ストーリー
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犬って可愛いね、犬好きの人にはたまらない映画「僕のワンダフル・ライフ」だ。愛犬ベイリーはご主人イーサンが大好き。でも犬の寿命は短い・・・ある日亡くなってまう。ところがベイリーは何度でも生まれ変わって、イーサンに会いに行く。彼が終生の友として一番しっくりくるからだ。
「輪廻転生」という言葉がある。「人が何度も生死を繰り返して、新しい生命に生まれ変わる」ことだ。仏教思想にに根付いている。生前の行いが悪いと、人間には戻れない動物になってしまう・・・だけど人間にも悪い奴がいっぱいいるよね。
人間が生まれ変わって、動物になるのは考えにくいが、お爺さんやお婆さんが亡くなって、すぐに生まれた赤ちゃんは「お爺ちゃんやお婆ちゃんの生まれ変わりだ」なんてよく聞く。
考えてみると遺伝子が繋がっているからあながち嘘とは言い切れない。あなたはお爺ちゃんの歩き方とそっくりとかお婆ちゃんのしゃべり方にそっくり等々・・・きりがないほどよく聞く。
ところが前世の記憶を持ったまま生まれてくる人が少なからずいる。彼らが全て嘘を言っていると思えない。「僕はかつて、どこそこに住んでいて、こんな経験をした」的な話が多い。そしてその話が現実と一致するのだ。
また、「僕は昔、誰それに殺された」と話して、殺人犯が捕まったとか。「戦争時代の悪夢をよく見る。僕は戦闘機に乗っていて撃墜された。」なんて状況を子供が正確に話す。でも、これらは真実だろうか、疑いだしたらきりがない。
僕が体験した事例では、ある観光地に旅行に出かけた。初めて行くところなのに、何故か懐かしさがこみあげて来る場所・風景があった(既視感)。そしてひょっとしたら、昔ここに住んでいたのではないかと感じる。
また、初めて会う人なのに、大昔から知っているような気がする人も間違いなくいる。これらは前世の記憶なのか?それとも自分の思い込みなのか。でも不思議な感覚は自分の中に今でも残っている。
夢の中に前世の記憶が出てくることもある。僕は見覚えないが夢の中に時々出てくる男が一人いる。彼は僕にいつも寄り添って良くしてくれる。ひょっとしたら前世の僕ではないのか?さらに必ず去りがたい場所が出てくる・・・前世に住んでいたのか。
僕は夢の中で人を殺すこと、あるいは人に殺される夢は見たことは無い。これは潜在意識がカットしてしまってるのかもしれない。毎日こんな夢を見ておれば精神状態がおかしくなってしまう。心が安全装置をかけているに違いない。
しかし、殺される夢を見る人も間違いなくいるようだ。その時は夢に出てきた場所には絶対に行かないこと、正夢になる危険性がある。自分の前世の記憶が蘇っているのかもしれない。
J・リー・トンプソン監督の「リーインカーネーション」(1976年)という映画がまさにそれだ。主人公は毎夜殺される夢を見る。しかも湖で泳いでいる時に妻にオールで殴り殺される。彼は夢の謎を解き明かそうとするが・・・悲劇が待っていた。こんなことにならないようにね。
清水崇監督の「輪廻」という恐い映画がある。自分の前世が殺人者であったならあなたはどうするのか。また、同じことを繰り返すのか・・・。こんなことを考えると眠れない。
最後は怖い話になってしまった。「輪廻転生」の思想は戒めにも使える。生前、良い行いをしておれば、次は人間に生まれ変わるか、或いは天国に行けるかもしれないね。
TATSUTATSU
以下のミステリー小説も見てね。
「僕の金縛り体験記」
「連鎖する惨劇」
「クリスマスの雪女」
「幽霊が見える男」
「緑の少年」
「真夜中の鏡の怪」
「死相が顔に現れる」
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