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映画「アンドロメダ・・・ロバート・ワイズ監督」感想・評価‐細菌パニック映画の古典だ

 

【サマリー】

The Andromeda Strain (1971) Trailer

1971年のロバート・ワイズ監督作品である。ロバート・ワイズ監督と言えばサウンド・オブ・ミュージックやウエスト・サイド物語などアカデミー賞を多数獲得している映画界の巨匠である。

この巨匠が監督したパニック映画であることから前評判が高く、また原作もかの有名なマイケル・クライトン(代表作:ジュラシック・パーク)である。

映画は賛否両論あるものの、見応えのある作品に仕上がっている。

僕も大昔、劇場で観て大変感銘を受けた作品である。

【ストーリー】

ストーリーは、アリゾナにある砂漠の中の小さな村に人工衛星が着陸した。この人工衛星を村人が回収し、分解したことから、村中が正体不明の微生物に汚染され二人を残して全員死んでしまう。

原因を究明するため科学者チームが結成され、現地に向かう。防護服に身を包んだ、ストーン博士とダットン博士は現地で悲惨な光景を目撃する。

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死体はほぼ日常生活をしたままで残されており、感染のあまりの速さに驚く。死体からは血液らしいものが見当たらず、ためしに死体の手首を切ったところ粉末状の血液が砂のようにこぼれた。血液凝固による即死である。

調査を続けるうちに、二名の生存者が発見される。一名はアル中の老人、もう一名は泣き叫ぶ赤ん坊であった。

微生物を調査する研究所に、4名の研究者が集まった。リーダーは先ほどのストーン博士でダットン博士とさらに外科医のホール博士、女性のレヴィット博士が加わる。

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病原菌のコードネームをアンドロメダとし、病原菌の性質と弱点を探すことに全力が傾けられた。ヒントは二名の生存者である。

病原菌が狭い範囲のPH(水素イオン濃度)でしか生きられないことが判明した。つまり、アル中の老人の血液は酸性に、泣き叫ぶ赤ん坊は過呼吸のためアルカリ性に若干片寄っていたために生き残った。

アンドロメダは2ミクロンの大きさの細菌であることが分かった。

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核酸もアミノ酸もない結晶状態で、変異を繰り返しながら激しいスピードで増殖してゆく。この細菌が気密室のパッキンを食い破ったことから、核爆弾のスイッチが入ってしまう。

この研究施設は万一細菌が漏れた時に自動で核爆弾が作動するようになっている。唯一解除キーを持っているホール博士が、鍵穴を探して研究所内を走り回る。

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【レビュー】

実は核爆発によって所員全員が死んでしまうことより、爆発の膨大なエネルギーを細菌が吸収し、爆発的に増殖する危険性があることが推測されている。

この物語の中で大変興味深い仮説が出てくる。オッドマン仮説と言われるもので、研究などのグループを組む場合、専門外の1名を加えることによって研究が効率的進むと言う理論である。

この仮説には「独身の男性が核制御の意思決定に優れる」も含み、専門外の1名でかつ独身男性は、外科医の
ホール博士になっている。

彼はこの物語で大活躍する。現実社会においては、グループを組む場合異性を1名入れると意見の幅が広がり有効であると言う話は聞いたことがある。

物語の後半において、村に落下した人工衛星は、実は宇宙空間から未知の微生物を収集し、新しい細菌兵器を作り出す目的のための道具であったことがバレてしまう。

そうでなければ、砂漠の地下にこれだけ大規模な研究所を作る予算が下りることはない。ストーン博士はこれにも関与していた。彼は仲間から非難をあびる。

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核爆弾の話がしばしば出てくる。汚染された村を焼き払うのに核爆弾を使うことが提案されたり、細菌研究所を吹き飛ばすのも核爆弾である。

40年以上前はまだ核アレルギーは今よりやや低かったように感じる。今では放射能をまき散らす最悪の兵器であり、どんな時においても使用することは出来ない。

最後に、こんな出来事がいつかは現実におきるのではないかと思わせる。未知の細菌やウィルスはまだ地球上には沢山いると思うし、安全なものでも突然変異によっていつ有害になるかわからない。

おーこわ!!

辰々

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