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映画「LOGAN/ローガン」感想・評価‐ボロボロのX-MENを見るのはつらいね


サマリー

2017年6月日本公開のアメリカ製作 ミュータントSF映画
監督 ジェームズ・マンゴールド(アイデンティティー、ウルヴァリン:SAMURAI、LOGAN/ローガン
出演 ●ヒュー・ジャックマン(X-MENシリーズヴァン・ヘルシングリアル・スティール、レ・ミゼラブル、チャッピーLOGAN/ローガン
●パトリック・スチュワート(デューン/砂の惑星スペースバンパイア、スタートレックシリーズ、X-メン シリーズ、LOGAN/ローガン
●ボイド・ホルブルック(ゴーン・ガール、モーガン プロトタイプL-9、LOGAN/ローガン
●スティーヴン・マーチャント(LOGAN/ローガン
●ダフネ・キーン(LOGAN/ローガン
●リチャード・E・グラント(LOGAN/ローガンドラキュラ

映画『LOGAN/ローガン』予告編
2017年6月1日(木) 全国ロードショー 【作品紹介】 ヒュー・ジャックマンが全身全霊で演じる“最後”のウルヴァリン アメコミ映画の常識を大胆かつ過激に突き破る、“超” アメコミ映画が誕生! 極限のエモーションとアクションがスパークする、無敵の力を失った傷だらけのヒーローの壮絶な闘い。 『X-MEN』シリーズにおいて最高の人気を誇るウルヴァリン(別名:ローガン)が、ついに命を懸けた〈最後の闘い〉に 身を投じる時がやってきた。それは絶滅の危機にあるミュータントの唯一の希望となる少女を、強大な敵から守ること。しか し治癒能力を失った男は、もはや不死身の超人ではない。そう、これは初めて生身の人間としての“ローガン”を描いた〈魂〉 の物語。アメコミ映画の概念を超えるこの映画は、本物のエモーションとアクションを過激に大胆に描いている。ヒュー・ジ ャックマンが挑むウルヴァリン最後の姿、そして〈人間ローガン〉がたどる壮絶な運命の終着点には、誰も触れたことのない 崇高なる感動が待っている。 【クレジット】 監督:ジェームズ・マンゴールド ヒュー・ジャックマン、パトリック・スチュワート、ダフネ・キーン 公式サイト:

映画『LOGAN/ローガン』予告編

もうびっくりだ、ボロボロのローガン(ウルヴァリン:ヒュー・ジャックマン)と認知症のプロフェッサーX(チャールズ・エグゼビア:パトリック・スチュワート)が見られるなんて。

日本は今、超高齢化社会突入時代を迎えているからピッタリなテーマだ。あのシャーロック・ホームズも「Mr.ホームズ名探偵最後の事件」で93才のボケ老人になっている。

ローガンがプロフェッサーXを抱きかかえてトイレに連れてゆく場面は、僕もじじいだから身につまされる。彼は最強のテレパシー能力を持っているが自分をコントロール出来ず「老害(彼の周りの人間を麻痺させる)」を周囲にまき散らしてしまう・・・老人にはよくあることだ。

X-MENだけは永遠のヒーローだと思ってたけど、これを最後にウルヴァリンもプロフェッサーXもいなくなってしまうのか・・・なんか寂しいね。

ヒュー・ジャックマンはクリント・イーストウッドの「許されざる者」を意識している。だから今までのミュータントSF映画ではなく、西部劇に近いようなイメージになっている。

老人たちが最後の力を振り絞って未来へと希望をつないでゆく。結構グロい場面が多くR指定の映画になって「最後のサムライ」を感じさせる。

僕としては元気ハツラツなスーパーヒーロー「X-MEN」が好きなんだけど、こんな年老いて不死身ではなくなってしまった彼らを見るのもタマにはいいかも。

舞台は2029年の近未来、ミュータントの多くは死滅して、残っているのは少数しかいない。ローガンはメキシコ国境近くの廃工場でひっそりと暮らしていた。しかし彼自身も体に埋め込まれたアダマンチウムの毒に侵され、不死身の能力が失われつつあった。

彼はリムジンの運転手として日銭を稼いで、認知症で自分をコントロール出来なくなったチャールズ・エグゼビアと太陽光が苦手なミュータント キャリバン(スティーヴン・マーチャント)を養っていた。

ある日ローガンは看護師のガブリエラ(エリザベス・ロドリゲス)から少女ローラ(ダフネ・キーン)をカナダと国境を接するノースダコタまで連れて行ってほしいと頼まれる。

暫くして彼の前にピアース(ボイド・ホルブルック)と言う片腕が機械の男が現われ、ローラの居場所を探ってくる。ピアースはアメリカ巨大企業トランシジェン社の研究施設から逃げ出したローラを捕まえに来たようだ。

ローガンはガブリエラの頼みを拒絶していたが、彼女は何者かに殺されてしまう。彼は仕方なくローラを自分たちの住み家にかくまう。

チャールズはローラを見て「彼女こそ新世代のミュータントだ」と喜ぶ。暫くして彼らの前にピアースが多くの部下を引き連れローラを奪い返しに来る。

ところがローガンは信じられない光景を見てしまう。たんなる少女とばかりと思っていたローラは手と足からカギ爪を出し、屈強な男ども次から次へと殺戮する。しかし相手が多く彼女も次第に追い詰められてゆく。

ローガンはスキを見てチャールズとローラをリムジンに乗せ、ピアース達を振り切って荒野へと逃走する。キャリバンは捕まって人質とされてしまうが、果たしてローガン達は逃げ延びることが出来るのか・・・。そしてローラの正体とは・・・。

ストーリー

ローガンはガブリエラが残したスマホの動画から恐ろしい秘密を知る。トランシジェン社の研究施設では遺伝子学者ドクター・ライス(リチャード・E・グラント)がミュータントの子供たちを遺伝子操作によって作りだし、殺人兵器にする研究が行われていた。

しかし、予想もしなかった子供たちの反乱によってその研究は破たんする。ドクター・ライスは多くの子供たちを殺処分とし研究を終了させようとした。

それを知った看護師のガブリエラはローラを連れて施設から逃亡したとのことであった。ローラはローガンの遺伝子を引き継ぐ、言わば「ローガンの子供」であったのだ。

ローガン達はオクラホマシティのカジノに宿を取る。ところがそこにはピアースの魔の手が迫り、ホテルが襲撃される。

その時チャールズの防衛本能が働き、強力なテレパシーによって彼の周囲の人間はすべて麻痺して動けなくなってしまう。

駆け付けたローガンは麻痺しつつある自分の体を一歩一歩前進させ、チャールズを殺害しようと彼の周りに集まった多くの戦闘員を串刺しにする。そしてチャールズの首筋に鎮静剤を注射し、テレパシーを停止させる。

ローガン達は再び旅を続ける。途中、車の事故で逃げ出した馬を集める手伝いをしたことによってマンソン一家の夕食に招待される。

成り行きからマンソン一家に滞在することとなった彼らだが、そこにドクター・ライスが放った最強のミュータントX-24が現われる。

X-24はローガンのDNAをもとに作られ、外見はローガンそのものだが良心を一切持っていない殺人兵器だった。

この殺人兵器によってチャールズとマンソン一家は皆殺しにされる。また、人質となったキャリバンも敵から奪った手りゅう弾の自爆によって死んでしまう。

X-24との闘いによって瀕死の重傷を負ったローガンはローラと車で逃走する。果たして彼らは何処に向かうのか・・・。

ネタバレとレビュー

気を失ったローガンに代わり、ローラが車を運転し目的地ノースダコタに到着する。そこにはトランシジェン社の研究施設から逃げ出したミュータントの子供たちが集結していた。

ボロボロになったローガンに子供たちは体が回復する注射を施し、ローガンは数日間眠ってしまう。目覚めた時、子供たちは国境を越えカナダへ向かうところだった。

ところがその子供たちをねらってドクター・ライスとピアース達が後を追う。ローガンは子供たちからもらった薬を全部一気に注射し、最後の闘いに臨む。

ローガンは子供たちを逃がすために多くの敵と戦う、そしてミュータントの子供たちもそれぞれの能力を使って防戦する。

ドクター・ライスとピアースはローガンと子供たちによって倒される。ところがローガンはX-24との闘いで苦戦し、あわや息の根を止められそうになった時X-24の頭が吹っ飛ぶ。

ローガンが自殺用に持っていたアダマンチウムの弾を込めた拳銃をローラがぶっ放したのだ。全てが終わった、ローガンはローラに「パパ」と言われて息絶える。子供たちはローガンを丁重に葬りカナダに向かう。

ローラは最後にローガンの墓にたてられた十字架を抜き、Xの形に差し直して、未来に向かって歩み始める。

結局最後はローガンもチャールズもキャリバンも死んでしまう。でも新しい子供のミュータント達が少数生き残り、老人たちのDNAが引き継がれてゆくんだ。

もう最強のウルヴァリンが見れなくなるとは寂しいね。X-MENファンには見納めだから是非お勧めする。

TATSUTATSU

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