SF

映画「アクアマン」感想・評価:鉄壁の王道ストーリーで誰でも楽しめるアバターの海底版だ

サマリー


★★★☆☆(お薦め)

2019年2月日本公開のアメリカ製作スーパーヒーロー映画
監督 ジェームズ・ワン(ソウシリーズ、インシディアス、死霊館、ワイルド・スピード SKY MISSION、アクアマン
出演 ●ジェイソン・モモア(コナン・ザ・バーバリアン、ジャスティス・リーグ、アクアマン
●アンバー・ハード(パワー・ゲーム、ジャスティス・リーグ、アクアマン
●ウィレム・デフォー(プラトーン、グランド・ブダペスト・ホテル、ジョン・ウィックアクアマン
●パトリック・ウィルソン(インシデアス、インシディアス第2章、パッセンジャーズプロメテウス死霊館エンフィールド事件死霊館のシスターアクアマン
●ドルフ・ラングレン(ロッキー4、エクスペンダブルス、クリード炎の宿敵、アクアマン
●ニコール・キッドマン(バットマン フォーエヴァー、アイズ・ワイド・シャット、アクアマン、めぐりあう時間たち、リピーテッドライオン25年目のただいま

『アクアマン』 予告編 (2018年)

 

「アバター」が「ポカホンタス」を参考にしたように、このドラマは「海底のアバター」或いは「海底のスター・ウォーズ」そして「海底版ロード・オブ・ザ・リング」と言ってもいいだろう。

物語は誰でも結末が分かってしまう鉄壁の王道ストーリーだ。まず、このストーリーを固めてから見たことも無い海底の映像とアクションで惹きつける。圧巻はアトランティス王国と甲殻王国の戦いだ・・・「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」を思い起こさせる。

子供から大人まで皆が楽しめるお薦め映画だ。ファミリーで見るのもよし、カップルで見るのもよし、一人でもオーケーだ。監督のジェームズ・ワンはホラー映画界出身(「死霊館シリーズ ジェームズ・ワン ホラー映画ベストテン」を参考にしてほしい。)だが前作の「ワイルド・スピード SKY MISSION」でアクション監督の地位を築いてしまった。

今回の「アクアマン」も興行収入1,100億円を軽々突破する大ヒットだ。彼はもうホラー映画界に戻ってこないかもしれない・・・心配だ。主演のジェイソン・モモアがワイルドな風貌と巨体で海底人にぴったりだ。そして、ヒロインのアンバー・ハード、彼女は元ジョニー・デップの奥さんだ。「金持ちの男しか相手にしないわ」的な上から目線が実にいい。

ストーリーは今更だが、少し紹介しておく。海底のアトランティス王国の王女アトランナ(ニコール・キッドマン)は政略結婚を嫌がり地上に逃げて来る。そして灯台守であったトム・カリー(テムエラ・モリソン)と恋に落ちる。

二人の間には息子アーサー(ジェイソン・モモア)が生まれるが、母は海底に連れ戻される。アトランティス王国ではオーム王(パトリック・ウィルソン)が海を汚す人類に報復することを考えていた。

しかし、ゼベル王国のネレウス(ドルフ・ラングレン)は人類と闘う前に7つの海を統率する「オーシャンマスター」の称号を得るべきと考えている。ところが地上の潜水艦がを襲ってくる、もう一刻の猶予もない。実はこれはオーム王の策略だった。

海底王国と地上との闘いを回避させるためネレウスの娘、メラ(アンバー・ハード)はアーサーに会いに来る。二人はアトランティスに向かう。そして王国の重臣バルコ(ウィレム・デフォー)に会う。彼はアーサーに「伝説の三叉槍(トライデント)を見つけ王位につきなさい」とアドバイスする。

しかしアーサーの前に立ちふさがるのは異父弟オーム王だった。果たしてアーサーは弟オームを倒し平和を取り戻すことが出来るのか・・・。

その後のストーリーとネタバレ

アーサーはオームに捕えられてしまうが逃げ出す。そしてメラと一緒に伝説の三叉槍(トライデント)を見つける旅に出る。旅はサハラ砂漠、イタリアのシチリア島そして海溝王国へと進む。

途中、オームの部下とブラックマンタに襲われるがこれを撃破する。しかし、海溝王国は一筋縄ではいかない。旅は困難を極める。ところがここで母アトランナに出逢う。母は生きていたのだ。

海溝王国には恐ろしい生物が待っていた。これを倒さなければトライデントは手に入らない、しかしアーサーはこの狂暴な怪物でさえも手なずけてしまう。そして伝説のトライデントを手にし、7つの海の覇王「オーシャンマスター」の権利を得る。

アトランティス王国は甲殻王国との戦いの真っ最中であった。ここに狂暴な怪物を従えたアーサーが現われる。手には伝説のトライデントを持っており敵の軍隊は驚く。

アーサーは弟オームとの一騎打ちを制し真の「オーシャンマスター」となる。アーサーは「アクアマン」として全ての海を支配する王となったのだ。

レビュー

スペースファンタジーは多いが海底を題材にしたファンタジードラマは少ない。1954年に公開されたディズニー映画「海底2万マイル」、1963年の日本映画「海底軍艦」は懐かしい。

今回はこれらをはるかに上回る映像美と海底での戦争アクションが凄いの一語に尽きる。海底はまだ分からない事が多い世界だ。ダイオウイカやシーラカンス、リュウグウノツカイ・・・などもっと変わった深海生物がいるかもしれない。

この映画ではそんな夢の世界を垣間見せてくれるだけでもありがたい。僕のようなへその曲がったじじいにはストーリーが王道過ぎた。少しのひねりや小どんでん返しが欲しかったね。

TATSUTATSU

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