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映画「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」感想・評価:薬物中毒から猫のおかげで更生した路上青年の物語

サマリー


2017年日本公開のイギリス製作ヒューマンドラマ
監督 ロジャー・スポティスウッド(007トゥモロー・ネバー・ダイ、エア★アメリカ、ボブという名の猫 幸せのハイタッチ
原作 ジェームズ・ボーエン「ボブという名のストリート・キャット」
出演 ●ルーク・トレッダウェイ(タイタンの戦い、ボブという名の猫 幸せのハイタッチ
●ルタ・ゲドミンタス(ボブという名の猫 幸せのハイタッチ
●ジョアンヌ・フロガット(ボブという名の猫 幸せのハイタッチ
●アンソニー・スチュワート・ヘッド(ボブという名の猫 幸せのハイタッチ

キャサリン妃がプレミアに来場!『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』予告編

 

茶トラの可愛いオス猫が出て来る「奇跡と感動の実話」だ。薬物に溺れ、どん底まで落ちたストリート・ミュージシャンがボブという名のノラ猫に巡り合い、人生のセカンドチャンスに気づく。

ジェームズ・ボーエンが書いた「ボブという名のストリート・キャット」はイギリスで150万部以上のベストセラーなった。シリーズ物も合わせると1000万部を超える大ヒットだ。

猫好きの人には堪えられない、それ以外の人にも楽しめる作品だ。映画には実際にボブ猫も出演している。ほんわかとした感動の秀作に触れてみてはどうか・・・。

話の筋は、家庭環境の問題からジェームズ(ルーク・トレッダウェイ)は薬に手を出してしまう。彼はそれを止めることが出来ず、どんどん落ちてゆく、最後は路上生活者だ。

彼はストリート・ミュージシャンだがまともに歌を聞いてくれる人は数少ない、ゴミ箱をあさったり、道路で寝たりと日々生きてゆくのに精一杯だ。

ジェームズはしばらく薬を絶っていたが仲間のバズから誘われ、またやってしまう。車の中でこん睡状態のところを警察に捕まる。ソーシャルワーカーのヴァル(ジョアンヌ・フロガット)は彼を今度こそ更生させるため住居をあてがう。

久しぶりの屋根の下での生活に今度こそ薬から抜け出そうと決心する。そんな時に窓から茶トラのオス猫が迷い込んでくる。彼は自分だけでも生活が苦しいのに猫は飼えないと、猫の持ち主を探すがみつからない。

猫の面倒をみているとジェームズになつき離れない。隣に住むベティ(ルタ・ゲドミンタス)が遊びに来て、猫の名前をボブと名付ける。そこからジェームズとボブの不思議な関係が始まる。

ある日、路上ライブに出かける時にボブがついてきて離れない。仕方なくボブと一緒にギターの弾き語りを始めると不思議なことに人々が彼の周りにやってくる。久々の大盛況でお金を稼ぐことが出来た。それ以来ジェームズとボブのコンビは人気者だ。

ところがそこにバズが現われお金をせびる。食費に使えと少し渡すが、彼はそのお金で薬を買う。その夜にバズが倒れているのを発見するが残念ながら亡くなっていた。

それからツキがなくなったのか、離れている父の家のクリスマスパーティに訪ねても、パーティをぶち壊してしまう。そして、路上ライブも禁止されてしまう。さらに、かつて薬をやってたことがベティに知られ絶交となる。

彼は収入の道を閉ざされボブと家に閉じこもるが、お金が底をつきかける・・・。果たして彼はどうなって行くのか。

その後のストーリーとネタバレ

彼はこっそり路上ライブを始める。そして雑誌の路上販売の仕事も始める。ジェームズはボブと出会って変わり始めていた。

彼は断薬の決心をソーシャルワーカーのヴァルに話す。彼は合法的にメタドン(ヘロインの解毒と維持療法に用いられる)を使用していた。ヴァルはメタドンを止めるのはヘロインよりきつい。最悪の風邪を100倍にひどくした苦しみが続くと言う。

1週間くらいは1時間に一回外に出たい欲求にかられる。外に出たら終わりだ。でもボブがいるならやり遂げられるとジェームズは答える。

絶交状態にあったベティが食料を調達をしてくれる。これで準備は整った、あとは実行あるのみ。そして断薬の死の苦しみが襲ってくる・・・彼は耐える。吐き気が激しく、体の震えが止まらない・・・・。

ジェームズは断薬をやり遂げた。晴れ晴れしい気分だ。そんなとき彼の記事が新聞に載る。動画サイトでも大人気だ。そしてジェームズとボブのコンビを本にしたいと出版社から声がかかる。

彼は必死に自分の実体験を本に書く。彼は本のイベントで述べる「誰にもセカンドチャンスは訪れる」「僕にはボブがいた」と。

「本は2012年に出版されベストセラーになる、ジェームズは路上演奏と雑誌販売を卒業」「自宅を購入し、現在はホームレスや動物の為の慈善活動に従事している」「今でもボブは彼の肩に乗っている」。

レビュー

心温まるドラマだ。うちにも猫ちゃんがいるんだけど、これがもの凄く可愛い。猫は不思議な生き物で、寂しがり屋なんだけど時には孤独を好む。

そこは犬とは違うところだね、ワンちゃんは四六時中甘えてばかりいる。この映画に出て来るボブはジェームズとぴったり合っている。動物は鋭い六感を持っていて信頼のおける人を見分けることが出来る。

そして飼い主の人生までも左右する力をもっている。親身になって付き合えばこんな優しい生き物はいないかもしれない。この映画にジェームズ本人は最後の方にチラッと出て来るから見逃さないように。

TATSUTATSU

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