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アニメ映画「アナと雪の女王」感想・評価‐まるで宝塚歌劇ようなアニメだね

サマリー


2013年度公開のウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオズ製作のミュージカル・アニメ映画であり、アンデルセン童話の「雪の女王」をベースにしたオリジナル・ストーリーとのことである。

当年度のアカデミー長編アニメ映画賞を受賞している、宮崎駿監督の「風立ちぬ」と賞を争ったのは有名である。また、主題歌の「レット・イット・ゴー」が大ヒットし第86回アカデミー賞の歌曲賞も受賞している。

この映画を今、冷静に見てみると、確かに楽しい映画ではあるが、これだけ大ヒットする程でも無いのかなーと感じる。この映画を大ヒットさせたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオズのプロモーション戦略勝ちと言ったところだろーか。

当時僕は、映画館で「アナ雪」と「LIFE!」どちらを観るか悩んでしまったが結局「LIFE!」を観た、従って「アナ雪」には出遅れてしまった。

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あれだけマスコミで「レット・イット・ゴー」と連日連夜やられると誰でも流行に乗り遅れまいとして映画館にいっちゃう心理をうまく利用している。

物語の内容はアレンデール王国の二人の女王が主人公である、姉のエルサは雪と氷を作る魔法を持っている、妹のアナは姉と違い自由で奔放な性格で、二人の姉妹愛がドラマチックに描かれる作品である。

映画を観ていると、まるで宝塚歌劇のようで、子供から特に女性まで楽しめる映画であるが、男には物足りない、僕は「ベイマックス」の方が好きだね。(残念ながら「かぐや姫の物語」もアカデミー賞取れなかったね。)

ところで僕らの年代はウォルト・ディズニー・アニメを観て育った年代である。あの有名な「白雪姫」は1937年に製作されている、実に僕が生まれるずっと前である、さらに「ピノキオ」1940年、「ファンタジア」1940年、「ダンボ」1941年に製作されている。

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「白雪姫」

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「ピノキオ」

しかし残念ながらこれらのアニメはリアルタイムで日本公開がされてなくて、かなり時間が経ってから日本に入って来た。僕が記憶に残っているのは、「シンデレラ」1950年、「不思議の国のアリス」1951年、「ピーター・パン」1953年製作作品ぐらいからかな。

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「不思議の国のアリス」

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「ピーター・パン」

これらの作品は目が覚めるような鮮やかな色彩で、しかも動きが非常になめらかときている、初めて観た時の衝撃は今でも忘れられない。僕らは完全にウォルト・ディズニー・アニメに洗脳された世代かも知れない。

また、僕らの世代はテレビで手塚治虫さんの「鉄腕アトム」や横山光輝さんの「鉄人28号」などのロボットアニメを観るのが普通で、ウォルト・ディズニー・アニメは高級品的な感じだった(別次元のアニメ)。

なお「ガンダム」はその後僕が30代になってはまったロボットアニメである。これ以降ロボットとは呼ばずに「モビルスーツ」と呼ばれるようになる。(トランスフォーマーがガンダムに似ているね。)

こんなウォルト・ディズニー・アニメでさえ1980年代に一時低迷したが、昨今の人気は「アナと雪の女王」、「ベイマックス」に見られるように完全復活している、今後も楽しい映画を見せてほしい。

 

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手塚治虫さんと「鉄腕アトム」

ストーリー

「アナと雪の女王」のスジを少し紹介すると、アレンデール王国の王女エルサは子供のころから、触れたものを何でも凍らせたり、氷や雪を作る能力を持っていた。

彼女は、妹のアナと魔法による雪遊びをしている最中に、誤って魔法をアナの頭に当ててしまい大変なことになる。それ以来エルサは魔法を封印し、自分を閉ざしてしまう。

ほどなく、両親が海難事故で亡くなってしまう、そしてあとに姉妹が残される。エルサが成人になり即位する日が来た。

 

式は滞りなく終わろうとしていたが、妹のアンが他国の王子ハンスに一目ぼれし、その日のうちに結婚の約束をしてしまう。

怒ったエルサは自分が制御出来ず、魔力によって王国の夏を猛吹雪の冬に変えてしまう。そして城を出た彼女は北の山に氷の城を作り、何者にも束縛されずに一人で生きてゆく決心をする。

アナはアレンデール王国を婚約者のハンスに託し、姉のエルサを連れ戻しに冒険の旅に出る。果たして彼女は姉を連れ帰ることが出来るのか、また猛吹雪で凍ってしまったアレンデール王国の夏を元に戻すことが出来るのか是非映画を観てほしい。

ネタバレ

<ネタバレするから映画を観てから読んでね>

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アナはハンスの馬に乗り、雪山へと急ぐ、ところが馬は途中から逃げ帰ってしまう。運良く山男のクリストフとトナカイのスヴェンの力を借りることが出来、氷の城へと急ぐ。

途中、魔法で作られた喋る雪だるまのオラフをしたがえ、やっとの思いでエルサの城に着く。

アナはエルサに国に戻るように説得する、そして彼女の魔力によって国中が凍りついてしまったことも告げる。

これを聞いたエルサは気が高まり魔力が暴走する、そしてその力がアナの胸に当たってしまう。さらにエルサが作り出した氷の怪物マシュマロウに追い返される。

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アナの異変に気付いたクリストフはトロール達のところに連れてゆく、しかし彼らにも徐々に凍りついて行くアナを救うことは出来なかった。

トロールの話では、アナを救うことが出来るのは「真実の愛」だけだと・・・・・。クリストフはアナを一刻も早く婚約者のハンスのもとへ届けようとスヴェンと疾走する。

一方ハンスはアナの馬が戻ってきたことから急ぎ彼女の捜索に出向く、これに随行するウェーゼルトン公爵のボディーガード達は密かにエルサを暗殺するよう密命を帯びていた。

氷の城に到着したハンスは、ボディーガード達に追いつめられ気絶したエルサを捕え、城へと帰る。そして城の牢獄に閉じ込められたエルサはハンスから季節を夏に戻すよう命令される。

しかしエルサとて氷を溶かし夏を呼び寄せるすべを知らない、そして彼女は牢獄を破り逃げ出す。

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その時アナは凍えそうな体を抱え城に帰りつく、ハンスに事情を話したところ、彼は豹変する。そして自分の本心、つまりアレンデール王国を乗っ取ろうとしてアナに近づいたことを告白する。

アナは冷え切った部屋で死のうとしていた、そこに雪だるまのオラフが現れ、自分が解けるにもかかわらず暖炉に火をつけ彼女を温める。

オラフは「真実の愛」とは自分の身を犠牲にして相手のことを思うことだと彼女に言い聞かせる、そしてクリストフが彼女を愛していることも告げる。

 

そのころクリストフはアナを手放したことを後悔するとともに、嫌な予感を感じ城へと急いで戻る。凍った海を通ってアナのもとに駆け付ける彼はアナを見つける。

ハンスはエルサを見つけ、アナが死んだと告げる、それを聞いた彼女はショックを受けその場にうずくまる。そこにハンスはエルサめがけて剣を振り下ろす、その時自分の身をなげうってアナが止めに入る。

アナの体は氷となり、剣を受け止め彼女を守る。それを見たエルサは氷になったアナを抱きしめ、涙を流す。

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その時信じられないことが起こる、凍っていたアナの体が元に戻って行く、そしてエルサは愛の力によって自分の魔力をコントロールすることが出来るようになる。

エルサは凍っていたアレンデール王国の氷を溶かし、夏を呼び戻してゆく。

当然のことながらハンスとウェーゼルトン公爵は反逆の罪で、国外追放となる。

エルサは二度と城の門を閉ざさないことを宣言し、彼女の力で凍らせた広場でアナと多くの人々と真夏のスケートを楽しむ。

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レビュー

今回の作品は、男女の愛ではなく、姉妹の愛がメインテーマである、どちらか言うと男は霞んで見えてしまう。ウォルト・ディズニー・アニメも思い切ったことをしたと思う、しかも成功させている・・・・・女性自立の時代背景を先読みしているのか。

さらにヒロイン達の顔は大きな目とちっちゃな鼻と口、どちらか言えば中性的な痩せた体、まるでお人形さんのようである。過去の白雪姫やシンデレラ等とは異なり、アニメ顔が受ける時代なのかな・・・・・・美人よりも可愛いが主流なのかな。

また、ハンスとウェーゼルトン公爵ともども全く悪人に見えない、・・・・小さい子供たちに配慮したのかな。

ストーリーとしては何ら奇抜なものではないし、定番のハッピーエンドである・・・・・これが何故こんなにヒットするのか。一つにはやっぱり主題歌の大ヒットが貢献しているのかな・・・・・・他は良く分からない。

最後にウォルト・ディズニー・
アニメが宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」みたいな誰にも予想出来ない発想のアニメを作ったら、日本の「ANIME」の出る幕が無いね。その点では日本の「ANIME」はまだ生きる道があるのかな

辰々

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