SF

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」感想・評価:主人公が戦うのは宇宙最強の自分の父親なのか


サマリー

2017年5月日本公開のアメリカ製作ファンタジー宇宙SF映画
監督 ジェームズ・ガン(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
出演 ●クリス・プラット(ゼロ・ダーク・サーティher/世界でひとつの彼女ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックスジュラシック・ワールド、マグニフィセント・セブン、パッセンジャー
●ゾーイ・サルダナ(スタートレックシリーズ、アバターガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
●デビッド・バウティスタ(007スペクターガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
●ヴィン・ディーゼル(リディックシリーズ、ワイルド・スピードシリーズ、トリプルXシリーズ、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックスラスト・ウィッチ・ハンター
●ブラッドリー・クーパー(ハングオーバー、リミットレスアメリカン・スナイパー、世界にひとつのプレイブック、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス二ツ星の料理人
●マイケル・ルーカー(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
●カレン・ギラン(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
●シルベスター・スタローン(ロッキーシリーズ、ランボーシリーズ、エクスペンダブルズシリーズ、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
●カート・ラッセル(ニューヨーク1997遊星からの物体Xバニラ・スカイ、ワイルドスピードシリーズ、バーニング・オーシャンガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』日本版予告編

第一作が世界中で大ヒット、今回第二作目だ。相変わらず「詰め込みすぎストーリー」と「豪華な出演者」で圧倒されるけどややマンネリぎみだ。

でもシルベスター・スタローンとカート・ラッセルの出演、声のみだけどブラッドリー・クーパーとヴィン・ディーゼル・・・あまりにも凄すぎない!。

チーム「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(銀河の守護者)」が今回も宇宙を救う物語なんだ。でも出会う相手が味方になったり敵になったりと、めまぐるしく変わるから見るのが忙しいね。

このドラマの良さはアライグマのロケットと小枝のベビー・グルートが可愛いことだ、だから女性にもお薦めだ。

それに今回、主人公ピーター・クイル(クリス・プラット)のお父さんエゴ(カート・ラッセル)が出て来る・・・これがキーになっている。果たしていいオヤジなのかそれともワルオヤジなのか?

メンバー紹介すると:「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」チーム

一応リーダーのピーター・クイル(クリス・プラット)

影のリーダーか ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)

肉弾戦の好きな大男 ドラックス(デビッド・バウティスタ)

アライグマそっくりなロケット(ブラッドリー・クーパー)

小枝のベビー・グルート(ヴィン・ディーゼル)

さて、彼らが今回どんな活躍するかお楽しみだ。

ストーリー

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」チームは人工星ソヴリンの女王アイーシャ(エリザベス・デビッキ)から彼らの大切なエネルギー源であるアニュラックス電池を守ることを依頼される。

チームは電池をねらってくる宇宙怪物を撃退し、その報酬としてソヴリンに捕えられているガモーラの妹ネビュラ(カレン・ギラン)を貰い受ける。

ところがその電池をロケットがこっそり盗み出したことがバレ ソヴリンの大軍団に追われることになる。あわや危機一髪のところをエゴ(カート・ラッセル)が乗り込んだ宇宙船に助けられる。

エゴはピーター・クイルを見るなり自分の息子だと言い、自分の星に来いと誘う。ピーターは半信半疑ながらロケットとベビー・グルートをある星に残したままエゴのところに向かう。

一方、女王アイーシャに雇われた宇宙海賊ラヴェジャーズの船長ヨンドゥ(マイケル・ルーカー)はクイル達を追ってきた。

ところがピーター達にあまい態度を取るヨンドゥを裏切ったテイザーフェイスは海賊船を乗っ取り、ヨンドゥとロケットを捕まえ監禁してしまう。ガモーラの妹ネビュラは姉と対決するためエゴの星へと向かう。

しかしヨンドゥの部下クラグリンによって彼とロケット達は助け出され、脱出艇に乗ってエゴの星へと向かう。

エゴは神に近いセレスティアル人でエゴの星自体が彼の本体であることが分かる。エゴは地球人のメレディスとの間に生まれたピーターこそ自分の遺伝子を受け継いだ唯一の後継者であると考えていた。

エゴは彼の星が存在する限り永遠の命を持ち、宇宙のすべての種族を支配することが出来る。同様にピーターも不死身でエゴに近い能力を持っていることが分かる・・・親子は愛情を確かめ合う。

ところがエゴの星の洞窟で大量のガイコツをガモーラが見つけてしまう。そしてエゴの世話係マンティス(ポム・クレメンティエフ)からエゴに関する恐ろしい話も聞く・・・果たしてエゴは神なのか或いは銀河を破壊する悪魔なのか?

ネタバレとレビュー

エゴは宇宙をさまよい色々な種族と子供を作り自分の力を宇宙に広めようとしたが、残念ながらピーター以外はその能力受け継いでおらず、他の種族との混血は全て抹殺している(洞窟にあった多量のガイコツがそのなきがら)。

しかもピーターの母メレディスでさえも脳腫瘍を発生させ殺している。そしてエゴは宇宙を刷新しようと企み、宇宙中に植え付けた彼の「苗」を発動させ生物の大量虐殺を始めようとしていた。

ピーターはこの星を破壊し、父親であるエゴの野望をくじこうと決心する。この星の中心部のコアを破壊しなければならない。

ロケットが盗んだ電池をもとにして爆破装置を作り、ベビー・グルートが星のコアに装置を取り付けタイマーを起動させる。

マンティスによって一時的に眠っていたエゴが目を覚ます。ピーターはエゴと闘う、そしてコアの破壊によってエゴは消滅してゆく。それと同時にエゴの星も破壊が進む・・・もう時間が無い。

ピーターと彼を助けに来たヨンドゥ以外はすべて脱出した。ピーターにヨンドゥは一着しかない宇宙服を装着させ宇宙へと脱出する。

ヨンドゥは自分の育ての息子ピーターの目の前で凍り付いて死んでしまう。ピーターと海賊仲間たちはヨンドゥの死を嘆き悲しむ、この時ピーターは本当の心の父親はヨンドゥであったと感じる。

結局、エゴは神に近い存在でありながら大量殺戮者でもあったわけだ。ピーターはエゴの星の破壊によって神の力も不死身の体も無くしてしまう・・・一般の人間に戻る。

しかしそんなものよりもっと大切な何かを掴んだはずだ。今回もチーム「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(銀河の守護者)」が宇宙を救ったんだ・・・このパターンは変わらないのか。

ところで次回作はあるのかな・・・少し見飽きてきた。

TATSUTATSU

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