サマリー
2017年から日本でFOXチャンネルから放送されたSFミュータントドラマ
製作者 ノア・ホーリー(ファーゴ、レギオン)
出演 ●ダン・スティーヴンス(ザ・ゲスト、誘拐のおきて、美女と野獣、ダウントン・アビー、レギオン)
●レイチェル・ケラー(レギオン)
●オーブリー・プラザ(レギオン)
●ビル・アーウィン(レギオン)
●ジェレミー・ハリス(レギオン)
●アンバー・ミッドサンダー(レギオン)
●ケイティ・アセルトン(レギオン)
●ジーン・スマート(レギオン)
https://youtu.be/cPvU3xrk8OE
主人公のデヴィッド・ハラー(ダン・スティーヴンス)は統合失調症(かつて精神分裂病と言われ、幻覚・幻聴・異常行動を伴う)と診断されて精神病院に入院させられる。
デヴィッドつまり気違いの視点でドラマが進行してゆく、最初は何が何だか分からない。こんなドラマは初めてだ、途中までさっぱり意味不明。でも不思議な映像や意味不明なストーリーに魅了されついつい観てしまう。これは何回も見直さないと製作者の意図がつかめない。伏線はばら撒かれているが伏線とすら気づかない。
デヴィッドは幻聴を聞き幻覚を見る。映像が飛んだり、スローモーションになったり、部屋に閉じ込められたり、泣きわめいたりする、それにレニー(オーブリー・プラザ)と呼ばれるアルコール、ドラッグ中毒の女がまとわりつく。この女がいつも邪魔をしデヴィッドを苦しめる。
何が言いたいのか、どんなテーマなのか第一シーズンを見てもよく分からない。こんな先の分からないドラマをよく作ったなと感じる。第二シーズンも作られる見込みだ。物語はかなり先まで作られているんじゃないだろうか、もう少し一般人にも分かるスジにして欲しい・・・見てていらいらすることがある。
実はデヴィッドは「X-MEN」のプロフェッサーXと呼ばれるチャールズ・エグゼビアの息子だ。そして彼も最強のミュータントだ。でも自分では気づいていない。
デヴィッドの頭の中には父(プロフェッサーX)が倒したミュータントが巣食っている。そしてデヴィッドを乗っ取ろうといつも狙っている。彼の記憶の中にこのミュータントはトラウマとして色々な形で出没する。このトラウマは実態を持ったように描かれる。
デヴィッドは精神病院でシドニー(レイチェル・ケラー)を好きになる。実は彼女もミュータントで、接触すれば精神が入れ替わる。彼女にキスしようものなら自分の体に彼女の精神が入ってしまう。
彼らは政府の組織ディビジョン3の手中にあり、デヴィッドの超能力に興味を持っている。しかしディビジョン3でさえもデヴィッドをコントロールすることは出来ない。これに対しメラニー・バード博士(ジーン・スマート)を中心とするセラピスト集団がデヴィッドを逃走させ、かくまう。
果たしてディビジョン3の目的は、またセラピスト集団はデヴィッドをどうするのか・・・。そして彼は覚醒し、自分の能力をコントロールすることが出来るのか。
好き嫌いが分かれるドラマだから、「X-MEN」や「ダン・スティーヴンス」のファンにはお薦めする。それにありきたり海外ドラマに飽きた人には試す価値があるかもね。
第一シーズン ストーリー
首つり自殺を図ったデヴィッド(ダン・スティーヴンス)は精神病院に入院させられてしまう。そこでいかれた患者のレニー(オーブリー・プラザ)を知る。
そして同じ患者仲間のシドニー(レイチェル・ケラー)に恋をするようになるが、彼女はミュータントで触れた途端お互いの精神が入れ替わる。デヴィッドはそののち体を取り戻すが、政府組織ディビジョン3に捕まり尋問を受ける。
プトノミー(ジェレミー・ハリス)、ケリー(ビル・アーウィン)、シドニーはデヴィッドを政府組織から救いだしセラピスト集団のリーダー メラニー博士(ジーン・スマート)に合わせる。
メラニー博士はデヴィッドに「あなたは狂人ではない」と諭す。デヴィッドの精神にはトラウマが存在し、それが「怒りんぼ少年」や「黄色い目の悪魔」として実体を持ち彼を苦しめる。メラニー、プトノミー、シドニーはデヴィッドの精神の中に潜る。
しかし彼らは「怒りんぼ少年」や「黄色い目の悪魔」に追い掛け回されデヴィッドの精神から離脱する。しかしデヴィッドは精神をアストラル界(感情体が存在する領域)に閉じ込め眠ってしまう。
アストラル界にはメラニー博士の夫オリバー(ジェマイン・クレメント)が21年間も閉じこもっていた。デヴィッドはアストラル界から戻る。彼の姉エイミー(ケイティ・アセルトン)がディビジョン3に囚われていることを知る。
姉を助けにディビジョン3に向かったデヴィッドはその凄いパワーで政府組織の軍隊を壊滅させ彼女を救う。姉のエイミーはデヴィッドが養子であったことを皆に打ち明ける。
実はデヴィッドの精神に寄生していたのはかつて彼の父プロフェッサーXが倒したシャドウキング(アマール・ファルーク)であった。シャドウキングは「怒りんぼ少年」や「黄色い目の悪魔」やレニーに姿を変えデヴィッドの精神を乗っ取ろうとしていたことが分かる。
メラニー、プトノミー、シドニーは協力してデヴィッドの精神からシャドウキングを引きはがすことに成功した。ところが今度はオリバーにシャドウキングが憑りつく。そして彼は車で何処かに行ってしまう。
シャドウキングから解放されたデヴィッドは晴れた気分になり恋人のシドニーと落ち着いたひと時を過ごすが、特殊な球体が現われ彼はその中に閉じ込められてしまう・・・・(シーズン2へと進む)。
TATSUTATSU
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シーズン2がやっと終わリました。シーズン1より難解な構成で途中で訳分からんくなって、もう一度シーズン1のおさらいを求めていたところです。
これでやっと前端譜は飲み込めました
さてこれから先、ディビットはレギオンに変貌するのかウルトラマンになるのか、面白地点ですね。
ファルークがレギオン変貌へのストッパー役、では、この物語は破たんすると思いますよ。
コメント有難うございます。シーズン2を見たんですか、僕は残念ながらまだです。何回観ても訳の分からないドラマですね。見ていると分からな過ぎていらっときます。でも不思議な魅力を持っているのでやめられないのが現状です。今後とも宜しくお願いします。
辰々