サマリー
https://youtu.be/gqlkZxP8_Ng
まるで生活感とか生活臭の無い映画である。
日本で劇場公開されなかったのは、日本の現実社会・生活とあまりにもギャップが大きく、こんな派手で現実離れしたコメディ映画なんて日本で受ける訳が無いとふまれたのかもしれないね。
でも世界では大ヒットを記録している・・・・・・映画なんてホントに良く分からない?。
憧れのニューヨーク、セントラルパーク
キャメロン・ディアス扮するヒロイン カーリーは、ニューヨークのマンハッタン、セントラルパークに面するオフィスビルの高層階にある法律事務所の弁護士である・・・・・もうこれだけで現実離れしている(溜息)。
彼女は真っ赤なスーツ(こんなイデタチで仕事なんてする?)で、ケバイ秘書を従え弁護士の仕事をしている。彼女は仕事では成功しているが、男運が悪くこれぞという男には出会っていない。
ヒロイン カーリー(キャメロン・ディアス)
ところが最近コネチカット州に住む金持ちイケメン男マークと知り合い、夢中になる。彼女はマークにメロメロとなり、家まで押しかけたところ何と奥さんケイトがいた。
彼女は彼の奥さんと不思議な縁で仲良くなってしまう。そして彼にはさらに若くて巨乳の彼女アンバーまでいた。
ダメ男マーク(ニコライ・コスター=ワルドー)
マークの裏切りに怒った彼女達だが、3人とも何故だかお互いに気が合いお友達になる。そして協力してダメ男マークをあの手この手でイタブル。
果たしてどんな方法で彼はいたぶられるのか、映画を観てのお楽しみだね。
マークの奥さんケイト(レスリー・マン)、カーリー(キャメロン・ディアス)、巨乳の彼女アンバー(ケイト・アプトン)
出てくるのは、豪邸、高級スポーツカー、豪華なリゾート地、高そうな大型犬、豪華なファッション・アクセサリー、高級ホテル、美女、イケメン など等・・・・ストーリーよりそちらに目が行ってしまう。
マークの奥さんケイトはプール付きの豪邸に大型犬と住み、何不自由のない生活をしている。こんな生活をするのにいったい幾ら稼げばいいのか・・・・・・またまた、ため息が漏れてしまう。
こんな豪邸に住めるなら亭主の浮気なんか許してあげたらと言ったら、世の女性たちから張り倒されそうだね。
通常テレビのワイドショーでよく見る不倫は修羅場だが、この映画ではカラッとしたコメディになっている。そしてきれいな映像とファッション、さらに映画音楽が実にいい・・・・・・こんなところが大ヒットした理由なのかな。
まあ、暇つぶしに観てはどうかな。
2014年アメリカで製作されたコメディ映画、監督はニック・カサヴェテス(きみに読む物語)、出演はキャメロン・ディアス(マスク、メリーに首ったけ、チャーリーズ・エンジェル)、レスリー・マン、ケイト・アプトン、ニコライ・コスター=ワルドー(ブラックホーク・ダウン、ゲーム・オブ・スローンズ)である。
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ストーリー
マンハッタンの女性弁護士カーリー(キャメロン・ディアス)は実業家でハンサムな男マーク(ニコライ・コスター=ワルドー)と知り合い、彼に夢中になる。
彼女は彼を父親に紹介しようとしたところ、彼が急に家の水道管のトラブルでこれなくなってしまった。カーリーはこっそり彼の自宅に行ったところ、何と彼にはケイト(レスリー・マン)と言う奥さんがいた。
ある日カーリーのところにケイトが訪ねてくる。彼女はカーリーに夫と不倫していたのと問いただすが、カーリーは否定しなかった。
それを聞いたケイトはヒステリーを起こし大声を出す、あわてたカーリーは仕方なく彼女を慰めることになってしまった。ケイトは大酒を飲み、ゲロをはき暴れる、カーリーは彼女を介抱する。
また次の日彼女はカーリーのところに来て愚痴を言う。人のいいカーリーは彼女の相談にのる羽目になる。彼女の身の上話を聞いているうちにカーリーは何故か彼女が憎めなくなる。
出張先のマイアミにいるマークから電話がはいったことに怪しいと感じたカーリーとケイトは、彼のところにこっそり押しかける。
ところがマークはここでもアンバー(ケイト・アプトン)と言う女性と浮気をしていた。彼女たちは若くてエロいアンバーに嫉妬するが、彼女にも事情を説明し、仲間に引き込む。
憧れのマイアミビーチ
彼女達は浮気性のマークに腹を立て、3人で協力して彼をこらしめることを決意する。さてどんな復讐をするのか映画を観てね。
ネタバレ
<ここから先はネタバレするから映画観てから読んでね>
アンバー(ケイト・アプトン)
ケイトはマークが使うシャンプーの中味を脱毛剤に入れ代える、野菜ジュースに精力が減退する女性ホルモンを混ぜる、歯ブラシをトイレの水で洗う・・・・・・など等復讐を実行する。
しばらくしてマークは自分の乳首が大きくなっているのを見てびっくりする(女性ホルモンのせいとは彼は気づかない)。さらに自分の髪の毛が抜け始めるのにガクゼンとする。
カーリーはもっとひどいことをする。彼女はマークをレストランに誘い、すきを見て多量の下剤を水に溶かし飲ませる。彼はトイレに間に合わず、ウンコをちびってしまう。
さらに3人とも当分彼とのセックスはオアズケだ。
マークはベンチャービジネスを仕事にしているが、バハマにケイト名義の隠し口座を作って、投資家のお金をネコババしていた。
これを突き止めた3人は、マークのお金を全部ケイトのものにしてしまう。彼は一文無しだ、しかもこのことで投資家の信用を失う・・・・・とにかく踏んだり蹴ったりだ。
カーリーはケイトの弟フィルと仲良くなり妊娠する。アンバーはカーリーの父親フランクが気に入ったようだ(40~50才の差がある、カーリーからみれば義理のママになる)。そしてケイトは投資家と組んで新しい事業を始め、順調だ。
結局割を食ったのは、マーク1人だけと言うことになる。
こうして彼女たちの復讐劇は終了し、新たな人生に目を輝かせながら踏み出す。
レビュー
やっぱり浮気男の結末は厳しい、でもマークに少し同情しちゃうね。ところでマーク役のニコライ・コスター=ワルドーはテレビドラマ ゲーム・オブ・スローンズで大変シリアスな役をやっているが、コメディも結構似合うね。
マークは彼女達から「ゲス野郎」(最近、ゲスの極みなんとかの話題が流行っているね。)と言われ、「あなたのおかげで変わることが出来た」と皮肉なお礼も言われている。自立した女性は実に逞しいね。
キャメロン・ディアスは40代半ばになってやや老けてきたね、20代のケイト・アプトンと比較されるとつらい。
ニューヨーク、マイアミ、バハマと旅行気分で映画が観れるのもいいね。特にバハマの夜はいい、一回行ってトロピカルサウンドを生で聞いてみたいね・・・・まあ無理だろうけど。
こんな陽気な映画はアメリカンには大受けなんだろーね、ところであなたにはどうかなー。
辰々
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