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アニメ映画「CYBORG009 CALL OF JUSTICE第二章」感想・評価‐スルーしてもいいかな


サマリー

2016年公開のサイボーグ アニメ映画 第二章
総監督・脚本 神山健治(攻殻機動隊S.A.C.Individual ElevenSolid State Society笑い男事件、東のエデン、009RE:CYBORG
監督 柿本広大
原作 石ノ森章太郎
主題歌 MONKEY MAJIK
声の出演 河本啓佑(009:島村ジョー)
福圓美里(001:イワン・ウィスキー)
佐藤拓也(002:ジェット・リンク)
種田梨沙(003:フランソワーズ・アルヌール)
日野聡(004:アルベルト・ハインリヒ)
乃村健次(005:ジェロニモ・ジュニア)
真殿光昭(006:張々湖 ちゃんちゃんこ)
佐藤せつじ(007:グレート・ブリテン)
石谷春貴(008:ピュンマ)
杉崎亮(ギルモア博士)

『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』第1章次回予告

娘と映画館にMONKEY MAJIKのサウンドを聞きに行ってきました、おっと間違い・・・CYBORG 009の第二章を見てきました。「第一章」を参考に。

映画館の中は相変わらず「貸切状態」で、本当に僕たちの為にこんなサービスしてもらっていいのかなっと、ちょっぴり後ろめたい気持ちだった・・・こんな状態で映画館食っていけるのかな。

僕は「第一章」がもの凄く不満だったので、「第二章」は大丈夫だろうと期待を持っておりました。

ところが残念ながら「第一章」よりさらに落ち込むほど悪く、これはわざわざ高額料金出してまで見に行くのは時間の無駄かと、腹が立つどころか・・・神山総監督大丈夫かと心配になった。

「登場人物のぎこちない動き」「表情のない顔」「ワザとらしい演技」「緊迫感の無いアクション」「浅いストーリー」「シンプルな背景」・・・ケチを付け出したらこの記事終わっちゃうからやめるけど。

「第三章」がコケたら怒るよ!!・・・でも、もうこのアニメと心中するしかない。

ストーリー

ゼロゼロサイボーグ達はドルフィン3号に乗って、ガーディアンズ(ゼロゼロナンバー達に代わって世界を守る軍隊)の追撃をかわし湖底に身をひそめる。

彼らはブレスド(神に祝福された者という意味)と呼ばれる異能者集団の調査を始める。004(アルベルト・ハインリヒ)と007(グレート・ブリテン)はヨーロッパでの調査に向かう。

そして003(フランソワーズ・アルヌール)、005(ジェロニモ・ジュニア)、009(島村ジョー)の3名はブレスドと思われるアメリカ在住のインド人僧侶モンクのもとを訪れる。

モンクは多くの人々を救ってきた聖人である。彼はフランソワーズとジョーの心の奥底にある「普通の人間に戻って戦いの無い人生を送りたい」願望を見抜く。

そして二人を普通の人間へと導いてしまう・・・ジョーの体から力が抜け、陶器のかけらで指を切ってしまうほど軟な体になってしまう、もちろん加速装置など使えない。

そこにガーディアンズのカタリーナ中尉率いる、セーバータンク(人間が乗り込んで操縦するアーマードスーツ)数機が襲ってくる。

ジェロニモが人間に戻ってしまった二人をかばい応戦するが。一発の銃弾がフランソワーズの胸を貫く。

その時ジョーは覚醒し、時間を戻す能力と、更にパワーアップした加速力を手に入れ、戦士に戻る・・・モンクによる幻想を見せられていたらしい。

フランソワーズの胸を貫いた弾丸は、ジョーによって時間が巻き戻され、生き返る。ジョーはパワーアップした加速装置によってセーバータンクを撃破する。

その頃ギルモア博士はブレスドを研究してきたダベンポート博士から入手したキュービックを調べる。キュービックの中には「蚊」が保存されており、調査結果から恐ろしい真実が明かされる。

「蚊」は人間の手で作られた「マイクロドローン」であり、蚊の腹部にはマイクロマシンウイルスが貯蔵されていた。「蚊」が人体を刺せばマイクロマシンウイルスが体内に注入されることになる。

この「マイクロドローン」を世界中にばら撒き、人類のDNAを変換して超人類を作ろうとする「人類強制進化計画」をブレスド達は企んでいた。

しかし超人類になれるのは全体の5%程度で、95%の人類はウイルスに耐えられず死んでしまう。

多数のセーバータンクが襲来し、ドルフィン3号に乗っていたギルモア博士とゼロゼロサイボーグ達は拘束される。

ところがそのうち一基のセーバータンクが001(イワン・ウイスキー)を抱きかかえて逃走する。

ガーディアンズの五十嵐隊長は一旦はゼロゼロサイボーグ達を拘束したものの、上司のピョートル局長がブレスドに操られているのではないかと疑念を抱く。

彼はゼロゼロサイボーグを解放し、002(ジェット・リンク)とイワンを救出に向かう・・・果たしてイワンを取り戻すことが出来るのか。

ネタバレとレビュー

五十嵐隊長とジェットはイワンを救出に向かったが、そこにプロフェッサーと呼ばれるブレスドが現れる。彼は「脳」だけの存在で、体はアーマードスーツに包まれている。

プロフェッサーは特殊な重合物を二人に浴びせ、機械をコントロール出来ないようにしてしまう・・・そしてイワンは連れ去られてしまった。

イワンの脳波をたどりある工場に監禁されていることが分かる。ジョー達はそこに向かう。

工場の中は空洞で、既に何かが製造された後だった(多量の「マイクロドローン」が作られていたのか)。

地下に降りると、イワンを抱いた3000年間生き続けているエンペラーと呼ばれるブレスドのリーダーとプロフェッサー、超人となったピョートル局長(「人類強制進化計画」の最初の成功例)がいた。

目覚めたイワンは「僕にかまうな」と言い残し、テレポーテーションによって何処かに消えてゆく。

果たしてイワンの真意は、エンペラーによる「人類強制進化計画」は実行に移されるのか・・・第三章に続く。

エンペラーがどんな力を持っているのか楽しみだ、ジョーとの一騎打ちがあるかもしれないね。それにしてもイワンは彼らの同類なのかな・・・謎が謎を呼ぶ。

第三章も映画館貸切で見に行くかな・・・やはり結末は見ておかないとね。

それにしてもMONKEY MAJIKのオープニング、エンディングテーマ曲は実にいいね。早くアイポッドに入れておこう。

TATSUTATSU

アニメ映画「CYBORG009 CALL OF JUSTICE第三章」感想・評価‐結末は良かったね

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