サマリー
2016年から日本で公開されたアメリカのテレビドラマシリーズ。
僕は第一巻を借りて2話見てみた。少し非現実だがあり得ない話とも言えないしなかなか面白い。
主役のウォルター・オブライエン(エリス・ガベル:インターステラー)は実在の天才をモデルにしておりアイルランド出身。
彼は11才の時にNASAへのハッキングでアメリカ合衆国に拘束される。スコーピオンとは彼のインターネット上のハンドルネームだね。
ウォルター・オブライエン(エリス・ガベル)
彼は壁に張るスペースシャトルの設計図が欲しかっただけの理由で、誰にも出来なかったハッキングを成功させてしまう・・・・恐ろしい子供だ。
それから何年か経ってウォルターは大人になり、彼は天才チームを作る。
ウォルターのIQは197で、世界の5本の指に入る。ちなみにアインシュタインのIQは160らしい。
そして彼のチームは
トビー・カーティス(エディー・ケイ・トーマス)・・・・・・・・行動心理学の天才
ハッピー・クイン(ジェイディン・ウォン)・・・・・・・・・・・・・機械工学の天才(女性)
シルヴェスター・ドッド(アリ・スティダム)・・・・・・・・・・・天才数学者
彼らは天才であるがゆえに、一般人とのコミュニケーションに難がある、それを埋めるのが天才ではないが、普通の女性である
ペイジ・ディニーン(キャサリン・マクフィー)と9才の天才息子ラルフ
ペイジ・ディニーン(キャサリン・マクフィー)・・・・・・・・9才の天才息子を持つシングルマザー
以上の5名のメンバーになる。そして彼らに国土安全保障省特別捜査官ケイブ・ガロ(ロバート・パトリック)が絡む。
ウォルターとペイジが非常に魅力的に描かれている・・・・・・女性でも男性でもファン層が広がるね。
ドラマはスピーディな展開と最先端のハッキング場面がキモだ、お薦めドラマだね。
ハッピー・クイン(ジェイディン・ウォン)とトビー・カーティス(エディー・ケイ・トーマス)
第一話
ロサンゼルス国際空港でコンピューター ソフトウエアの自動更新が行われた。ところがソフトにバグがあり56機の飛行機との通信がダウンしてしまった。
このままでは、燃料切れによって飛行機が次から次へと墜落し、大参事を招く。
アメリカの国土安全保障省特別捜査官ケイブ・ガロ(ロバート・パトリック:ターミネーター2、Xファイルシリーズ)はウォルターと彼の天才チームに助けを要請する・・・・報酬は1人当たり5万ドルだ。
当初は新しいソフトを古いものと置き換えれば簡単に解決すると踏んでいた・・・・天才達にはたやすいことだ。
ウォルターとシルヴェスター・ドッド(アリ・スティダム)、ハッピー・クイン
ところが第一の問題・・・・・・空港までの道が大渋滞、空港の管制塔に行けない・・・・あと89分で一機目の飛行機が墜落する。
ウォルター達は近くの無線ランが使えるレストランに急行する。
彼は空港管制室のパソコンをハッキングし、管制官と連絡を取り合う。そして古いソフトの入手に全力をあげる。
ところが苦労して入手した古いソフトのデーターが破損していた・・・・・万事キュウス、アウトだ。
さあ天才たちはこの難事をどうやって乗り越えるのか?
アメリカの国土安全保障省特別捜査官ケイブ・ガロ(ロバート・パトリック)とウォルター
第二話
カリフォルニア州のレーン知事の娘が危篤状態におちいる。特別捜査官ケイブ・ガロは知事の娘の病気は何者かがウィルスを娘に接種したために生じたものと考えている。
CDC(疾病管理センター)で調査してもウィルスの特定が出来ない。彼女の命はあと一日しかない。
ウォルター達が呼ばれた理由は、知事の娘のパソコンに犯人からメッセージ「病気はおまえのせいだ」が入っている、そしてそのパソコンから犯人を特定することを依頼される。
ウォルターは知事の娘だけを病気にさせる特殊なウイルスが使われたことを見破る。バイオハッカーの仕業であり、ターゲットは娘ではなくレーン知事本人であることも推測される。
製薬メーカー ブラクスコ社の誰かが絡んでいることをウォルターは突き止める。そしてブラクスコ社のコンピューターシステムをハッキングして犯人の特定と娘を助ける方法を考える。
ブラクスコ社の新薬開発中止によって大きな損害を被った男(新薬製造中止によって子供を亡くしている)が捜査線上に浮かぶ(知事は昔、新薬開発の中止を決断した人物であった)。
そしてその男のパソコンからウイルスの特定も出来、CDCによる解毒剤が出来れば知事の娘は助かる。
ところがその男は知事を5秒で殺すことの出来る特殊なウイルスを作り、知事に噴霧しようとしていた。そして知事の娘の病気に効く解毒剤を渡すと知事をおびき寄せていることも分かる。
もう時間が無い、そしてその男は知事にウイルスを噴霧してしまった・・・・・絶体絶命だ、どうなるのか?
このドラマは難事件が次から次へと勃発し、それを天才チームがどのようにして解決するかがキモだね。
シャーロックホームズを見ているような錯覚も覚える。彼ら天才にかかれば凡人が何を考えてるのかが手に取るように分るみたいだね。
でも彼らは天才ゆえに一般人とのコミュニケーションが出来ない・・・・・この辺が面白いね。
皆さんのお友達で意思の疎通が出来ない人がいたら、ひょっとしたら天才かも知んないね。
ところでヒロインのキャサリン・マクフィーはシンガーソングライターでもあるらしいね、美人で演技も出来てしかも歌まで歌えるなんて・・・・・ちょっと世の中おかしいんじゃない。
TATSUTATSU
「泣く子も黙るハッカー映画ベストテン-サイバー戦争に勝ち残れ」もアップしたよ。
「君の名は。」の記事もあるよ。
こんな記事もあるよ「天才映画ベストテン!天才になれば凡人が馬鹿に見える」
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