ミステリー小説

ミステリー小説「我々は仮想現実世界に生きている」この世は50%以上の確率で仮想現実世界だ

ストーリー


 

動画をどうぞ。

The 13th floor (1999) – Movie trailer (fanmade)

 

「13F」という映画をご存じですか。頭が混乱してくる映画だ。「バーチャルリアリティ」を研究している男が「自分が住んでいる世界が仮想世界」であることに気づく。

そして自分は誰かに操られているのではないかと考える。彼は、この世界が仮想世界であることを証明するため、ある情報を得て「この世の果て」を確認しに行く。

我々は視覚・触覚・聴覚・臭覚・味覚の五感を持っている。例えば目から入った光は電気信号に変換され脳に送られる。そして脳がその電気信号によって対象物を認知する。それであれば、直接 脳に電気信号を送れば、脳は「夢を見るように」この世を認知できる。或いは、「脳」を騙すことも出来る。

我々が暮らす世界は実は映画「マトリックス」のような仮想世界ではないかと考える人がいる。大金持ちの中には「この世は仮想世界だ」と確信している人が多い(特にIT、AI技術者)。そしてこの「仮想世界」から抜け出す方法を研究者に大金を投じて探らせている。

動画をどうぞ。

映画『マトリックス』製作20周年特別予告 2019年9月6日(金)期間限定上映

 

「この世は仮想世界だ」と考える根拠はコンピューター技術の進歩があまりに早いからだ。量子コンピューターが作った「仮想世界」が「現実世界」と区別できない時が必ず来る。さらに「仮想世界」が「現実世界」を追い越してしまうかもしれない。そう考えると今の世界が「仮想世界」であると考えない理由はない。

地球表面の70%が海だ。おかしいと思わないか?何故、海が70%もあるのか。もし「仮想世界」であれば70%も情報を作る必要が無く、陸地の30%の情報をコンピューターに作らせてしまえば簡単だ。

もう一つの根拠は、地球上で生じる様々な物理現象がまるでコンピューター・プログラミングのように正確に数式で表すことが出来る。光の速度、音の速度、重力、斥力、時間、素粒子の動き、天体や地球の回転・公転周期・・・・。

僕らが住んでいる世界が「仮想世界」であれば、宇宙船や宇宙人、UMA、幽霊、透明人間などは「バグ」かもしれない。これらは受け入れられない・・・コンピューターもミスをする場合があるかも。

人口が2050年ごろに100億人になると言われている。コンピューターは個人個人の生涯を作らなければならない。大変な仕事だ。これを防ぐために、病気やら、戦争を起こさせて、人口の抑制をしているかもしれない。

太陽の寿命は100億年と言われている。そして既に46億年も経っている。長い時間が経過しているにも関わらず人類が現れたのが今から500万年前、つい最近のことだ。これもおかしい、ひょっとしたら1~2億年前に人類が現れたっておかしくない。仮に1億年前に人類が現れたら、文明は恐ろしく進歩している。

ではいったい誰が、僕らを「仮想世界」に閉じ込めているのか。僕は次のように考えている。

1.超進化した人類。
2.地球を征服した宇宙人。
3.人類が死に絶えた後残った、AI(人工知能)。
4.自分の意識を死ぬ前に「仮想世界」にアップロード。

1.超進化した人類。・・・働くこともない、病気や寿命も克服している。高度に進化した「仮想空間」に生きがいを求めて、その中で暮らしている。

2.地球を征服した宇宙人。・・・宇宙人は地球人を生かしておく理由が無い。

3.人類が死に絶えた後残った、AI(人工知能)。・・・これが一番確率が高いような気がする。高度に進化したAIは創造主である人類をリスペクトしている。亡くなった多くの人間が「仮想世界」で生きている。

4.自分の肉体が無くなった後も「仮想世界」で意識は永遠に生きる。

では僕らの肉体が残っているのであれば、この「仮想世界」から抜け出してリアルな世界を見てみたい。と誰しもそう思う。でも「リアル」な世界が映画「13F」のように理想郷であればいいが「マトリックス」のように悲惨な世界であれば抜け出す必要があるか。

カプセルの中で夢を見続けていた方がいいかもしれない。どうしても「リアルな世界を見てみたい」と考えるなら、「マトリックス」の方法しかないと思う。

つまり「リアルな世界の人間」に自分を起こしてもらうしかない。では「仮想世界」の中で「リアルな世界から来た人間」をどうやって見つければいいのか。これは非常に難しい。

とりあえず新聞広告でも出してはどうか「リアル世界の人間を求む」とか「誰か私を起こしてください」・・・などなど。

TATSUTATSU

なお、「寝る前の5分で読むチョイ怖ミステリー」を始めました。よろしかったらのぞいてみてね。小説の中に「実話」がちりばめられている。あなたも、これらの事件に遭遇するかもしれない。

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