ミステリー小説

ミステリー小説「地球に君臨するのは人類ではない」我々は知らないうちに支配され搾取されている奴隷だ

ストーリー

動画をどうぞ。

『ゼイリブ 製作30周年記念HDリマスター版』予告編

 


あなたは「ゼイリブ」という映画をご存じか。地球の食物連鎖の頂点あるいは地球に君臨しているのは人類(ホモサピエンス)であると思い込んでいた。

しかし、実際は違うようだ。我々の背後に居座り、我々を後ろから操っている得体の知れないもの達がいる。今、ここで書き残しておかないと誰も知らないまま、征服されてしまうかもしれない。とりあえず、僕の話を聞いてほしい。

この事件は僕の友人A君が遭遇した不思議な出来事から始まる。彼は物凄く頭のいい男だ。大学を卒業し技術エンジニアとして営業を担当していた。彼は需要家を毎日訪問し技術商品を売り歩いた。

実に20年ほど営業の第一線で活躍していた。その後は管理職となって後輩の育成指導に尽力した。彼は常にトップクラスの販売成績を収め、そのノウハウとは「人心掌握力」だと言っていた。出来るだけ早く相手の「心を掴む」ことが重要だと。

彼は毎日多くの人と接する。多い時には1日10人から20人も新規顧客に会う。そうしていく間に、「人を見る目が自然に備わってくる」。

面談者の性格や過去の行動履歴、未来の生き方も含めて、かなり正確に分かるようになってくるそうだ。顔の輪郭、しわ、眼差し、しゃべり方、声のトーン、体全体から発するオーラ、しぐさ・・・など彼はちょっとしたことを見逃さない。

そしてそれらの顧客と付き合ってゆくことによって、第一印象が間違ってないと感じる。顧客の性格に合わせてセールス手法を変えてゆくのがトップセールスの極意だ。

そんな彼も60才を迎え、退職、独立して技術コンサルティング会社を運営してきた。そのうち技術の相談ばかりではなく「人生相談」までするようになった・・・彼の助言は適格だ。

彼が街を歩く、人々を見ながら。そして、すれ違う人達の性格・人生がある程度類推できる。ところが100人の人間とすれ違ったと仮定すると、数人は心が読めないそうだ。

彼はその数%の人間たちを「サイコパス(良心を持っていない人間)」と考えていた。「サイコパス」は何をするか分からない。ある時は高飛車に出たり、ある時は被害者ぶる。気が弱そうに見せたり、突然怒ったり・・・付き合うべき人間ではない。

ところが最近、それとは違う「別種の人間」に遭遇することが多くなったと不思議なことを言う。その「別種の人間」とは爬虫類や両生類が人間の皮を被って歩いているようなイメージだ。彼らの目の奥には空虚なものしか感じない。

A君は試しに「別種の人間」をつけてみることにした。暫くして太陽が正面から降り注ぎまぶしい、ふとビルのガラスに目をやると「一瞬ガラスに映った奴の顔がドクロに見えた」そうだ。

そして偏光ガラスを色々と工夫して作ったサングラスを通すと「奴らの顔はやはりドクロ」だった。彼はドクロたちが定期的に郊外のある古い建物に集まることを知った。何のために。

「ドクロ達」に深入りしてはいけないと思いつつ、尾行をつづけた。その時、背後から腕を掴まれ路地に引きづりこまれた。その男もサングラスをしていた。その男は政府の役人だと素性を明かした。

男に案内されるまま、ある場所へと同行した。支所らしい、そこの取調室で話を聞かされた。「君が見たドクロは地球の征服者たちだ」・・・相当昔から、我々人類の間にもぐりこんでいる。

欧米では、政治家、資産家、富豪・・・など国を動かす重要人物はほとんど「ドクロ」に置き換わっている。中国や日本などのかつては貧乏だった国はまだ、侵略が少ない方だ。当時は銭儲けの優先度が低かったからだ。

でも、最近は「ドクロ」の動きが活発になっている。日本政府は「秘密組織」を作って、ドクロの摘発と国外追放を行っているがうまくいっていない。何故なら欧米が介入してくるからだ。マル秘だが米国の大統領は既に置き換えられているかもしれない。

「ドクロ」は人間を根絶やしにしようとしているのではない。人間を奴隷のようにこき使って、富を築かせ、それを搾取している。一言でいえば「吸血鬼」のような存在だ。

最後に「ドクロ」は我々に任せ、知らないふりをしておいてほしいと強く求められた。これを拒否すると逮捕されそうだと感じたとのことだ。A君からそんな不思議な話を聞かされた。

僕はこの話を聞いて鳥肌が立った。世の中には触れてはいけないものがあるのだ。A君とは暫く会えない日が続いた。彼からも連絡はない・・・どうしたんだろう、連絡を取ってみるか。

ところが偶然にも道端で彼と遭遇した。僕は「やあ」と声をかけたが全く僕を無視して横を通り過ぎようとする。その時、彼の「瞳の奥」に何かが見えた。彼ではないものが彼の皮を被って歩いている。

もうここまで危険が迫っている。政府の関係者は必死に「ドクロ」と戦っているようだが苦戦しているように感じる。やはり、欧米の力は強力だ。我々日本人が彼らの軍門に下る日は近いかもしれない。

TATSUTATSU

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