ミステリー小説

ミステリー小説「地球外生命体など存在しない」今までこれらを証明する確実な証拠がないのは何故だ

ストーリー

 


日々、暮らしにくくなっている昨今、何によりどころを求めればよいのか。何もしなければ時間だけが過ぎてゆく。かといって、自分にノルマを与えすぎるとメンタルに来てしまう。そんな時の箸休めに「寝る前の5分間で読むチョイ恐ミステリー」でものぞいてみて。

最近、地球外生命体の存在を否定する記事が相次いでいる。しばらく前に世間を騒がせた「宇宙人らしい遺体」は残念ながら作り物であるのがバレた。お土産人形レベルだ。

では本当に地球外生命体はここに来ているのか・・・。今のところ確実な証拠がない。僕としては「UFO」と「宇宙人」はいてほしい。しかし、あくまで願望でしかない。

多くの人がスマホを持っている。もし、宇宙人が居たら一体くらいは写真が取れるはずだ。ところが明確な写真が一枚もないとは・・・。ぼやけたような、ぬいぐるみのようなものはあるかもしれないが。

僕は密かに恐れている。「本当は宇宙人どころかUFOなんかいないのだ」・・・・これが真実だと。しかし、これは誰も証明することは出来ない。

僕らは「宇宙人」や「UFO」の存在に物凄く惹かれる。何故なんだろうか。僕ら自身が本当は「宇宙人」の末裔ではないだろうか。記憶の中にはそれらが遺伝として残っており、古いご先祖さんに会いたいと思い続けている。

話は変わるが、英国の著名な物理学者 スティーブン・ホーキング博士が「宇宙人と接触しようとすることは危険なことだ」と警告している。「宇宙人に我々が滅ぼされる可能性がある。」からだ。

僕はホーキング博士は何か「新情報」を隠していたのではないかと推測する。76才で既に亡くなられている。ご存命中に何かを間違いなく見ていると推測する。

確かに宇宙は広い、「天の川銀河」だけで星が2000億個もある。そして惑星にいたっては1兆個を超える。この中には当然「地球」のような惑星が必ずあるはずだ。今までの研究でこれらの中から地球のような惑星が20個ほどみつかっている。

宇宙には間違いなく「宇宙人」はいるのだ。しかし、彼らが地球に来れるかと言うと大きなハードルがある。地球に最も近い恒星プロキシマ・ケンタウリでさえ4.2光年の距離にある。今のロケット技術で行くと10万年もかかってしまう。

光のたった1%の速さでも400年もかかる。では宇宙人はどうやって地球に来るのだ。僕は地球に来る必要はないと思っている。宇宙には怪電波が飛び交っている。もし、悪意を持った「宇宙人」がこの電波を使って我々の「脳」を乗っ取ったら・・・。地球人を自由自在に操ることが出来る。

実は僕は恐ろしい経験をしている。ある日、妻がおかしなことを言う。僕が真夜中に起きて夢遊病者のようにうろつきまわっていると。全く記憶にない、パソコンを調べてみると履歴がいっぱい出てくる・・・おかしい。

そのパソコンの履歴だが「防衛産業」「航空機メーカー」「遺伝子関係の研究機関」「大手機械メーカー」「電子機器メーカー」「3Dプリンターメーカー」・・・などびっくりするほど他業種にわたっている。一部、ハッキングのようなこともしている。

ひょっとしたら自分の脳が乗っ取られているのではと疑念が膨らむ。僕は対処方法をインターネットで検索してみると「宇宙電波研究所」がヒットした。急いでそこに連絡を取り行ってみた。

応対してくれたT博士は「宇宙から来る怪電波に脳が一時的にハッキングを受けている可能性がある」と言われた。博士によると、「宇宙人」とか「UFO」は地球由来の物だと言う。

遠くの星からリスクを冒して地球に来る必要はない。地球外知的生命体は怪電波を発信して地球人の脳を乗っ取ればいいのだ・・・。乗っ取った地球人を使って、地球上で遺伝子操作をして「宇宙人」を再生する。また、「UFO」だって同様な方法で作ってしまう。

地球上の大統領とか主席、首相などの首脳陣の多くは宇宙人に乗っ取られていると考えた方がいい。お互いに足の引っ張り合いを行い、地球文明が衰退していくのを待っているようだ。

ところで怪電波を遮断できるヘルメットを博士が開発された。50万円もするが仕方なく購入した。ヘルメットをかぶって寝ることによって、異常行動は無くなった。ところが毎日、メットを付けて寝るため首が痛い。博士に連絡取ったら今、改良型を作成中であり、これの費用が100万円もする。

僕はM・ナイト・シャマラン監督の映画「サイン」を思い出した。頭をアルミ箔で包むのだ。試しにやってみるとこれがすごく良くて効果もある。しかも費用はほとんどタダだ。

動画をどうぞ

映画「サイン」(2002) 日本版劇場公開予告編 Signs Japanese Theatrical Trailer

 

この件をT博士に連絡したら次の回答があった。確かにアルミ箔でも効果はあるが怪電波の強度が強くなると対応できない可能性がある。そして、電波遮断ヘルメットのコストダウン品を作成しているから寄ってほしいと言われた。

僕は現在進行形で地球が狙われていると思っている。博士の推定によると「世界の首脳陣の30%ほどが既にやられている」さらに「あと数十年もすると遺伝子操作された宇宙人も現れる」・・・。

もはや残された時間は少ない。きっとスティーブン・ホーキング博士はこのことを既に知っていたに違いない。アメリカに怪電波阻止のプロジェクトが立ちあげられているらしい。しかし、間に合うのか・・・。

ところであなたは夜、おかしな行動をとっていないかカミさんに確認することをまずやってほしい。もしおかしければT博士に連絡を取ることをお勧めする。

TATSUTATSU

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