サマリー
★★★☆☆(お薦め)
2023年9月22日 日本公開のアメリカ制作アクション映画-シリーズ4作目
監督 チャド・スタエルスキ
出演 ●キアヌ・リーヴス(ドラキュラ、スピード、マトリックスシリーズ、ジョン・ウィック)
●ドニー・イェン(ブレイド2、捜査官X、モンキー・マジック 孫悟空誕生)
●ビル・スカルスガルド
●ローレンス・フィッシュバーン(シグナル、マトリックスシリーズ、ハンニバル)
●真田広之
●ランス・レディック(ジョン・ウィック)
●イアン・マクシェーン(ドーバー海峡殺人事件、ヘラクレス、ジョン・ウィック、ジョン・ウィック:チャプター2)
実に長い映画だ2時間49分もある。僕の隣のジジイはエンドロールになったとたん急いで出口に駆け込んでいる。多分トイレだろう。僕もちびりそうなところを我慢してエンドロールを最後まで眺めた、何故なら、最後にワンシーンが隠れているからだ。
この隠れシーンを見て、トイレに駆け込んだ・・・漏らすところだった。ジジイにとっては体に良くない映画だね。最初から最後まで撃ち合い、切り合い、殴り合いの殺人シーンが続く。主人公のジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)は拳銃や機関銃でガンガン撃たれるがびくともしない。彼は高価な防弾スーツを身にまとっているからだ。
ビルの屋上や高いところから落下しても不死身だ。まるでターミネーターを見ているみたいだ。ここまでくると現実味を通り越してRPGシューティングゲームのようで、逆に楽しい。世界中で大ヒットするはずだ。頭を使う必要がまるで無い。
それにしてもキアヌはもう59才のジジイに近い年齢だが、若さを全く失わない、きっと激しいトレーニングをしているからだと思う。題名のコンセクエンスとはバッドエンドと言う意味だ。これから結末が分かっちゃいそーだね。
しかし、僕はまだまだこのシリーズは続くとよんでいる。何故ならこれだけ痛快で儲かる映画はないからだ。たぶんキアヌがもう勘弁してと言うまで続くはずだ。
場所もニューヨーク、ベルリン、パリ、大阪と飛び回る。例によって大阪のシーンなんかはヤクザや関取、忍者なんかが出てきて彼らがジョン・ウィックを守って戦う。知らない人が見たら日本はヤバいとこだと勘違いするに違いない。当然、日本の暗殺者の元締めは真田広之だ。
カーチェイス、バイクチェイス、肉弾戦、一対一の決闘、ガンフー、剣術、砂漠、屋外、屋内・・・130億円もの銭を湯水のように使ってセットを壊しまくる。お薦めだね。
ストーリーを少し紹介すると。主人公ジョン・ウィックは地下犯罪情報組織を牛耳るバワリー・キング(ローレンス・フィッシュバーン)と主席連合を倒して彼らに復讐する計画を立てる。
「コンチネンタル・ホテル・ニューヨーク」の支配人ウィンストン(イアン・マクシェーン)は主席連合の上級メンバー、ヴィンセント・デ・グラモン侯爵(ビル・スカルスガルド)によって解任される。
ウィンストンは彼のホテルのコンシェルジュ、シャロンを殺され、ホテルも爆破される。彼も怒り心頭、キングとジョンに合流する。(シャロン役のランス・レディックさんは心臓病で本当に亡くなってしまった。ご冥福をお祈りする。)
ジョンは約束を破った、主席連合の首長を撃ち殺す。これによってふたたび彼の首に高額な賞金がかけられることとなる。
グラモン侯爵は盲目で最強の暗殺者ケイン(ドニー・イェン)を招集し、ジョンを消そうと企む。そのころジョンは大阪・コンチナルホテルの支配人シマズ・コウジのところにいた。二人とも昔からの友人だ。
ところが大阪へグラモン侯爵は暗殺部隊とケインを送り込む、そして血なまぐさい戦いが始まる。果たしてジョンは生き残ることが出来るのか、そして主席連合に復讐するためにはどのようにしたら良いか・・・。予想もつかない結末を迎える。
TATSUTATSU
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