邦画

映画「ミステリと言う勿れ」感想・評価:ソフトクリームに覆われた犬神家一族のような遺産相続争い物語

サマリー

 


★★★☆☆(お薦め)

2023年9月15日 公開の日本製作 ソフトサスペンスドラマ
原作 田村由美
監督 松山博昭
脚本 相沢友子
出演●菅田将暉
●松下洸平
●柴咲コウ
●原菜乃華
●荻原利久
●遠藤賢一

映画『ミステリと言う勿れ』予告【2023年9月15日(金)公開】

 

結構 人が死ぬんだけど、まるで怖くない。文部省推薦的な犬神家一族のドラマだ。だから、殺人場面が苦手な人にもお勧めできる。謎解きが伏線回収されていないとか、つじつまの合わないストーリー展開とか、安易なオチなど欠点は多いが、気楽に見られるので暇つぶしに最適だ。

「ミステリと言う勿れ」は原作者 田村由美さんの人気コミックの映画化だ。由美さんいわく、題名の意味は「ミステリと呼ぶにはおこがましい。ミステリでも何でもない」物語だけど読んでみる、から来ている。でもコミックは大ヒットしているから・・・謙遜だろーね。

確かにミステリと言うほど重厚ではない、でも有名俳優はいっぱい出て来るし、安易なトリックが面白いし、主演の菅田将暉さんが実にいい。彼の朴訥な演技に引き込まれ最後まで見てしまう。

かつて僕は役所広司さんの映画が好きで彼の作品はほとんど見ている。最近ではこの菅田将暉さんの映画を見ることにしている。彼は生まれながらの俳優だ、演技がわざとらしく見えない点が凄いね。

ストーリーを少し紹介すると。「狩集家遺産相続問題」が実写化されている。主人公の久野整(菅田将暉)はふとしたことから狩集汐路(原菜乃華)と知り合い。彼女の祖父 狩集幸長の遺産相続会議に出席させられる。

狩集一族は見渡す限りの土地と立派な家屋を代々一人の跡取りが受け継ぐ決まりになっている。ところが本来、遺産を受け継ぐはずの狩集幸長の実子4人が全員、自動車事故で亡くなっていた・・・8年前の出来事だ。

狩集汐路の父が運転する車に不思議なことに4人とも乗っていた。自動車事故の原因は対向車の目撃から、父の居眠り運転とされた。車はガードレール突っ切って谷底に落下、炎上していた。

従って、相続を受けるのは実子4人の孫(4名)の中の一人だ。その4人とは狩集汐路、狩集理紀之助、波々壁新音、赤峰ゆら だ。昔から相続において死人が出ると言われていた。遺産の管財人二人から4つの蔵の鍵が渡される。

そして、次の謎を解いたものが跡取りになる。つまり「それぞれの蔵において あるべきものをあるべき所へ過不足なくせよ」と言う、何が何だか分からない問題だ。

一つの蔵には日本人形か9体あった・・・でも1年を12か月とすると3体足りない。二つ目は陶器の茶碗があった。ところが同じ茶碗が2つあり、偽物のようだ。三つ目の蔵には座敷牢があった。最後の四つ目には錆びた多くの日本刀が打ち捨てられていた。

これらの謎を解こうと関係者たちは協力し合うこととなる。そして古いアルバムを見ていた久野整はあることに気づく。自動車事故で亡くなった4人は事故に見せかけて殺されたのだと・・・。

果たして、次に狙われるのは誰なのか、そして蔵の謎とは・・・さらに、4人を殺害したのは誰なのか。松坂慶子さんが何故かお婆さん役として出てくる。こいつが何かを知っていると僕は踏んでいたがあっけなくスルーされてしまった。

視聴者を翻弄するドラマだ。はっきり言ってあんまり頭を使わない方がいいかも・・・。

 

 

TATSUTATSU

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