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アニメ映画「すずめの戸締まり」感想・評価:すずめと草太は命を懸けてどんな扉を閉めに行くのか


サマリー

2022年公開のSF青春アニメ
監督・脚本・原作 新海誠(ほしのこえ、雲のむこう、約束の場所秒速5センチメートル星を追う子ども言の葉の庭君の名は。天気の子すずめの戸締まり、)
声の出演 :原菜乃華(岩戸鈴芽)
松村北斗(宗像草太)

★★★★☆(見るべき名作)

 

『すずめの戸締まり』予告

その2

映画『すずめの戸締まり』予告②【11月11日(金)公開】

 

宮崎県の田舎に住む岩戸鈴芽は17才の高校生。叔母の岩戸環(深津絵里)と二人暮らしだ。ある朝、高校に行く途中、宗像草太に遭う。彼から、近くにある廃墟の場所を尋ねられる。あそこだと答えたものの、心配になって廃墟に来てみると不思議な扉があった。

その扉を開けると、あるはずのない広い草原が目に入ってきた。そこにある置物のような石を拾い上げたところ、それは信じられないことに猫(ダイジン)のような動物に変身し逃げてゆく。

鈴芽が開けた扉から災いが放たれる。その災いは巨大なヘビのように空間を漂い、大地震を起こす。この扉を鈴芽と草太が力を合わせ閉め、鍵をかける。草太は日本各地にある災いの扉を閉めるために旅をする「閉じ師」の家系だったのだ。

扉を閉める時にケガをした草太を自宅で手当をしている時、目の大きな猫のような生き物(ダイジン)が現れ人間の言葉を発する。そして草太を椅子に変えてしまう。さらに日本各地で災いの扉が開き始める。鈴芽は椅子になった草太を抱えて、宮崎・愛媛・神戸・東京・・・・さらに東北へとダイジンを追いながら災いの扉を閉める旅へと出発する。

果たして、その先には何が待っているのか、鈴芽が母を亡くした3.11の幼い記憶、椅子になった草太、すずめ達を誘うダイジン・・・・扉に向こうに見えた広い草原、振り返るとそこには若い女性が立っていた・・・母なのかそれとも・・・。

感想・評価

長い間ご無沙汰しておりました。何とか生きております。昨日、劇場に見に行ってまいりました。やはり、女性のファンが多く、平日の午前中だったためご年配の方がほとんどでした。

僕のようなジジイが見ても面白かった、お薦めです。二時間の長編ですが嫌なことが多い世の中、一瞬でもピュアな感傷に浸るのも悪くないと思う。僕としては料金の価値あり、満足です(実はポイントを使ったので無料でした)。年甲斐もなく胸が熱くなりました。

新海誠監督らしい、透明水彩絵の具で細かく書き込まれたような美しい映像。それに叙情豊かな音楽。現世と来世を行きつ戻りつするいつものストーリー展開、ではあるものの納得のゆく物語に仕上げている点はさすがと言わざるを得ない。ロードムービー仕立てにしたのが良かった。

エンドロールを見ていると新海誠監督を取り囲むスタッフの素晴らしいこと。彼の周りを一流の人間で取り巻き、彼らによって監督の才能を絞るだけ搾り取ったように感じる。搾り取られてカスのようにならなければと心配してしまう。

しかし、また3年もすれば蘇るでしょう。新海誠監督は「君の名は。」が大ヒットしたためこの路線を続けているが、本当は、宮崎駿監督の「ラピュタ」みたいな作品が作りたいと聞いたことがある。

この路線で全力投球した長編アニメ映画「星を追う子ども」が大コケしてしまった。地下世界「アガルタ」を舞台にしたSF冒険活劇映画だったがあまりにジブリ作品に似すぎた。

でも僕はこのような作品に再挑戦してほしいと思う。大ヒットを期待されると、なかなか冒険しにくいものだけど、マンネリを打破する意味でも頑張ってほしい。ではまた3年後!

 

TATSUTATSU

 

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