サスペンス

映画「ランボー ラスト・ブラッド」感想・評価:70才を過ぎても衰えない体力と情熱は必見だ

はじめに


★★★☆☆(お薦め)

2020年6月日本公開のアメリカ製作アクションドラマ
監督 エイドリアン・グランバーグ(ランボー ラスト・ブラッド
出演 ●シルヴェスター・スタローン(ロッキーシリーズ、ランボーシリーズ、クリードランボー ラスト・ブラッド
●パス・ベガ(ランボー ラスト・ブラッド
●アドリアナ・バラッザ(スペルランボー ラスト・ブラッド

【公式】『ランボー ラスト・ブラッド』6.26公開/本予告

 

勧善懲悪のもの凄くわかり易い映画だ。今回の敵は巨大なメキシコ人身売買組織。ランボーはご存じの通り「一人で軍隊だ」、巨大組織に立ち向かってゆく。かなりエグくてハチャメチャ、R15+指定だ。

メキシコ政府からクレームが来るほどメキシコ人を残虐な悪人として描いている。彼らは何も知らずに「ランボー」を怒らせてしまった。その結果は目に見えている。問題は巨大組織をどんな方法で壊滅させるかがこの映画の肝だ。

第一作目、映画「ランボー」は1982年に日本で公開され大ヒットを記録した。僕も映画館に駆けつけたがアクション映画としては類を見ないほど凄かった。この映画のスタントでシルヴェスター・スタローンはろっ骨を何本か骨折している。それほど打ち込んだドラマだから引き込まれる。

このシリーズは40年近く続き5作目になる、そして完結編だ。スタローンは実に74才。あのターミネーターの「シュワちゃん」とよく比較される。彼も72才でまだアクション映画「ターミネーター:ニュー・フェイト」に出演している。

話のスジを少し紹介すると。ベトナム戦争の退役軍人ジョン・ランボー(シルヴェスター・スタローン)はアリゾナ州の牧場で余生を過ごしていた。ビルマでの戦いから11年後だ。しかし、戦争の傷跡は癒えない。彼は牧場の地下に迷路を作って、普段そこで自分の魂を鎮めていた。

ジョンは家政婦のマリア(アドリアナ・バラッザ)とその孫娘ガブリエラ(イヴェット・モンレアル)と暮らすようになっていた。ガブリエラはジョンにとって今では自分の娘のような存在だ。

そんなガブリエラは本当の父親に会いたいと、友人からの情報を頼りにメキシコにこっそり渡ってしまう。ところが彼女は帰ってこない。慌てたジョンは彼女を探しに行くが人身売買組織に売り飛ばされていたことを知る。

ジョンはその組織に娘を返せと直談判したところ返り討ちにあう。運よくカルメン(パス・ベガ)に助けられ傷の手当てをしてもらう。彼女の妹も人身売買組織の犠牲になっていた。

ジョンは単身、奴らの売春宿を襲いガブリエラを救出する。しかし牧場に帰る車の中で彼女は息絶える。ジョンは怒り狂う。そして地下の迷路を要塞のように改装する。迷路のいたるところに罠を仕掛け戦争の準備を整える。

果たして、ジョンは巨大組織を壊滅することが出来るのか・・・。

その後のストーリーとネタバレ

ジョンは密かにメキシコに渡り、人身売買組織のボス、ウーゴ(セルヒオ・ペリス=メンチェータ)の弟ビクトル(オスカル・ハエナダ)を惨殺する。車でアメリカに帰る途中に切り取った首を道路に投げ捨てる。

怒ったウーゴは部下と悪徳警官を多数引き連れジョンの牧場へと車を走らせる。奴らはジョンをあまりにも軽く見過ぎていた。車列が牧場に入った瞬間、爆発によって車が1台吹っ飛ぶ。地下通路からジョンが現れ銃弾を浴びせる。

奴らはジョンを追って地下迷路になだれ込む。これがジョン・ランボーの作戦だ。地下にはおびただしい数のトラップが仕掛けられていた。機関銃を持った最強の奴らも、ジョンの罠を回避できず、次々と命を落としてゆく。

落とし穴に落ちる奴、矢を射られる奴、干し草用のフォークが突き刺さる奴、天井が崩れ生き埋めになる奴・・・どんどん数が減ってゆく。ジョンはショットガンで奴らの息の根を止め、迷路を縦横無尽に走る。

しかし、ジョンも奴らの弾を受け深手を負う。そして最後に残ったウーゴに矢を放ち納屋の戸にくぎ付けにする。ジョンは怒りを頂点に高め、ナイフで奴の胸を裂き取り出した心臓を握りつぶす。

復讐は終わった。ジョンは撃たれた腹と肩から血を流し、静かに椅子に座る。

レビュー

映画の結末、瀕死の重傷を負ったジョンは静かに椅子に座るのだがまだ死んではいない。ここでこのシリーズは終わってしまうのか?シルヴェスター・スタローンも既に74才だ。もし続編があれば彼は80才になってしまう。

しかし、僕はこのシリーズは続くと思っている。誰しもがもう一度「ランボー」を見たいからだ。できれば次は宇宙人と戦ってほしいが「プレデター」のシュワちゃんとかぶってしまう。

ランボーのキャッチフレーズは「一人だけの軍隊」だ。一人で敵軍に向かい壊滅させてしまう。第一作目は「州警察と州兵」第二作は「ベトナム軍」第三作は「ソ連軍」第四作は「ミャンマー軍」、そして今回は「メキシコ人身売買組織」が相手だ。

そう考えると次はどの組織と戦うかだ。80才のランボーが筋肉だけで軍隊と戦うには限界がある。やはりモビルスーツを着て悪徳宇宙人と戦うのが妥当だと思うね。

TATSUTATSU

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