SF

映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」感想・評価:17体の怪獣が現れる王はゴジラかキングギドラか?

サマリー


★★★★☆(見るべき名作)

2019年5月日本公開のアメリカ製作SFゴジラ映画
監督・脚本 マイケル・ドハティ(ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
出演 ●カイル・チャンドラー(地球が静止する日ゼロ・ダーク・サーティマンチェスター・バイ・ザ・シー
●ヴェラ・ファーミガ(ミッション:8ミニッツ死霊館、マイレージ、マイライフ、死霊館エンフィールド事件死霊館のシスター
●ミリー・ボビー・ブラウン(ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
●ブラッドリー・ウィットフォード(ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
●サリー・ホーキンス(ブルージャスミンGODZILLAゴジラシェイプ・オブ・ウォーター
●渡辺謙(インセプションGODZILLAゴジラゴジラ キング・オブ・モンスターズ
●チャン・ツィイー(グランド・マスターゴジラ キング・オブ・モンスターズ

映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』【予告3(日本語吹替ver.)】

 

2014年に公開された「GODZILLAゴジラ」はゴジラの出番が最後の10分だけでヒンシュクをかった。今回は最初から怪獣が出まくる。全部で17体だ。それにゴジラの65周年記念作品だ。僕が2歳の時から始まっている超長寿シリーズだね。

こんなに沢山の怪物が地球上にいるとは驚きだが各国からぞくぞくと現れる。ゴジラ映画となると点数が甘くなってしまうが超お薦め映画だ。ゴジラファンでなくても充分楽しめる。俳優陣も国際色豊かだ、世界中でのヒットを見越している。

このドラマではゴジラの宿敵キングギドラが出て来る。果たして勝つのはどちらか?。地球環境に破壊的なダメージを与えているのは人間だ。人間はいうなれば悪玉細菌だ。地球生態系のバランスを保っているのが巨大モンスターたちだ。彼らは言うなれば「地球生態系の免疫システム」。

生態系のバランスが崩れれば怪獣が現われ、生態系を修復してまた、深い眠りにつく。ところがキングギドラは宇宙から来た外来種だ。「地球生態系を守るどころか破壊しようとする」。

今までの怪獣たちの王はゴジラだ、しかし今回、キングギドラに寝返る奴がいる・・・ラドンだ。怪獣たちは強い方についてしまう。ところがモスラは最初からゴジラの味方だ・・・何故なんだろうか。

前作から怪獣の世界観がガラリと変わっている。キングギドラに最初に立ち向かったのはラドンだが歯が立たない。怪獣たちは強い方になびいてしまうのだ。人類としてはゴジラに勝ってもらわなければならない。だから最後はゴジラを支援する側に回る・・・勝手だね。

ゴジラを亡き者に出来る最強兵器「オキシジェン・デストロイヤー」が使われる。この兵器はゴジラ第1作目に出てくる。往年のゴジラファンをくすぐるオマージュ満載だ。それにかなり金をつぎ込んでいるから迫力満点だ。

話しのスジを少し紹介すると。中国・雲南省にある「モナーク(巨大生物の調査、研究を行っている組織)」の基地にエマ・ラッセル博士(ヴェラ・ファーミガ)と娘のマディソン(ミリー・ボビー・ブラウン)はいた。

ここでモスラの卵から幼虫が生まれ、幼虫は暴れるがエマが開発した「オルカ」と呼ばれる音響装置で大人しくなる。ところがその時ジョナ(チャールズ・ダンス)をリーダーとする環境テロリストが基地を襲いエマ博士とマディソンを連れ去る。

モナークの責任者、芹沢博士(渡辺謙)はエマの元夫で「オルカ」の共同開発者マーク(カイル・チャンドラー)に協力を要請する。エマ博士は南極にある「モナーク」の基地で氷漬けにされている「キングギドラ」を氷を爆破し甦らせる。

エマ博士はジョナの仲間だったのだ。彼女は人類による生態系の破壊を危惧し、このままでは人類は滅亡してしまう。これを食い止める方法はモンスターを甦らせるしかないと考えている。

キングギドラに対しゴジラが甦り、両者の戦いが始まるがキングギドラは羽を広げ飛んで行ってしまう。メキシコにある「モナーク」基地内の火山からラドンが甦りキングギドラと対峙するがラドンには勝ち目がなかった。

再度、ゴジラがキングギドラを迎え撃つも、軍が開発した対ゴジラ兵器「オキシジェン・デストロイヤー」が発射される。これによってゴジラは活動を停止する。しかし、キングギドラには効果が無かった。

そしてキングギドラが地球のキングとして君臨し、生態系の頂点に立つ。果たして地球はキングギドラに征服されてしまうのか・・・。

その後のストーリーとネタバレ

モナークのヴィヴィアン博士(サリー・ホーキンス)は怪獣たちの戦いの中に巻き込まれ命を落とす。芹沢博士は潜水艦に乗ってゴジラを探し始める。ゴジラは海底の空洞に身をひそめていた。その途中、海底に沈んだ古代文明の遺跡を見つける。

ゴジラは太古の昔から「神」として人々に崇められていたことが分かる。ゴジラは「オキシジェン・デストロイヤー」によって瀕死状態だ。体力が戻るまで数年かかる。芹沢博士は間に合わないと言う。

ゴジラの体力を早く回復させないと地上はキングギドラに征服されてしまう。博士は最後の決断を下す。自分を犠牲にして、ゴジラの目の前で核弾頭を爆破し、その膨大なエネルギーをゴジラに吸収させようとしていた。

芹沢博士はゴジラの顔に触れると核弾頭を爆破させる。博士の予想通り、ゴジラは回復しキングギドラに向かってゆく。そこに光り輝くモスラが現われ加勢する。空中ではモスラとキングギドラにひれ伏したラドンとの闘いだ。

しかし、核エネルギーを吸収したゴジラはキングギドラを難なく倒す。再び王の復活だ。巨大怪獣たちはゴジラの前にひれ伏す。巨大怪獣が破壊した瓦礫から自然が回復してゆく。

エマ・ラッセル博士の推論通り怪獣たちは「地球生態系の免疫システム」だったのだ。しばらくして、環境テロリストのジョナは漁師によって引き上げられた不思議な生き物を買い取る。ジョナは次に何を画策しているのか?

レビュー

次回作は、キングコングとゴジラの戦いが決まっているらしい。そしてジョナが漁師から買った不思議な生き物(怪獣ヘドラか?)が絡んでくると思われる。

この映画では前作と異なり、怪獣を出し惜しみしない。世界から17体の怪獣が甦ってくるが予算の関係か、映像に現れるのはゴジラを始め計7体くらいだ。巨大なカニやクモみたいなやつが現われて来るが戦いには絡まない。

キングギドラは完全に倒されてしまっているので、今後の出番はないだろう。怪獣だけの戦いでは面白くない、これに前回と同じように軍隊やモナークが絡みストーリーに深みが出ている。

僕個人の意見としては今後、対ゴジラ最終決戦用メカゴジラを出してほしい。ゴジラと「パシフィック・リム」が合体するような感じだが人類も存在感を出さないと終わりだね。

TATSUTATSU

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