ストーリー
動画をどうぞ。
「A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー」という映画をご存じでしょうか。突然亡くなってしまった男がその家の「地縛霊」となって、何年もそこに留まる物語だ。幽霊は全く怖くなく、かえって幽霊たちに憐れみを感じる。
ストーリーを少し紹介すると。ある男は妻を残して突然亡くなる。彼は「幽霊」となって妻と住んだ家に向かう。そして妻と一緒に暮らすのだが、彼女は「幽霊」が見えない。
妻は思い出を紙に書き止め、柱の隙間に隠し家を去ってゆく。そのまま「幽霊」はそこに留まるのだが・・・詳細は「A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー」を見てね。
「地縛霊」とは戦争・災害・事故などで突然死んだ人の魂は、自分の「死」を受け入れられない。また、怨み・憎しみを持った魂も成仏できない。そして「死」を受け入れるまで何年も、場合によっては何百年もそこにいる。
「霊能力者」や「見える人」がしばしば、彼らを察知する。それは「音」だったり、「光」だったり、「姿」だったり・・・。場合によってはポルターガイスト現象を起こして、見えない僕らにもシグナルを送っている。
彼らに消えてもらうためには、一般には「霊能力者」に依頼して、「除霊」してもらうのが良い。しかし、この世界には胡散臭い人達も多いので、注意が必要だ。そこにいる幽霊たちに我慢できなければ「引っ越し」が一番の解決策だね。
僕が聞いた話では、「古戦場跡地」「処刑場の跡地」には特に多いと聞く。そこは霊道のようになっており、鎧武者や落ち武者などが夜な夜なそこを行ったり来たりする。
僕の知人で「見える男」は廊下で落ち武者の亡霊を見て腰を抜かしたそうだ。また、ある都市伝説では栃木県にある「古戦場跡地」で丑三つ時に鎧武者の亡霊が出ると評判になったことがある。全国を調べれば、「地縛霊」の話はけっこう多い。
「地縛霊」たちは自分が死んだことに納得していない。或いは、自分が死んだことすら知らない。だからいつまでも成仏できずにいる。彼らを成仏させるためには、自分はすでに死んでいると目の前に証拠を突き付けてやるのがベストだ。
どのような形で、それをするのかは「霊能力者」しだいだ。「地縛霊」たちは何百年もの時間が過ぎればやがて自分が誰かさえ希薄になって消滅すると言われている。それまで待ってられないね。
僕はひょっとしたら地縛霊がいるのではないかと思ったことがある。単身赴任で、社宅に住んでいた時、家に帰るとカレンダーがいつも外れて落ちていることが続いた。しっかりピンでとめたはずなのに・・・落ちている。気のせいかもしれないが・・・何かいやだね。
皆さんはそんな経験ありませんか?
TATSUTATSU
以下のミステリー小説も見てね。
「僕の金縛り体験記」
「連鎖する惨劇」
「クリスマスの雪女」
「幽霊が見える男」
「緑の少年」
「真夜中の鏡の怪」
「死相が顔に現れる」
この記事へのコメントはありません。