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映画「トゥモローランド」感想・評価‐不思議なピンバッジは異次元の扉を開くのか

サマリー


映画『トゥモローランド』予告編

2015年日本公開のウォルト・ディズニー製作SFアドベンチャー映画、監督はブラッド・バード(Mr.インクレディブル、レミーのおいしいレストラン、ミッション・インポッシブル:ゴースト・プロトコル)主な俳優はジョージ・クルーニー(ER、ソラリスゼロ・グラビティ)、ヒュー・ローリー(Dr.HOUSE)、ブリット・ロバートソン、ラフィー・キャシディである。

信じられないほどお金(200億円以上)のかかった作品である。ウォルト・ディズニーも監督のブラッド・バードも渾身の力を込めて作品を作っており、また世界的トップ・スター ジョージ・クルーニーまで登場させている。ところが作品はややコケぎみである。

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トゥモローランドとはディズニーランドにあるテーマパークの1つだが、これが映画のモチーフになっている。(当然ディズニーランドは映画との組み合わせで儲けようとしている。)

少女が不思議なピンバッジを見つけたことから話がスタートする。彼女がピンバッジに触れると異次元の未来都市が見えるようになる。彼女は発明家の男と出会い、このピンバッジの世界を探索しようと旅に出る。

おもちゃ箱をひっくり返したように、色々な楽しい物がいっぱい出てくるんだが、どーもストーリーが今一かなーと思う。まあ、家族全員で観られるし、お父さんは暇な時にウトウトしながら観るのもいいかーなと思いますよ。

お薦めSFパニック映画ベスト20-将来人類は滅亡するかも知れない」もアップしたよ。

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ストーリー

ストーリーを紹介すると、フランク・ウォーカー(ジョージ・クルーニー)は世界が破滅に向かっていると昔を回想する。少年時代の彼(トーマス・ロビンソン)はニューヨーク万国博覧会の発明コンテストに応募する。そして会場へ自分の発明した背中に背負う空飛ぶロケット「ジェット・パック」を持ち込む。

受付のデイヴィッド・ニックス(ヒュー・ローリー)はうまく飛ばないなら発明品ではないと彼を追い返してしまう。そこにアテナ(ラフィー・キャシディ)と言う少女がいて彼を慰め、Tの文字があるピンバッジをくれる。

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アテナについて行くと、アトラクションのイッツ・ア・スモールワールドの中に入って行く、機械がピンバッジを認識し地下の迷路に突然乗り物が入って、彼は異次元の空間に転送されてしまう。

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来都市で壊れた「ジェット・パック」をロボットが直してくれ、未来都市を飛び回る・・・・・ところが突然場面が変わる。

ケイシー(ブリット・ロバートソン)は好奇心旺盛な少女である。彼女は夜な夜なNASAのロケット打ち上げ基地に忍び込み、発射台のの解体作業を遅らせるよう、建設機械を故障させる。お父さんは発射台の解体作業を仕事にしており、この仕事が無くなったら失業してしまうらしい。

ケイシーは夜の悪事が見つかり、警察につかまってしまう、釈放されるとき自分の持ち物の中にアテナが忍ばせたピンバッジが見つかる。そのバッジに触れると見たことの無い不思議な都市が遠くに現れた。

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彼女は何とか不思議な都市にたどり着き、現代と大幅に異なる進んだテクノロジーを持った世界に驚嘆する。乗り物は空を飛び、都市は高く伸びたり、曲がりくねったりして空間を自由自在に使っている。人々の生活も高度で、自然の木々と都市が合体しているまさにユートピア(理想郷)である。

ロケットは常に大空を飛び交い、宇宙基地もあるようだ。・・・・・・・宇宙ロケットに乗ろうとしたところ、バッジの裏にある時計がゼロになり、現実世界に引き戻された。

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彼女はこのピンバッジが何なのか、インターネットで調べると、どうも1964年の万博の記念品らしいことが分かった。そして少しいかがわしいが、このピンバッジを高価に買取してくれるお店を見つけ出掛けることにした。

その店はこじんまりとした、おもちゃ屋であった。二人の店員がいて、ピンバッジの出所をしつこく聞いてくる。彼らは店から出ようとするケイシーを消そうとおもちゃの銃を向ける。

ところが銃は本物で危うく消されてしまうところ、アテナと言う少女が助けてくれた。ケイシーとアテナはその場から車で逃走する。

アテナは実は子供の姿をしたロボットであり、昔の知り合いのフランク・ウォーカーの隠れ家に行こうとしていた。彼女はフランクの子供のころからの知り合いで、彼女の姿は全く昔と変わっていないが、彼は中年を過ぎた隠遁者になっていた。

アテナはケイシーを車から降ろすと、何処かへ行ってしまった。

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ケイシーはフランクの家に入ろうとするが、彼は無愛想で彼女を受け入れようとしない。ところがそんなところに彼女をつけてきた追っ手が来る。フランクはケイシーと隠れ家にある機械を使って、追っ手のロボットを撃退する。

そしてアテナと合流した彼らはパリのエッフェル塔にワープする。さらにエッフェル塔が発射台に早変わりし、地下からロケットが現れ、これに乗って異次元へ飛び出す。

トゥモローランドに到着したらニックス総督が彼らを迎えに来た。フランクもアテナもこの世界から追放された身分である。総督は禁を破って何故戻ってきたと問いただす。

フランクはケイシーなら世界を救えるから、連れてきたと返答した。彼は地球滅亡モニターの数字が彼女が来てから変化したのを確認したと言った。

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この世界では光より早いタキオン粒子が発見されており、未来が残像の様に見える。ニックス総督はトゥモローランドのモニタールームに彼らを案内し、「さあ、世界を救ってみろ」とモニターの操作盤をフランクに委ねる。

操作盤を操ることによって、彼らは地球のどこにも行ける。まずケープタウン・・・・・・・ケイシーはモニターに触れ、未来の都市を垣間見る。

ある都市は原子爆弾によって破壊されている光景が目に飛び込んできた。さらに世界中の都市では洪水、火山の爆発、温暖化による氷河の後退、気候変動による飢餓等が発生し、人類の滅亡が避けられない状況になっていた残り後58日だ。

ケイシーはニックス総督に、「地球が滅亡するのに、何も策を講じないの」と怒る。彼はトゥモローランドは無傷だ、影響ないとそっけない返事をする。地球人をトゥモローランドに避難させたら、ここが人類によって滅亡させられてしまうとも言った。

もう地球を救う手だては無いのか、地球は残酷な地球人によって滅亡させられてしまうのか・・・・映画を是非観てほしい。

ネタバレ

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ところがモニターが一瞬平穏な世界を映しだした。ひょっとしたら地球の滅亡を食い止めることが出来るのではないかとフランクは考えた。

ケイシーはモニターを切れば地球破滅は防ぐことが出来るのではないかと考えた。つまり地球人は皆モニターによって悪い未来を増幅して刷り込まれている。要約すると予測を自己実現させようとしている。

ニックス総督は地球人に悪い未来を垣間見せれば、彼らは自分の行いを正し、悪い未来を良い未来に変えるように努力すると考えた。ところが地球人は、地球滅亡の未来より、金とか権力にしか興味を示さなかった。肥満が増えても、餓死者は減るどころか増えている。

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地球の自然や生態系を地球人は破壊しつくしている・・・・・そのうち蝶や蜂もいなくなる。悪いのはモニターでなく地球人なのだ・・・・。

諦めたと見せかけたフランクはニックス総督の不意を衝く。護衛を倒し、モニターを破壊しようとプラットフォームに爆弾を投げ入れようとする。

攻撃用ロボットが動きだし、彼らの動きを封じ込めようとする。アテナが1台のロボットを乗っ取り2台とも倒してしまう。

爆弾はアテナからケイシーに渡されたが、落としてしまう。爆弾を異次元の世界からつながっている地球に投げ込み間一髪難を逃れる。

ニックス総督がビームガンでフランクを撃ち殺そうとしたとき、アテナが身代わりとなりビームを受けてしまう。アテナはロボットだけれど、フランクに愛に近いような感情を抱いたと告白し、機能が停止してゆく・・・・・彼女は私の自爆システムを使ってモニターを破壊してと言い残す。

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フランクは涙を流してアテナをモニターに落とし、彼女の自爆によってモニターが破壊される。ニックス総督も機械の下敷きとなって死んでしまう。

フランクとケイシーはトゥモローランドと地球を結び、若者たちにバッジを配り「夢見る人を」集めるよう指示を出す。若者たちは地球の色々な地区に派遣される。そしてピンバッジが夢見る世界中の人々に行き渡る。彼らはトゥモローランド(理想郷)があることを知る。

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レビュー

トゥモローランド(理想郷)の親玉(ニックス)が悪人とは、ちょっとおかしいね、しかもフランク達をロボットに殺させようとする・・・・・・まるでターミネーターの様だ。

フランクもアテナもトゥモローランドを何故追放されたのかな・・・・・地球を救おうとしたからかな・・・・残念ながら良く分からない。

アテナがコケ映画になるところを救っている、彼女がいてくれてよかったね・・・・・彼女がいなかったら観るのを途中で断念したかもしんない。

まあ巨大プロジェクトだから色々なところから注文が入って、監督はさぞかしやり辛かっただろうな、ブラッド・バードに同情するね。ウォルト・ディズニーとしては映画がコケても、ディズニーランドの宣伝になればいいと思っているのかな。

僕としては面白い場面が結構散らばっているのに、何とかならなかったのか・・・・残念。

ところで、ジョージ・クルーニーはSF映画が好きだね・・・・・今回も相当分厚い札束でほっぺたを張り倒されたのかな・・・・・・いつもながら羨ましいかぎりだね。

辰々

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ジョージ・クルーニー
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

2015-10-07

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