サマリー
2016年日本公開のアメリカ 魔女狩りSF映画
監督 ブレック・アイズナー(ラスト・ウィッチ・ハンター)
出演 ヴィン・ディーゼル(プライベート・ライアン、リディックシリーズ、ワイルド・スピードシリーズ、トリプルXシリーズ)
ローズ・レスリー(ザ・コンサルタント、ラスト・ウィッチ・ハンター)
イライジャ・ウッド(ロード・オブ・ザ・リングシリーズ、ブラック・ハッカー)
マイケル・ケイン(インター・ステラー、キングスマン)
ヴィン・ディーゼルが剣を持って魔女たちと戦うドラマだね。何となくウェズリー・スナイプスの「ブレイド」に似ている。おおざっぱに言っちゃうと吸血鬼が魔女に置き換わったイメージだ。
そんなに悪い映画ではなく、まあまあ楽しめるが目新しさに欠けるね。家族を魔女に殺されたコールダー(ヴィン・ディーゼル)は魔女の女王を殺しかたきを取るが、女王から不老不死の呪いをかけられてしまう。
それ以来コールダーは死ぬことが出来ず800年の間「魔女ハンター」として戦い続けている。彼の相棒は36代目ドーラン(マイケル・ケイン)であるが、彼は何者かに殺される。
そして37代目ドーラン(イライジャ・ウッド)が任命され、36代目ドーランの死因をコールダーと共に調査してゆく。ところがコールダーが大昔に葬った魔女の女王を復活させようと企む輩が絡んでいるらしい。
ストーリー
今から800年前、大地に呪いをかけペストを広めた魔女の女王を倒しに勇者たちが魔女の森に入る。戦いはし烈さを極め仲間を多く失ったがコールダーは女王を仕留める。ところが女王の死に際にコールダーに呪いをかける。
この呪いはコールダーを死ねない体にし800年の間生きながらえる。そして現代、彼は「魔女ハンター」として人知れず魔女狩りを続けていた。
現代でも魔女は多くいる、人間に危害を加えないと言う協定が守られる限りコールダーの出番はないが、中には女王復活を願うものがいる。
コールダーは36代目ドーランとチームを組みこの世を魔女から守っている。ドーランの役割の一つにコールダーの功績を記録してゆくことにある、そして彼を補佐してゆく。
ところが36代目ドーランが亡くなってしまう、あとは若い37代目ドーランが引き継ぐのだが、魔女の女王の崇拝者が36代目ドーランを殺したことがコールダーによってあばかれる。
コールダーはリンゴの木のある古い葬儀場を住家にしている奴が絡んでいる情報を入手しそこに向かう。そしてそこの男を捕え、さらに調べてゆくと36代目ドーランは殺されたのではなく、呪いをかけられ尋問されていたことが分かる。
彼は仮死の状態であと2日以内に呪いを解かないと本当に死んでしまう。コールダーは魔女クロエ(ローズ・レスリー)のところに行き、記憶の魔術をかけてもらう。そして自分自身の昔の記憶を呼び覚ます。
そこに邪悪なベリアル(オラフル・ダッリ・オラフソン)が現れ、コールダーを記憶の中から現実に引き戻し、彼を亡き者にしようと店を焼き払う。コールダー寸でのところで脱出する。
古い葬儀場を住家にしている奴を影で操っていたのはベリアルであったのだ。コールダーはひょんな事件から魔女クロエがドリーム・ウォーカーであることが分かる。
彼はクロエを使って自分の記憶の中を再び旅をする。そして失われた昔の古い記憶を呼び覚ます。コールダーが大昔、魔女の女王を倒したとき女王の心臓はまだ生きていた。しかしこの心臓を破壊すればコールダーも死んでしまうことになる。
1代目ドーランは女王の心臓をどこかに隠したのだ。これでやっと分かった、36代目ドーランを拷問にかけたのは女王の心臓の在りかを吐かせる為だった。
女王崇拝者が、悪魔の女王を復活させようとしていた・・・・。
女王はベリアルの策略で復活しようとしていた。コールダーは36代目ドーランを呪っていたベリアルを殺すことによって、ドーランの呪いが解け、彼は起き上がる。
コールダーは復活した女王と戦う為、ある教会へと向かう。女王は再び疫病を流行らせ世の中を再び混乱させようとしていた。
コールダーは魔女と戦い、あと一歩のところで魔女の息の根を止めるところに37代目ドーランが邪魔する。彼は魔女崇拝者だったのだ。
コールダーは苦戦するが、炎の剣ヘクセンベインを女王に付き刺し、とどめを刺す。それと同時にコールダーも倒れてしまう。
しかし女王の心臓を破壊すればコールダーも死んでしまう。クロエは彼に心臓を破壊することを思いとどまらせる。何故ならコールダーのいない世界を邪悪な何かが待ち望んでいるようだとクロエは話す。
斧と十字架団が女王の心臓を守ってきたのだ、しかしもう彼らに心臓は無い。コールダー達が何処かに隠したようだ。
また、コールダーと36代目ドーランのチームの復活だ、それにクロエも加わる・・・。
割合丁寧に作られている。ヴィン・ディーゼルとしてはシリーズ化を考えているふしがあるが、アメリカでの人気が今一だったようだね。
「リディック」シリーズが一段落したようだから、SF系としては、もし続編が作られるのであれば、次回作に期待したい。
TATSUTATSU
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