【サマリー】
2014年から日本公開された、アメリカのTVシリーズである。2巻目まではこのブログで紹介しているので参考にしてほしい。
初めての人に主要人物を紹介すると
レイモンド・レディントン・・・・・通称「レッド」超A級の国際犯罪者(ジェームズ・スペイダー)
エリザベス・キーン・・・・・・・・FBI新人捜査官 通称「リズ」(メーガン・ブーン)
ドナルド・レスラー・・・・・・・・・FBIの行動派捜査官(ディエゴ・クラテンホフ)
ハロルド・クーパー・・・・・・・・FBI国際保安部テロ対策部次官(ハリー・レニックス)
トム・キーン・・・・・・・・・・・・・エリザベスの夫、裏の顔があるかもしれない。(ライアン・エッゴールド)
超A級の国際犯罪者レッドは、世界中の犯罪者の情報を集めた「ブラックリスト」をFBIに提供すると申し出た。しかも彼はエリザベス捜査官としか話をしないと言う。
彼はエリザベス捜査官に犯罪者の情報を流し、悪人を一人ずつ抹殺してゆく。
【ストーリー】
第3巻では、まず「運び屋」と言われる恐ろしい男が出てくる。どんな「物」でも確実に運ぶ男で、もし裏切れば依頼主、受取人ともに抹殺される。
レッドは過去にこの男に痛い目に合わされているようである。今回の「物」は人間で2000万ドルの価値のある男である。
男は国家安全保障局の分析官でセキュリティープログラムの技術者でもある。彼が持つセキュリティー情報がテロリストに渡れば国が転覆する程大変なことになる。
彼は誘拐され、イランに売られようとしていた。この情報を入手したレッドはイラン人の男を見張れとFBIに情報を流す。
FBI捜査官に囲まれたと感じ取った「運び屋」はイラン人を殺害し、逃走を試みるが、怪我をしFBIに確保される。
問題の「物:分析官」は棺桶に入れられ、どこかに埋められている模様。棺桶には酸素ボンベがあり、20時間しか持たない。
「運び屋」は実は、無痛症でナイフで刺されても、殴られても痛みを感じない。体にに埋め込まれた道具で手錠を外し逃走する。
レッドは最後の手段として、「物」の依頼人である元フランスの女性諜報員デシャンブーと接触し「運び屋」の居所を聞き出す。
「運び屋」を追いつめるものの、銃撃戦の末、「運び屋」は射殺されてしまう。果たして、「物:分析官」を救出することが出来るのか・・。
次の凶悪犯は、ジーナ・ザネタコスと言う、女テロリストである。この女は美人であるが、実に恐ろしい女である。
車に仕込んだ爆弾を破裂させようと計画を組んでいる。この爆弾には放射性物質が仕込まれており、もし爆発すれば付近一帯は汚染されてしまう。
FBIはレッドから情報を得てこの女を確保しようとする。ところがレスラー捜査官ですら、この女にやられて気を失ってしまう。
何とか女を確保したものの、爆弾破裂まで時間が無い。苦労の末、車爆弾を見つけたが爆弾を解除出来ない。爆発まで時間が無い、さてどうするか・・・・・・・観てのお楽しみである。
これらのストーリーに、エリザベス捜査官の夫トムの疑惑が絡んでくる。トムは床下に拳銃・お金・偽造パスポートを入れた箱を隠している。
偶然エリザベスに見つかり、FBIに通報されてしまう。この銃は過去殺人に使われており、トムは厳しい尋問を受ける。果たしてトムは殺人者なのか、スパイなのか、はたまたテロリストなのか目が離せ無い。
【レビュー】
1・2巻と比べれば、少しずつスピーディーな展開となっている。また、トムの疑惑が物語に複雑さと深みを与えている。
全米新番組では№1に輝いているが、まだまだ、この物語の良さが充分に感じ取れない。生き馬の目を抜く、アメリカのTVドラマ業界を勝ち残って行くには、並大抵では無いと思うが、もう一工夫必要だと思う。
準主役のエリザベスは美人だが、蝋人形のようで面白くない。レスラーに至っては、真面目・堅物で取っ付きにくい。登場人物が全員硬すぎるようなイメージを与える。(演出なのか?)
ここは主役のレッド(ジェームズ・スペイダー)の魅力で引っ張って行くしかない。
スペイダーは過去の名作「セックスと嘘とビデオテープ」では、金髪フサフサの美青年であった。どうしても過去のイメージがダブってしまう。(今は、スキンヘッドの小太り)
ここはスペイダーにもう一度、金髪のかつらをかぶっていただき、少しダイエットとしてイケメンワルで出直してもらいたい。
辰々
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