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映画「僕のワンダフル・ライフ」感想・ネタバレ-犬は僕らの心を豊かにしてくれる友達

サマリー


2017年日本公開のアメリカ製作 愛犬 輪廻転生映画
監督 ラッセ・ハルストレム(ショコラ、シッピング・ニュース、HACHI約束の犬、マダム・マロリーと魔法のスパイス僕のワンダフル・ライフ
原作 W・ブルース・キャメロン「野良犬トビーの愛すべき転生」
出演 ●デニス・クエイド(ライトスタッフ、エデンより彼方に、デイ・アフター・トゥモロー僕のワンダフル・ライフ
●ペギー・リプトン(ツイン・ピークス、ポストマン、僕のワンダフル・ライフ
●K・J・アパ(僕のワンダフル・ライフ
●ブリット・ロバートソン(トゥモローランド僕のワンダフル・ライフ

『僕のワンダフル・ライフ』予告編

 

「犬と人間の極上のラブストーリー」が映画のキャッチ・フレーズになっている。ドッグは哀しいときも嬉しいときもずうっとそばにいてくれる愛すべき生き物だ。

彼らは言葉をしゃべれないけど体中で喜怒哀楽を示してくれるそして人間なら誰にでも懐いてくれる。でもピタッと来る主人とめぐり合うことはなかなか難しい。

犬は15年ほどしか生きられない、でもここに出て来るベイリーは何回も生まれ変わって最愛の主人イーサンに再びめぐり合う。イーサンは長い月日が経ち初老になってしまった。果たしてベイリーが生まれ変わって自分のところに来てくれたことを感じ取る事が出来るのか・・・。

心温まるドラマだ、犬好きはもちろんそうでない人にもお薦めだ。厳しい世の中だけど、映画を見てる間だけでも心がホッコリ安らぐよ。犬たちは純真だね、人間を疑うことを知らない。

監督のラッセ・ハルストレムはスウェーデン人なんだけどハリウッドで活躍している。彼が創る作品は派手さはないが心にジーンと来る良作ばかりだ。

初期の「ギルバート・グレイプ」(ジョニー・デップやレオナルド・ディカプリオが出演している)、「サイダーハウス・ルール」(トビー・マグワイヤが出ている)なんかは名作だ。

彼は日本の「ハチ公物語」をリメイクした映画「HACHI約束の犬」を2009年に撮っている。主人公のリチャード・ギアとHACHIとの交流が描かれる。主人公が亡くなっても夕方、駅に迎えに行く姿には涙がこぼれる。

主人公イーサンの子供時代をブライス・ガイザー、青年時代をK・J・アパ、初老時代をデニス・クエイドが演じている。

名優デニス・クエイドは「ライトスタッフ」の時から注目してきた息の長い俳優だ。「オールド・ルーキー」やパニックSF映画「デイ・アフター・トゥモロー」が懐かしい。

初老のヒロインには歌手で女優のペギー・リプトンが出演している。彼女は「ツイン・ピークス」に出ていたからこの海外ドラマファンは必見だ。

僕も犬が大好きでラブラドールと暮らしている。この映画を見てからさらに愛犬が愛おしくなる・・・そんな映画だね。

ストーリー

僕はこの世に生まれ、遊んで食べて自由に動き回る。ところが野良犬として捕まってあの世行だ。今度はゴールデンレトリバーの男の子として生まれたけどやっぱり野良犬だ。

トラックのおじさんたちに捕まってしまい、夏の炎天下に締め切った車の中だ。もうだめだと思った時にイーサン(ブライス・ガイザー)と言う子どもとママに助けられる。

僕はベイリーと名付けられて、イーサンの家で暮らし始める。イーサンとはどこに行くのも一緒だし、寝るときも同じベッドだ。

イーサンはぺちゃんこになったラグビーボールで遊んでくれる。ボールを大空に投げ、かがんだイーサンの背中を跳び箱のように蹴ってボールを空中でキャッチするのが得意だ。

イーサン(K・J・アパ)は青年になる。ある日ベイリーは可愛い女の子ハンナ(ブリット・ロバートソン)にじゃれついた縁から二人は知り合う。デートにはベイリーもいつも一緒だ。そのうちイーサンはハンナを愛するようになる。

でもいいことばかりではない、仕事が上手くゆかないパパは酒びたりになり家を出てゆく。逆境でもイーサンは努力してアメフトの奨学生としてハンナと同じミシガン州立大学に進学するまでになる。

イーサンの前途は洋々だ。ところが世の中、上手くゆかない。イーサンを妬んだ同級生が、花火を夜中にイーサンの家に投げ込む。脅かすつもりだったのが、花火の火が家に燃え移り火事になる。

慌てたベイリーはイーサンを起こし、二階の窓から逃げようとする。ママとベイリーを避難させた後、イーサンも二階から飛び降りたが崩れてきた木材で足に大けがをする。

イーサンはもう走ることが出来ない。ママの祖父母の家で暮らすイーサンは昔のように元気になることは無かった。そして大好きなハンナにも別れを告げる。ハンナは泣きながらイーサンやベイリーから去って行く。

キズが癒えたイーサンは農業学校で勉強するため、家を出ることになった。それからしばらく時がたつ、ベイリーは老犬になって日に日に衰えてゆく。もう残り少ない寿命が尽きようとした時、イーサンが駆け付けてくれた。

ベイリーは自分の役目はイーサンを幸せにすることだと思いながら、この世からいなくなってゆく。

ネタバレとレビュー

不思議なことに僕は生まれ変わった。皆は僕のことをエリーと呼ぶ、何とシェパードの女の子だ。昔ほど楽しくないけど、飼い主は警官のカルロスだ。

僕とカルロスはチームを組んで、犯罪者を追い詰めるのが仕事だ。仕事はつらいけど頑張って警察犬として生きてゆく。ある日、犯罪者を追いかける途中に銃で撃たれ、僕はカルロスに抱かれたまま短い生涯を閉じる。

次に僕は小さなコーギーのティノに生まれ変わった。主人はマヤだ。マヤは僕に優しくしてくれる。そのうち彼女はアルと結婚し、子供も生まれ楽しい家庭生活が続く。でもその僕にも寿命が来てマヤに抱かれ旅立つ。

僕はまた生まれ変わった。セント・バーナードとオーストラリアン・シェパードの混血だ。優しい女性が僕の里親となってもらってくれたが、あまりにも大きくなって捨てられてしまった。

僕はボロボロになってあたりをさまよう、昔、嗅いだ懐かしいにおいだ、そうだハンナが近くにいるに違いない。そしてイーサンがいる農場を見つける。

イーサンはだいぶ年を取ったが一人で農場で暮らしていた。僕は嬉しくてイーサンを追い掛け回すけど、ベイリーであることに気付いてもらえない。

僕はベイリーの時と同じような仕草をみせる。でもまだイーサンは気付かない。今度は納屋から古くなったラグビーボールを見つけイーサン渡す。

イーサンは不思議そうな顔をしながらがボールを空高く投げる。僕はイーサンの背中を蹴ってボールをうまくキャッチする。イーサンは驚いた様子で僕を見つめる、そして「ベイリー」なのかと叫ぶ。

僕は長い時間をかけて最愛のイーサンのところに戻ってきた、彼も気付いてくれた。イーサンは僕の体をきれいに洗ってくれ、バディと書かれた名札のついた首輪をつけてくれた。

ある日僕は農場を抜け出してハンナのところに行った。ハンナは僕の名札に書かれた飼い主イーサンの文字を見てびっくりする。

彼女は僕を車に乗せてイーサンの農場へと急ぐ。ハンナはイーサンとの何十年ぶりかの再開だ。二人とも今は独り身らしい。彼女は僕を置いて帰ろうとしたとき、イーサンが引き留める。

それからしばらくしてイーサンはハンナと結婚する。今は「バディ」となった「ベイリー」は最愛の飼い主イーサンを幸せにするために何度でも生まれ変わって戻ってきた・・・。

彼らが生まれてくる理由は僕ら飼い主を幸せにするためだとこの映画は言っている。確かに愛犬といるだけで幸せな気分になる。犬は飼い主に多くの物を与えてくれる、短い命だから大事にしてあげないといけないね。

犬には不思議な能力がある。音や匂いに敏感だ、彼らは僕ら人間の視覚世界とまた異なる世界に住んでいる。第六感的な能力も人間以上に働いていると思う。

時々犬は散歩のいく先を嫌がったり、近寄ってくる人を選別したりしている。何故なのか僕にはよく分からないが彼らは彼らなりに危険を予知しているのかも知れない。

僕は犬が大好きだから、死ぬまで一緒に居たいと思う。犬と暮らしている人は長生き出来るとも言われている。毎日の散歩やお金もけっこうかかるけどそれ以上の物を僕らは愛犬からもらっている。

TATSUTATSU

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