっている。見る人によっては賛否両論だ。

安藤は高山の遺体を解剖し、死の原因を突き止めようとする。死因は心臓の冠動脈に発生した肉腫が血液の流れを塞いだことによる心不全だ。この肉腫には天然痘ウイルスによく似た未知のウイルスが見つかった。そして胃の中から暗号らしき数列が書かれた紙片もみつかる。

安藤は「見ると一週間で死ぬ呪いのビデオ」の死のメカニズムを次のように考えた。ビデオを見ることによって網膜を通してこの未知のウイルスに感染する。そして心臓の冠動脈に肉腫を一週間かかって発生させ、心不全で死に至らしめる。

そんな時に高山の元助手、高野舞(中谷美紀)が現れ「呪いのビデオ」についての情報を教えてくれる。ところが高野舞は行方不明となり、ビル屋上の排気口内に死体で発見される。その死体は出産直後のようだったが赤ん坊は見当たらなかった。

山村貞子はこの世に蘇る。そして予想もつかない展開が安藤たちを襲い始める・・・。果たしてそれは何なのか?

第4位 残穢(ざんえ)

2016年公開の和製ホラー映画
監督 中村義洋(白ゆき姫殺人事件、予告犯、残穢
原作 小野不由美「残穢
出演 ●竹内結子
●橋本愛
●坂口健太郎
●滝藤賢一
●佐々木蔵之介

映画『残穢【ざんえ】−住んではいけない部屋−』予告編

 

誰しも不思議な体験をしたことがあると思う。学生時代、田舎の安下宿に住んでいた僕の友人がいる。彼は真夜中に押し入れからへんな音がすると言う。押し入れの中は広く縦に大きなヒビがはいっていたが何も見つからなかった。

また、きまって真夜中になると老猫が自分の前足でふすまを開けて入ってくる。当初はそんなに気にも留めていなかったがあまりに音が続くので、大家さんに聞いてみたらびっくりする返答が返ってきた。その部屋はかなり前になるが学生が押し入れで首をくくっていた。

これは僕の体験だが就職してある営業所に転勤になった。独身寮には1つしか空き部屋が無く僕はそこに布団を敷いて眠っていた。毎日の残業が重なりかなり疲れていた。突然真夜中に金縛りにあい、枕元に誰かがいるような感じがした。

脂汗をかいたがそのうち起きることが出来た。しばらく経ってそんな話を同僚にした時、びっくりすることが分かった。僕が寝ていた部屋は海に飛び込み自殺した先輩の部屋だった。

ある女性から聞いた話だがアパートの真下の住人が孤独死したらしい。死後かなり経って発見された。彼女は死臭と言うより漁港の匂いがしたと言う。そしてその後、部屋は清掃され、別の住人が入ってきた。

ところが夜中に玄関のチャイムが鳴る。開けても誰もいないことが続いたそうだ。結局、新しく入った住人は気味悪がって転居してしまった。死んだ魂が部屋に戻ってくるのか・・・。不思議なことが多い。

「残穢」とは「穢れ(ケガレ)=不浄、汚れのこと」つまり死・出産・疫病・失火・悪行などによって生じ、災いや罪をもたらすものとされる。上記の3つの例は「残穢」と言える。

話しのスジを少し紹介すると。ミステリー作家の私(竹内結子)の所に届いた大学生「久保さん」(橋本愛)からの一通の手紙が発端だ。誰もいないのに和室から「ざぁーっ」と畳を擦るような音がする。部屋を開けてみると一瞬、着物の帯が見えた。これが畳と擦れているのか?

久保さんの推論では自分が住んでいる部屋で着物を着た人が首を吊ったのではないか?そして解けた帯が畳と擦れて音を出すのか。そう言えば、2年前にもそんな投書があった。住所を調べると同じマンションだ。ただ、部屋は違う。久保さんの部屋は202号室、2年前のものは405号室だ。

405号室の住人はけっこう出入りが激しいようだ。不動産屋さんに確認してみると。岡谷マンションで自殺した人はいませんとのことだった。その後久保さんから半年後に連絡があった。202号室の前住人が分かったそうだ。ところがその住人梶川君は自殺していた。詳細は「残穢」を見てね。

第3位 呪怨(じゅおん)2劇場版

2003年公開の「呪怨」の続編ホラー
監督・脚本 清水崇
出演 ●酒井法子
●斉藤歩
●荒山千春

映画「呪怨2」劇場予告

 

「呪怨」とは、「強い怨みを抱いて死んだ人間が残した呪い。その呪いは生前に接していた場所に蓄積される。」つまり幽霊屋敷となる。そしてその家に入ったものは呪い殺される。

海外でも、こんな思想はある。死んだ人間は恋人と住んだ家に愛着を持って戻ってくる。でも残された恋人には幽霊は見えない。そしてそのうちに、恋人は引っ越してゆくが幽霊はいつまでもそこに住み着く。そして何年も、何百年たってもその幽霊はそこにたたずむ。

映画「A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー」を参考にしてほしい。この物語は、怖さではなく、幽霊の哀愁を感じさせる。これに対して日本の怨念は人を呪い殺す。非常に陰湿でお化け屋敷に足を踏み入れただけで取り憑き、災難を拡散させてゆく。

ホラークイーンと言われる女優・原瀬京子(酒井法子)が実際に殺人事件が行われた廃屋をレポートする。その殺人事件とは佐伯伽椰子がかつての同級生・小林俊介と浮気をしていると勘違いした夫・佐伯剛雄に惨殺される事件だ。亡くなった伽椰子は息子・俊雄をあの世に連れてゆく。

そして後日、佐伯剛雄は伽椰子に呪い殺される。この無人となった家には次々と別の住人が住み込むが彼らも伽椰子の犠牲になる。怪奇物のTV撮影で訪れた番組スタッフに不幸が訪れる。

原瀬京子は婚約者と車で家に帰る途中、小動物をはねる。ところがそれを起点として何かが彼らを襲い車は障害物に激突し大ケガを負う。京子はその時、妊娠していた。

それ以降、TV撮影の番組スタッフが伽椰子に次々に襲われる。そしてついに京子の身にも最大の不幸が訪れる・・・それはいったい何なのか?この映画はハリウッドでリメイクされている。

第2位 仄暗い水の底から

2002年公開のウォーター・ホラードラマ
監督 中田秀夫
原作 鈴木光司「浮遊する水」
出演 ●黒木瞳
●小日向文世
●菅野莉央
●水川あさみ

仄暗い水の底から 予告

 

この作品はあのホラー作家、鈴木光司の短編集の一編「浮遊する水」がもとになっている。恐ろしいことにこの小説は鈴木の実体験が元になっているそうだ。人間誰しも長く生きていれば一つや二つ不思議な体験をしているものだ。

僕が初めて死体を見たのは小学校・低学年の頃だったように思う。近所の僕より年下の男の子が海でおぼれ亡くなった。僕は事故現場にいなかったが後で母親に連れられお悔みに行った。彼は祖母に溺愛されていた。祖母は亡くなった彼の体を水できれいに洗っていた最中だった。その時、青白い死体を見たのが初めてだった。

海で泳ぐのは楽しいが死と隣り合わせであることを忘れてはいけない。水にまつわるホラーは多い。この映画は2005年にハリウッドで「ダーク・ウォーター」としてリメイクされた。

離婚調停中の淑美(黒木瞳)は幼い娘・郁子(菅野莉央)を連れてアパートに引っ越してくる。ところがこのアパートは天井からの雨漏りがひどい。それに、水道水がまずく、上の部屋の子供の足音がよく響いて環境しては今一だ。それよりも、淑美はここに不穏な何かを感じ取っていた。

彼女は屋上で赤い子供のバックを見つけた。それは二年前から行方不明になっていた河合美津子の持ち物だった。美津子はかつて、郁子と同じ幼稚園に通っていた。しかも、淑美の住む部屋の真上に父親と住んでいたとのことだ。

赤いバックを見つけてから不思議な現象が起こるようになる。何かが郁子に憑りつき水の中に引きずり込もうとしているような恐怖を淑美は感じた。果たしてそれは何なのか、亡霊なのか・・・。

第1位 リング

1998年公開のリングシリーズ第一弾
監督 中田秀夫
原作 鈴木光司「リング」
出演 ●松嶋菜々子
●真田広之
●中谷美紀
●竹内結子

Ring – Japanese Trailer

これが有名な場面だ。

Ring (1998) | Trailer

 

ご存じジャパニーズ・ホラーの火付け役となった記念すべき第一作目だ。これの続編「らせん」と同時上映となっているのが面白い。そしてこのあと「リング2」、「リング0バースデイ」「貞子3D」「貞子3D2」「貞子vs伽椰子」「貞子」ときりがないほどシリーズが続く。

暇なときに全部一気に見るのも面白い。さらに日韓合作で「リング・ウイルス」が韓国で作られ、ハリウッドで「ザ・リング」「ザ・リング2」「ザ・リング/リバース」が作られている。特に「ザ・リング」はちびるほど怖く、必見だ。

あるテレビ局のディレクター浅川玲子(松嶋菜々子)は都市伝説にまつわる恐ろしい話を調べていた。その中で「呪いのビデオ」のことを知る。このビデオを見てしまったら一週間後、何者かの呪いに殺される。

ある伊豆の貸別荘を訪れた4人が一週間後に謎の死を遂げていた。その中には玲子の姪・大石智子(竹内結子)もいた。玲子はその別荘に出向き、そこで「呪いのビデオ」を見てしまう。直後に不審な電話が架かってくる。

さらに玲子を撮影した写真の顔が不気味に歪む現象が現れた。この現象は亡くなった4人を写した写真と同じだ。自分の身に危険を感じた彼女は、超能力者で自分の元夫・高山竜司(真田広之)に協力を求める。

竜司はビデオを見て、その映像に映っている新聞記事から次のことを知る。その場所とは伊豆大島で、かつてこの島の大噴火を予知したとされる山村志津子につながる。彼女も千里眼を持つ超能力者だった。竜司は真相を探るため、急いで伊豆大島に旅立つ。そんな時に玲子の一人息子・陽一が「呪いのビデオ」を見てしまう。

果たして「呪いのビデオ」の真相とは、そして彼らの運命は・・・。

まとめ

冒頭にも書いたが、ホラーとは一種の「不幸の手紙」のようなチェーン・メールだ。「不幸の手紙」を受け取った人は2通以上の手紙を一週間以内に誰かに送らなければならない。自分のところで止めてしまえば、自分に不幸が訪れる。

「リング」のビデオと同じでコピーして誰かに見せないと自分の死が免れない。玲子の一人息子・陽一の命を救うために玲子の父親が犠牲になっている。また、「呪怨」においては浮かばれない霊が近くに来る人間に憑りついてその人間を破滅に導く。

「犬鳴トンネル」

世界中に幽霊屋敷たるものが存在する。映画「ヘルハウス」に世界最強クラスのお化け屋敷が出てくる。この屋敷では多くの人間が犠牲になっている。大富豪から2000万円の報酬をもらって一週間で館の謎を解けと専門家が派遣されてくる。

「ヘルハウス」

全く幽霊を信じない物理学者と二人の霊媒師が対立する。物理学者は人間の体からはある種のエネルギーが放出される。つまりそのエネルギーは電磁放射の一種で空間を満たす。幽霊屋敷とはエネルギーが蓄積された場所であると断言する。しかし、霊媒師たちは幽霊は存在すると譲らない。

「ウィンチェスターハウス」

さて、あなたは、どちらに賛同するのか?どうも結論は両者とも正しいらしい。幽霊屋敷として有名なのが映画「ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷」になったウィンチェスターハウスだ。今でもカリフォルニア州サンノゼにある。ここを訪れるツアーもあるそうだ。

 

「作成中」

 

 

 

 

 

 

 

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