海外ドラマ

TVドラマ「ドクター・ハウス最終章」感想:長い間楽しませてくれました残念

サマリー


2004年から2012年までの8シーズン続いた、アメリカのテレビドラマである。今回最終章を迎え終わってしまった。大変残念・・・・長い間楽しませてもらいました。(主演ヒユー・ローリー:トゥモローランド

Dr.HOUSE パーフェクトガイド 【シーズン1~5】

ドクターハウス最終章ユーチューブ

Dr.HOUSE ファイナル・シーズン 予告篇

医療ドラマは古くからあり、中でもベン・ケーシー(ヴィンセント・エドワーズ)は日本でも凄いヒットをした。余談だが、コメディアンのケーシー高峰さんはこれから芸名を取ったらしい。

今から50年前ではあるが、日本での最高視聴率が50%を越え、この記録は現在も破られていない。ケーシー先生に診てもらえるなら死んでもいいと言う女性ファンが急増したとのことである。

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さらにドクター・キルディア、ERなんかも有名である。彼らは全て尊敬できる人格者であった。(ERではジョージ・クルーニー先生が大人気:トゥモローランド

ところがこのドクターハウスは全く正反対の人物である。つまり偏屈な変人である。

部下に対してのパワハラ、セクハラは当たり前、白衣は着ない、患者も直接見ない、口癖は「人は必ず嘘をつく」と患者の言うことは全く信用しない。

しかも、興味ある患者しか見ない。病院ではいたずらばかりしてやっかいものである。しかし、医師としては天才で、どこの病院でもさじを投げた患者が彼のもとに集まってくる。

一話完結で毎回難病患者がやってくる、病気の原因を究明するのが犯人探しのようで非常に面白い。医療の専門用語がバンバン出てくるが、知識がなくとも病気を映像で見せてくれるので心配ない。

登場人物を紹介すると・・・・

グレゴリー・ハウス(ヒュー・ローリー)・・・・・・天才診断医、過去誤診により右足を悪くしている。

ジェームズ・ウィルソン(ロバート・ショーン・レナード)・・癌専門医、ハウスの親友、人が良すぎる好人物である。

リサ・カディ(リサ・エデルシュタイン)・・・・・・院長、ハウスの上司、彼を病院に迎え入れた恩人。

エリック・フォアマン(オマー・エップス)・・・・・ハウスの部下、将来院長になる。

アケソン・キャメロン(ジェニファー・モリソン)・・ハウスの部下、将来他の病院でER部長となる。

ロバート・チェイス(ジェシー・スペンサー)・・ハウスの部下、将来ハウスの跡を継ぐ。

この他、ハウスの部下はどんどん入れ替わる。

レビュー

最終章は、ウィルソンが癌に犯され余命5か月と診断される。ハウスはこの親友の癌を治療しようと、全力を尽くす。

最後は未認可の抗がん剤を自分に投与し安全を確かめ、ウィルソンに投与するが効果がえられなかった。ウィルソンは病院で治療を受けながら死にたくないと言う。ハウスは一大決心をする。

彼は何もかも捨てて、親友ウィルソンに寄り添いバイクに乗って旅にでるところで物語が完結する。

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ヒュー・ローリーの人間味あふれる演技が実に素晴らしい、嫌味な役を嫌味になり過ぎないようにうまくこなしている。また木下博之さんの吹き替えも抜群である。

わき役陣も、それぞれ個性的で喧嘩別れしたり、仲直りしたりして飽きさせない。また有名なゲスト俳優が患者として次から次に出てくるのも興味深い。

なお、このドラマを見る弊害として、自分もドクターになったつもりで病気の原因をかってに予想しちゃうことである。しかも全く当たらない。

ただ自分の健康診断結果を見るときぐらいは、ほんの少し役立っているのかな・・とかってに思っている。

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最後にこのドラマはメンタリストとつながっている。

記念すべき第一話にロビン・タニーが幼稚園の先生として出演している。病気が治った後、名前を「テレサ・リズボン」に改名しCBI捜査官に転職したのではないかと考えている。

果たして僕の推測は当たっているだろうか・・・・・・・?

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ところで「初心者入門シャーロック・ホームズのすべてが分かる映画・海外ドラマ」も参考にしてね。

 

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